あとみっく文庫 俺のフラグはよりどりみデレ

俺のフラグはよりどりみデレ (あとみっく文庫)
栗栖ティナ
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ちょっとしたドジで聖エスタド学園へと転入することになった涼邑遼人。新たな生活に期待する彼だが、そこはお嬢さまやツンデレ、クーデレなどの「属性」を持つ女子たちが通う女子校だった。一癖も二癖もある女の子-「ヒロイン」たちの「主人公」となった遼人は、彼女たちの行うバトルに巻き込まれていき…。

3月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったのでレビューです。
手に入れるのが遅れたために4月になってしまいましたが、気にしない(汗)
*更にブログ記事消滅の影響で掲載が遅れました、ごめんなさい(汗)

主人公はとある失敗によって、前の学園から聖エスタド学園に転入する所から物語は始まります。
しかし、その学園は共学とは名ばかりの女子校同然であり、更にそこに集められた女子たちにはある特徴が…。
そして、主人公もまたある秘密があった事で、女性陣を巻き込んだバトルが行なわれる事となるという展開です。


登場するヒロインは、かなり多く…。
最初に出会う事になる「桜小路 詩音」(さくらこうじ しおん)
主人公の幼なじみ「響 美緒」(ひびき みお)
学園長の「萩野 翠」(はぎの みどり)
クラス委員長「宮下 智子」(みやした ともこ)
クラスメート「周防 藍花」(すおう あいか)
クラスメート「七海 絵里奈」(ななみ えりか)
クラスメート「小林 樹里」(こばやし じゅり)がいます。

詩音は、主人公が学園にやってきて初めて出会った美少女です。
会ったばかりの主人公になぜか好意を寄せてきます。
お嬢様の様な育ちのよさと甲斐甲斐しさを感じさせますが、ある秘密が…。

美緒は主人公の幼なじみです。
とは言え、長年の間会っていなかったためにあまりそういう感覚は薄いです。
活発な性格で、主人公にはかなり手が出ます。
分かりやすいツンデレな面もあります。

翠は、聖エスタド学園の学園長です。
また主人公の親戚でもあり、彼女に誘われて主人公はこの学園にやってきました。
性格はおっとりしており、母性的で独特のペースを持っています。

智子は、主人公のクラスメートで委員長でもあります。
問題児の多いクラスをまとめようと奔走しています。
生真面目でルールを破るような事には厳しいです。

藍花は、主人公のクラスメートで主人公の隣の席でもあります。
殆ど寡黙で表情を変えないなど、感情をあまり出さないです。
とは言え、冷たい訳でもなく静かに助けを出したりする面も。

絵里奈は、主人公のクラスメートです。
賑やかなキャラクターでクラスのムードメーカー的な役割をしています。

樹里は、主人公のクラスメートです。
男勝りな言動をし、喧嘩っ早い不良生徒の様なキャラです。
一番早く主人公に「現実」を見せたキャラでもあります。


展開的には、主人公はこの地にやってきてすぐにここが普通でない事を知る事になります。
それはそれこそ「現実(リアル)じゃない」と言いたくなる程です。
ぼかした書き方で分かりにくいとは思いますが…(汗)

読んでてかなりの急展開で「え?」となってしまいました(汗)
少なくても読む前のイメージであった、明るくコミカルでHな話という物ではありませんでした…。

主人公はある能力に近いものを持っており、それによって振り回される事になります。
ある能力とは「フラグ」を立ててしまうというもの(汗)
道を歩けば美少女にぶつかったり、転べば近くの子を巻き込みよからぬ場所を触ってしまうなど、いかにもお約束な展開を引き起こしてしまう体質なのです。
「フラグメイカー」と呼ばれたのも頷ける程に主人公の周囲ではそんな事が日常茶飯事として起こる訳です。
でも、理解できない状況が起きるたびに「現実(リアル)じゃない」と口にするのはちょっとくどいかな(汗)

冒頭でも、それがきっかけで詩音と出会う事になる訳ですが、遅刻しそうで走ってたら角を曲がった先でぶつかるとかフラグすぎますね(汗)

しかし、それだけならただの恋愛イベントな訳ですが、その後に起こった事が普通ではなかった訳です。
それは学園内でも同様であり、単なる女子校状態とは違う事になります。

そんな聖エスタド学園では、あるルールが存在しています。
それは「闘争」(ロッタ)と呼ばれるものであり、生徒同士で勝負をし、揉め事を解決するというためのものです。
始めは、主人公を巡って何故か詩音と美緒が料理勝負で争うなどほのぼのしたものなのですが、物語が進むにつれてドンドンその闘争の激しさを知る事になります。

ここまで来ると、もうバトル物かと思わせる様なシーンがドンドン出て来る事に…。
そこには学園の女生徒たちに共通の秘密があるためなんですが、ここら辺はどんな設定だよと言う急展開さです(汗)
更にそれに関係するかのように主人公にもある秘密が明らかになり、それを使って戦う事になるという…。

…私、この設定を読んで某ゲームみたいだなと思ってしまったんですが(汗)
ヒロインから力を引き出して戦うみたいなのは似ているしなぁ…。
しかし、それをHな事の理由として使っているのはさすがだなと思いましたが。

でも、何と言っても今作の見所は詩音でしょうねぇ…。
他の設定をぶっ飛ばす程の印象がありますね。
あの変化っぷりは、かなりキテいます(汗)
この変化については、ぜひ読んでみて、彼女の姿を見て頂きたいですね。

Hシーンは、詩音、美緒、智子、樹里の4人がいます。
意外にもサブキャラぽい委員長の智子も入っていたのは、驚きました。
全員と本番までしている訳ではないんですが、それなりにHな姿が見れたのはいいかな。
とは言え、欲を言えばもう少し欲しかったけどストーリー重視だから仕方ないかな、そこは。
あれだけフラグ立てれるんだから、もっと出来そうですけどね(汗)

個人的には樹里が良かったですね。
男勝りで勝気な彼女ですが、実際は男性経験なくても、経験しているかの様な態度にしたいのだろうけどバレバレなのがいいですねぇ♪
可愛いと言われて、異様に取り乱す姿も♪
普段から女らしくないと気にしているだけに、こういう言葉に過剰反応するのがニヤニヤしちゃいます。
…またフラグ立てたな、主人公(汗)

挿絵は「火曜」さんが手がけています。
どうやら初の挿絵という事みたいですね。
個人的な印象としては、「あとみっく文庫ぽいなと言うか、ラノベっぽいな」という印象ですね。
実際、一般ラノベ色の強いあとみっく文庫ですが、今作も更にそれに拍車がかかっているだけにぴったりかなと思います。
メリハリのある絵柄なので、印象の強い作風に負けない力強さもあるかな。

でも、個人的にちょっとと思うのは、詩音のキャラでしょうか。
彼女の目の中央に光があるのが普段目にするキャラにはあまり見ないせいか違和感が強くて(汗)
他のキャラは普通の瞳の光は中央でないんですが、彼女だけなんでまた目立つ…。
慣れの問題かなぁ、これは。
バトル要素の強い作品でもあるので、どう描くのかも期待。

全体的にはかなりラノベ色が強くHなくても成立しそうな印象の作品でした。
思いっきり、続きがあるであろうと感じさせる終わり方だっただけに恐らくまだ続編があるでしょうね、あとみっく文庫だし。
今後、どうなっていくのか気になる展開ではありますね。
話的には、詩音と美緒の2強がメインヒロインを争っていく感じだけど、更に新キャラが出るのか期待ですね。

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