なごみ文庫 真・恋姫無双 萌将伝 短編集1

真・恋姫†無双~萌将伝~ 短編集 (なごみ文庫)
糸井健一 天草白 水無瀬さんご
ハーヴェスト出版
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ひょんなことから子供の姿になってしまった一刀。「かれーらいす」「ぽーたぶるげーむの通信対戦」「どっじぼーる」…小さな一刀の口から次々と発せられる天の国の言葉に困惑する三国時代の英傑たち。だが、「どっじぼーる」のルールを耳にした瞬間、彼女たちの目の色が変わる。当初、和やかな雰囲気のなか行われていたドッジボールは、やがて…(『小一刀(著/糸井健一)』より)。他に4編収録。

3月発売のなごみ文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

*なごみ文庫は、アダルト要素のないレーベルですが、一応原作がアダルト作品なのもあり、掲載しています。
まぁ、単に私が恋姫無双が好きってだけなんですが(汗)

さて、今作品はタイトルでお分かりの様に原作版の「萌将伝」を元にした短編集となっています。
と言っても、萌将伝のストーリーをノベライズ化したものではなく、萌将伝での主人公の元に魏、呉、蜀の武将が一同になって平和に暮らしているという原作版設定のベースを使ってオリジナルの短編が収録されているという事ですので、原作版をプレイしていても問題なく楽しめますのでご安心を。

なので、今作は魏、呉、蜀の三国にいずれかに偏った作品ではないです。
…でも、表紙絵は曹操(華琳)であり、中のキャラ紹介も魏のメンバーのみという扱いなので、やや魏よりとも言えなくはないかな(汗)

収録されている作品は…。
・「小一刀
何と怪しげな化粧箱を開けた事で主人公が子供の姿に!?
思考も子供に戻った主人公の言う現代用語に、三国の面々は困惑状態(汗)
しかし、ドッジボールの説明を聞いた面々は勝負事と知って興味を示し…。

・「進め! 本郷隊
本郷隊の面々は、とある温泉を目指して奔走する事に。
しかし、それを聞きつけた他の武将らも温泉を目指し、激しい火花を散らす!?
それには、ある理由があり…。
無関係な存在が強いというお約束がここでも(汗)

・「一刀奪還作戦
五胡の襲撃を三国連合軍で撃退に当たる本郷隊と呂布(恋)たち。
恋の獅子奮迅の活躍もあり、撃退もうまくいっていた最中、主人公の身にピンチが…。
自身のミスで主人公を危険な目に合わせたと猛省する恋は単身、主人公を助けに向かうという流れです。

・「乙女はボクに変してる
華琳の思いつきで、武力や知力だけではなく、女としての魅力を身に付けさせろとの無理難題を受けた主人公…。
そんな難題を押し付けれた主人公は、確かに魅力不足な感のある桂花、希衣、鈴々の3人を教育する事となるも、一筋縄ではいかなく…。
一番ヘンなのはあの人でしょう(汗)

・「馬超、排水の陣
水軍の強化を兼ねた三国共同訓練にて、武将にあるまじき失態を晒してしまった馬超(翠)。
しかし、周りの囃し立てに言い訳を重ねた翠は、もはや引くに引けない状態になってしまい、主人公に泣き付く事に…。
排水って…、背水の他におもらしとかけているんでしょうか(汗)

以上の5本が収録されています。

読んだ印象としては、やや魏の存在感が強く、次点が蜀、呉と続く感じですね。比率では5:3:2くらいかなぁ。
実際、呉の面々は登場してはいますが、話のメインである事はなかったですし(汗)
表紙も華琳ですし、小一刀のページ数は他の作品の約2倍と扱いの違いは明らかです。
まぁ、これは仕方ないと言うか、バランスでこうなったのかなとは思いますけどねぇ。
萌将伝は全ヒロインが一緒で尚且つ、大人数なために、満遍なく登場させるのが難しいんですよね。
それは、別レーベルのファミ通文庫版でも同様ですし。

呉の面々が好きな人には残念ですが、短編集「1」とあるので、今後シリーズ化する様なので、そちらに期待しましょう。
*近日、「2」が発売予定になっています♪

個人的に良かったのは、「小一刀」ですね。
ここでは、子供になった主人公を相手にする、華琳や冥琳の姿が特に印象的ですね♪
見た目もあって、冥琳は母親みたいな感じが出ており、挿絵の効果もあって魅力的でしたね。
話的にはあまり出番がなかった彼女ですが、ここで一気に存在感を発揮していますね。
華琳の場合は、どちらかと言うと姉の様な感じですね。
実際、お姉ちゃんと呼ばれてましたし。

どちらかと言うと、賑やかでコミカルなストーリー展開である各作品の中で毛色の違う作品は、「一刀奪還作戦」です。
こちらは、かなりシリアスな印象が強い作品となっています。
まぁ、こういうノリの話もひとつくらいあった方が全体が引き締まるとは思いますから、アリだと思います。
挿絵の大人っぽい感じがまた合っていると思います。
恋をメインとした内容で、彼女は言葉数の少ないキャラクターなのですが、その分、心情が多めに含まれており、彼女の主人公を大切に想う気持ちを描写しています。
まぁ、三国連合軍と言いながらここでも呉が全く出てこないのは何とも(汗)

今作は、複数の著者と挿絵で構成されているのも特徴ですね。
それぞれ…。
「小一刀」は著「糸井健一」さん、挿絵「稲垣みいこ」さん。
「進め! 本郷隊」&「一刀奪還作戦」は、著「天草白」さん、挿絵「桐野霞」さん。
「乙女はボクに変してる」&「馬超、排水の陣」は著「水無瀬さんご」さん、挿絵「若月さな」さんがそれぞれ手がけています。
ちなみに表紙絵の華琳は「稲垣みいこ」さんです♪
稲垣さんの華琳は、優しさが原作よりも強く出ている感じがまた違う魅力でいいですねぇ。

どの話も恋姫らしさが出ており、楽しめました♪
あのキャラが出ていない、とかと言う人も当然いるでしょうが、こればかりは仕方ないですね(汗)

個人的には、主人公の世界の話を元に起こるドタバタ劇なんかをもっと見たいですね。
この世界に持ち込んでみたら、どういう科学反応が起こるか興味がありますねぇ。
それに似たのが、今作ではドッジボールを出した「小一刀」な訳ですが。

短編集2では、呉も出番がありそうなので、期待しています♪


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