Paradigm novels 恋愛催眠 ツンな彼女がデレる催眠


城羽鳥学園に通う大川匠はある日、行き倒れていた老人を助け、そのお礼として魔法の百円ライターを渡される。そのライターは、催眠をかけ、相手の本心を引き出すことができるのだという。半信半疑ながらも幼なじみのつぐみに使用したところ、効果はてきめんで、恋に素直な少女に変身した。そうして、仮の彼氏として付き合うことになった匠は、彼女のあがり症を治すべく、催眠をかけ、エッチをすることで克服しようとして…。

2月発売のパラダイムノベルスの新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は責任感が強く、度々人助けをするためにお節介を焼いてしまう性分ですが、周りの人間からは煙たがれる事もあります。
そして、ある日もクラスメートの揉め事に入っていった事で、主人公は結果として逆に孤立気味になる事になってしまいます。
自分の無力さに腹が立つ主人公は、行き倒れていた老人を助ける事に。
感謝した老人はお礼として、主人公に「ドミネイト・ファイア」と言うライターを渡します。
老人いわく、それは魔法のライターであり、催眠をかけ、相手の心に働きかけ、本音を引き出す事ができる物であるという。
半信半疑な主人公は、幼なじみの「逢坂 つぐみ」にライターを使っていると、確かに効果がある様で彼女と仮の恋人の様な関係になる事に成功してしまうという展開です。

登場するヒロインは、つぐみにクラス委員長の「天堂 千鶴」(てんどう ちづる)、風紀委員の「御神楽 刹」(みかぐら せつ)、クラスのマスコットの「玖鳥谷 風香」(くどりや ふうか)、クラスメートの「野々山 琴子」(ののやま ことこ)がいます。


つぐみは、主人公の幼なじみです。
両親からは半ば公認の関係と思われていますが、本人はそれを否定しています。
しかし、内心では…。
また極度のあがり症であり、人目を浴びると身体が動かなくなってしまいます。
恋愛催眠

千鶴は、クラス委員長です。
名家の出であり、お嬢様でもあります。
完璧主義な所があり、それゆえ全て自分でこなさないと気が済まない面があり、他人を頼るという事を善しとしません。
プライドも高く、高飛車な面もありますが、傲慢ではなく、人付き合いも心得ています。
恋愛催眠

刹は、風紀委員です。
一代で財を成した両親を持っています。
見た目とは裏腹にかなりの毒舌家であり、プライドが高いです。
気に入った相手を苛めてしまう面もあり、本心を悟らせないように悪ぶっている所も。
恋愛催眠

風香は、天真爛漫なキャラクターでクラスのマスコット的存在です。
何故か主人公を「お兄ちゃん」と呼び、慕っています。
反面、寂しがりやであり、ワガママな一面も。
恋愛催眠

琴子は、何故だか存在感が薄く、気づかれない存在です(汗)
それはクラスメートは言うに及ばず、果ては家族にまで…。
しかし、何故か主人公は琴子を気づくので、一緒に行動を取る事が多いです。
コミュニケーション能力は当然ながら乏しく、そのせいで考えすぎるのか自分の思考が飛躍したりと暴走気味になる面も。
恋愛催眠

全体的な展開としては、ライター「ドミネイト・ファイア」による催眠を使っている作品ですが、陵辱的な感じではないので、そういうのが好みな人には違うかなと思います。
この作品の催眠は、言う事を聞かせるというよりも各ヒロインたちの抱えている不満やトラウマみたいなものを催眠で改善させて、催眠をきっかけに自分の本心に向き合って恋愛がしたくなるという意味合いのストーリーなので、それもあってダークな感じとは全く違うノリになっているのが特徴的ですね。

残念なのはキャラクターによって、ライターを初使用のシーンがごっそりカットされている事がある点でしょうか。
個人的には、こういうのは初回の反応とかが見たいと思うだけに…。
それに同時にHな事を済ませた状態って描写だけされているのは、ひどく勿体無い話だなぁ(汗)

