美少女文庫 独立!お嬢様のアキバ帝国


5月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったのでレビューです。

秋葉原一帯はある日を境に、その名称を「アキバ帝国」と名を変え、まさかの独立宣言を行なう所から物語は始まります(汗)
そして、そのアキバ帝国の国王となったのが主人公…。
勿論、そんな大それた真似を思い立ったのは主人公ではなく、主人公の従妹である「一橋 莉奈」(ひとつばし りな)であり、それを支持した幼なじみの祖父であるかつての大物政治家らの後押しがあっての事。
かくして主人公たちのアキバ帝国は、世の中に影響を与える存在になっていくという展開です。

…うーん、何か違う気がするけどうまく説明できない(汗)
まぁ、いいか…。

登場するヒロインは、主人公の従妹「莉奈」以外に、幼なじみの「興津 夏実」(おきつ なつみ)がいます。

莉奈は、主人公の従妹で今までアメリカに住んでいました。
アメリカの大会社の娘でもあり、この若さで自身も会社経営をしていたりと能力の高さを見せます。
今回の独立騒動の張本人でもあります。

夏実は、主人公の幼なじみです。
学園ではお堅い生徒会長であり、オタクなものを排除していますが…実は裏の顔が…。
性格は分かりやすいくらいのツンデレ系で突っ込み気質な面があります。


この作品…、タイトルや序盤を読んだ印象としては「おバカっぽい」ノリなのかなぁなんて思ってましたが、話が進むにつれて結構ちゃんとしてました(汗)
てっきりこういう作風なら「えすかれ」でもいいんじゃないかなとか思ってたけど、しっかりストーリーがあって、「あれ?」って感じに(汗)
このギャップにはいい意味で騙された感じですねぇ。
まぁ、最初の頃のノリで突き進んでもそれはそれで良かったかもしれませんが(汗)


展開的には、アキバ帝国を立ち上げて何故かふたりが王妃という事でHな事をし出す様になる流れでしょうか(汗)
なぜこんな事が出来たかと言うと、主人公の存在が大きいんですね。
何と主人公の祖父は現役総理(汗)
しかし、主人公自体は周りの2人に押されっぱなしで、既にお飾り国王状態ですが(汗)

この主人公、殆ど空気状態でHだけしかしていないのではと思う程…。
まぁ、終盤ではかろうじて主人公らしいところを見せますが、一瞬の輝きだなぁ(汗)

そんな主人公だったせいか、思ったよりも早くヒロインたちが自分の好意を示す事もあり、Hに至る展開がかなり早かったのが印象的ですね。
いかにもツンデレな夏実も早々に覚悟を決めて、積極的に行動を起こすのが意外だったかな。
もう少し二の足を踏むかと思ったんですよね、彼女の様なタイプのヒロインって(汗)
でも、その分テンポがかなり速くて、小気味良いリズムで進行していくのは読みやすくていいと思います。

国民服をメイドか巫女かで揉めたり、突如、至高かつ究極のエロゲーを自分たちで製作しようとしたりととても国を運営しているとは思えない部活の様なノリも、この作品ならではですね(汗)
その過程でHな展開に…、というのはお約束ですよね♪

このまま、莉奈と夏実の主人公を巡るラブラブバトルで終始するのかと思いきや…、中盤辺りから少し状況が変わっていく事になります。
ここでの展開などは、それまでの雰囲気とは少し違っており、それまでただのエロ爺の様な存在だった夏実の祖父や主人公の祖父らとの思惑などが絡み合っていく事になります。
このアキバ帝国、発足もそういった人間の思惑の中に存在する行動であると知る事になるんですが、それまでもノリがよくて読みやすい作品でしたが、ここらからグッと深みが増して読み応えが増してくる事になりますね。
…こういう方向に行くとは思ってなかっただけに新鮮でしたねぇ。

勿論、ストーリー性がある分、H度は下がるのかと思いきや、序盤からHもあるのでHも物足りなさは感じないのではないかなぁ。
個人的には、莉奈より夏実のキャラクターが好みでしたね。
表向きの顔と本当の顔のギャップもさることながら、かなりの妄想癖があるところがいいですね♪

主人公の肉棒を実際に握って擦りたてながら、自分の中に入ってもこんな風に動くのだろうかなど妄想しながら手を動かし続ける姿は愛らしいですね♪
初めての場面でもバックから陵辱の様に貫いてほしいと懇願し、妄想していたシチュエーションでの行為を再現するなど中々のつわものです(汗)

更に前述のメイド服か巫女装束か揉める過程でのH比べやエロゲーのためという名目でのHなど盛りだくさんですね。
最初のHシーンから、スク水だったりとコスチュームプレイが多かったのも
個人的にはアキバを舞台にした、らしい展開がもっとあれば良かったかなとも思いましたが、これでも十分過ぎるかな(汗)

特徴としては、必ず莉奈、夏実を交えたHのみという点でしょうね。
他の同著者作品では複数ヒロインの作品はなかったですので、新鮮ではありますね。
ふたりなので、軽くレズチックな行為(精液を口移しで飲むなど)あったりとまた違ういやらしさがあります♪
それに今作の様な作品ではヒロインがひとりではちょっと広がりにくいかなと思うだけに、妥当ではあるのではないかな。
個人的には別にHシーンがなくても運営スタッフとかでもうひとり、ふたりいても良かったのかなとは思いますけど、そんなに入りきらないか(汗)

挿絵は「犬洞あん」さんが手がけています。
この組み合わせはもうお馴染みで安定感ありますねぇ。
夏実のおでこの出し具合が何か良かったなぁ♪
H時の熱っぽい表情が妙ないやらしさを感じさせます。
ラストのイラストも幸せそうな雰囲気が出まくりで印象的なシーンですね。

全体的に前作の「お兄ちゃんのこと、好き好き大好き好き好き」に比べると、ちょっと大人しくなったかなとは思いました。
まぁ、あれは迫力というかもう、ちょっとおかしいから比較対象にはならないですけども(汗)
あれほどは濃くないので、読みやすくなってより万人向けになった印象かな?
ストーリー性が今作は強くなっている影響もあるんでしょうね。

楽天はこちらからどうぞ
【送料無料】独立!お嬢様のアキバ帝国

DMM 電子書籍版ダウンロードはこちらからどうぞ
独立! お嬢様のアキバ帝国

ブログランキング参加中です。
よろしければ応援お願いします♪
関連記事