Harvest novels 天使達の午後 Season 2001


もともと女子校だった『聖エレノア学園』。大輔は仲良しだった幼馴染みと学園生活を送るため、共学へ制度が変わると同時に転入を果たした。結果、同学年は男子が自分だけ、というオイシイ環境に置かれる事に…。だが、三人の幼馴染みは大輔に冷たい素振りで…。困惑する大輔に、突如『悪魔』が現れ、凌辱の世界へと誘い込むが…。

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

舞台は元々は女子校だったものの、最近共学になった「聖エレノア学園」。
主人公は、ここに入学していた3人の幼なじみと学園生活を送りたい一心で共学になったばかりの学園に転入をします。
その結果、主人公は学園の同学年では男は主人公のみな状況。
しかし、幼なじみを追って転入した主人公に待っていたのは、かつての態度とは真逆な3人のきつい態度…。
困惑し、現状を嘆く主人公に忍び寄ったのは、何と「悪魔」の存在…という展開です。

登場するヒロインは、
上記の3人の幼なじみ
「鳴神 藍花」(なるがみ あいか)
「天城 由宇」(あまぎ ゆう)
「羽山 巴」(はやま ともえ)

他には後輩の「森永 奈央」(もりなが なお)、クラスメートの「弓月 桃子」(ゆみづき ももこ)、校医の「ソフィア」、担任の「乾 真希」(いぬい まき)がいます。

藍花は、主人公の幼なじみです。
学園では保健委員に所属しています。
優しく明るい性格なのですが、主人公の前では態度が違い、子供扱いの口調でからかってきます。

由宇も主人公の幼なじみです。
学園では文芸部に所属しています。
男勝りな性格で主人公には平手打ちまでする始末(汗)

巴も主人公の幼なじみです。
学園では新体操部に所属しています。
我がままな事を主人公に無理強いさせます。

奈央は、主人公らの後輩で水泳部に所属しています。
男性が身近にいないせいか?主人公に好意を持っており、憧れている様です。

桃子は主人公のクラスメートです。
演劇部に所属していますが、主人公にいつも名前を覚えてもらえないのが不満です(汗)

ソフィアは、学園の校医であり、シスターもしています。
アメリカ出身で陽気な性格で接しやすいキャラクターでもあります。
シスターですが、結構大胆な事も口にする面もあります。

真希は、主人公のクラスの担任です。
学年で唯一の男子である主人公を気にかけています。
ソフィアとは友人でもあります。


展開的には、急に態度が変わった3人にきつくされてしまう主人公が悪魔と出会い、協力を受け入れる事で抑圧されていた怒りなどが表面化し、女性たちを陵辱するという流れです。
これだけだと3人の幼なじみのみがターゲットかと思いきや、悪魔と同化した主人公は、学園に出向き、狙えそうな獲物を物色する訳です。
序盤こそは、そんな行為を行なっているのは夢の中の妄想であると思いこんでいる主人公でしたが、徐々にそれが現実である事を知る事になっていきます。

悪魔という存在は急すぎて違和感がありますね(汗)
また、この悪魔が序盤の登場こそ威厳ありげですが、この悪魔の行動の動機がまた微妙と言うか、妙に人間臭いと言うか、ある意味悪魔らしいと言うべきか…。
更に悪魔だけではなく、別の存在もあり…。

読んだ印象としては、正直普通の物語だったのを悪魔などの要素を入れて、引っ掻き回した作品だと思いました(汗)
だから個人的にはこの作品、あまり評価は高くなく微妙と言わざるを得なかったです。
ただ悪魔たちの都合で、おかしな風になってしまった主人公たちのお話ですね。

ラストらへんで、なぜ幼なじみ達の態度がきつくなったのかが明らかになるんですが、その理由が何とも微妙…(汗)
よくこの理由でここまで引っ張ったなと言う感想ですね。
しかし、これだけでは引っ張りきれないから、悪魔などの存在を付与したのではないかと思ってしまいます。

陵辱作品なので、陵辱シーンはかなりあり、紹介した全ヒロインを陵辱しています。
教師らは経験がありますが、他の学生らは経験はないので、強引に破瓜させられる事になります。
巴に至っては、新体操に使う棍棒(クラブ)を突っ込まれての破瓜という酷い事に(汗)

普段は大人しく幼なじみに虐げられている主人公ですが、この陵辱シーンでは主人公の性格はドンドン悪くなっていきます。
「僕」が「俺」になったり、表情にも変化が出てきます。
まぁ、百歩譲ってきつく当たられた幼なじみの3人は分からなくもないですが、それ以外は全く主人公にきつく当たった訳でもないヒロインたちも陵辱されてしまうのは可愛そうな話ですよね(汗)
幼なじみら以外は基本1回のみの登場になり、その後は姿を見せなくなります。
使い捨てに近い扱いですね(汗)

当然幼なじみは1回で済ます訳も無く、数回に渡って陵辱は行われます。
皆、強引に陵辱されるんですが、何故か巴には結構きつい行為を行なっている印象が強いです。
クラブによる破瓜に始まり、乳首にピアスをつけるために、千枚通しを使って乳首に穴を開けるシーンは描写だけでもかなりのきつさでした(汗)
…そんなに嫌いだったのだろうか、主人公は。

意外だったのは陵辱に悪魔は基本的に介入してこなかった事です。
てっきりもっと特殊な能力で、ヒロインらを淫らにしてしまったりするかと思ったんですが、そういう展開はなかったですね。
…尚更、悪魔の存在の意味が薄れる気がします。
特に悪魔の目的を考えると、ヒロインの感度をあげて、絶頂に達しさせるなどの行動をしてた方が良かったのではないかと思うんですがねぇ。

挿絵は「磯野智」さんが手がけています。
原作版の画像をそのまま使っている訳ではなく、原画にトーン処理なんでしょうか?
古い作品というものあってか、最近では規制もあり、ぼかしの強い局部の描写が比較的はっきり描かれていますね。
そのせいもあってか、わりと生々しさも感じられますが局部以外はわりとあっさり目かな。

全体的に、キャラクター、ストーリーがそんなに厚みがない印象がありますね。
陵辱度も行為自体は(特に巴に)やる事やっているのですが、何故か重さはさほど感じなかったです。
これはラストの展開によるものも大きいのでしょうが…。
そういう事もあり、物足りなさが強いのが正直な感想です、私は(汗)
あまり悪くは言いたくないんですが、私的には平均よりやや低い評価ですね。


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