そもそも主人公が孤立し出したのは、クラスでの痴話喧嘩が発端になっており、その結果、千鶴たちが「恋愛禁止委員会」を立ち上げた事によるものです。
皆当然反対かと思いきや、意外にもクラスの皆は流されるままで…。

そのため、まず主人公はつぐみにライターを使い、恋愛禁止委員会に反対をさせるために、彼女と恋人の様な関係になり、恋愛に対し、前向きにさせる様にしたいと考えます。
その中で、結果として彼女とHな事をしてしまう事にもなって行く訳ですね。
その後は、各ヒロインたちとライターを使いつつ、親しくなっていく流れですね。

この恋愛禁止委員会の発足の理由は、後々明らかになっていくんですが、理由がまた…何ともな(汗)

最終的には全ヒロインとハーレム的な感じになっていくために、メインヒロインが基本いない印象ですね。
恋愛催眠
途中までは何となく意外にも琴子がメインヒロインぽかったんですけどねぇ。
一番、全ヒロインの中で話がシリアスであった事がそう感じさせる要因でした。

また今作は、どうやら原作版とは少し構成が違っているとの事なので、原作版を知っている人には色々新鮮なのかもしれませんね。
まぁ、私はしていないのでどこがそうなのか分かりませんが(汗)
一応、公式サイトを見ると、ストーリーが確かに少し違いますね。
ノベルは、各ヒロイン⇒全員の流れであり、原作は全員⇒各ヒロインみたいな感じなのかな?

気になったのは、主人公のキャラクターですね。
何かどことなく空虚と言うか、他のキャラとの距離を感じる所がありましたね。
お人よしで、お節介というキャラクターである筈なんですが、それほど個性的な存在には見えないんですよねぇ…。
近い筈なのに、遠くに感じる事もあるという、薄い、軽いとはまた違った印象を与えるキャラクターでした。
個人的には、少し感情移入しにくいタイプだったかな(汗)

Hシーンは、それほどひとりの量は少なめですが、人数が多いのでそれでカバーしています。
催眠という事で、特異なシチュエーションでのHを期待する所ですが、基本的にはそれほどらしいシチュエーションはなかったかな。
今作の催眠は、そういうタイプではないですからねぇ。
それでも、つぐみのあがり症を改善させる中で楽器に見立ててのHな行為で音を奏でるというかなりらしいプレイがあったりします。
他には、図書室や遊園地のゴンドラ内でのプレイなどちょっと危ない場所での行為は多々ありましたね。
行為は、結構大人しめなものが多いのですが、シチュエーションで補っている印象でしょうか。
個人的にはもっとプレイのバリエーションは色々あって欲しかったです(汗)

原画は、「催眠生活」でもお馴染みの「ふさたか式部」さんです。
この人の絵柄は、催眠関係なく、どこか眠たそうな眼に見えるのは気のせいですかね(汗)
ポヤーンとしていると言うか…。
そういう意味では雰囲気に合っているとも言えますけどね。

当初は「催眠生活」と似ているのかなと思ってたのですが、どちらかと言うとメインヒロインを中心にしていた催眠生活に対し、今作は逆に複数なためか、だいぶ印象が違って見えました。
こういう作りだと各ヒロインの描写にページを使う事になるので、どうしても個々の描写が薄くなるので、ノベル版だと少し物足りなさも感じるかな(汗)

個人的には、全員を登場しても、メインどころを数人に絞って展開させても良かったのかなと思いました。
一番メインヒロインぽかった、つぐみが結構存在感がなかったのは残念(汗)
全体的に何かぼやけた印象があったは何でなんだろうなぁ…、「デレ」みたいな事を帯にも書かれてましたが、いかにもツンデレな娘もいますが、全員がツンデレとは言えないキャラなだけに、何でもツンデレでくくるのはちょっと強引かな。

個人的には、今ひとつはまりきれないモヤモヤ感が残る事になったのですが、これはノベル的にはしょられたりした事で伝わりにくくなっているのもあると思いますので、また原作版では受ける印象は違うんでしょうけどね。
ちょっと不完全燃焼かな、勿体無い(汗)


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