美少女文庫 お嬢様☆嫁入り抗争

お嬢様☆嫁入り抗争 (美少女文庫)
月乃 御伽
フランス書院

なびく黒髪に日本刀!?墨宵組の桜VS銀髪ツインテール&二丁拳銃、緋巴。街を二分する極道お嬢様が抗争付きでアナタを取り合い。「桜がパイズリしたげる」「緋巴の事、イジメていいんだからねッ!」極嬢ふたりの誘惑に、腹ペコ妹の空ちゃんまで加わって…波乱必至の嫁入り抗争、ここに開幕。

2月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので早速レビューです。

ある日、主人公は街で困っている2人の女性をそれぞれ助ける事から物語は始まります。
助けられた事に2人の女性は、それぞれ主人公に好意を持ってしまう事になります。
しかし、そのふたりは街を二分する極道、マフィアのお嬢様だったのです(汗)
元々ライバル関係にあるふたりは、組だけでなく、主人公を巡って熱い火花を散らすという展開です。

登場するヒロインは「桜」(さくら)、「緋巴」(あげは)、主人公の妹の「空」(くう)がいます。

桜は、極道の墨宵組長の娘です。
和装で黒髪といかにもな風貌で、基本的には礼儀正しく丁寧な口調です。
しかし、見た目によらず行動的な積極性もあります。
刀を常に携帯していたりでただ優しいだけではない面も(汗)

緋巴は、マフィアグループの娘です。
ロシアにルーツがあるのか、銀髪に白い肌で小柄な体型もあり、お人形の様な印象も与えます。
中々自分の感情を素直に出す事ができない不器用なツンデレな性格です。
こちらも二丁拳銃を所持しています(汗)

空は、主人公の妹です。
空腹になると動けなくなるという困った妹でもありますが、主人公は溺愛しています。
舌足らずなのか主人公を「にーたん」と呼んだりと幼さが強いキャラクターでもあります。
まぁ、実際幼いんですが(汗)


展開的には、常日頃ライバル関係にあるふたりのヒロインが主人公にそれぞれ惚れてしまった事で更にふたりの対立は深まり、主人公を取り合う流れですね。
そのアピールがドンドンHな方向にシフトしていくのはお約束ですね♪
片方とHな関係になった事を知った相手がそれを知って対抗心もあって、これまたHな展開に…って奴ですねぇ。

若干ここまでに至る時間が早いのではないかとは思いますが、元々一般人には警戒され、また距離を置かれていた人間だった彼女たちだけに特別扱いしなかった主人公の存在と言うのは確かに大きかったのかなとは思いますけどね。

そういう事もあり、王道の展開ですが元々今作は全体的にコミカルな作風ですので、これくらいの方が分かりやすくていいですよね。
しかし、物語はこれに留まらず、主人公の妹の空の存在が後々効いてくる事になります。
単なるマスコットキャラだと思っていた彼女にもまさかの展開があるとは…正直予想外でした(汗)

H後は、更にふたりの争いはヒートアップ(汗)
主人公を他所に、ふたりの主人公の包囲網は教室、自宅へと狭まっていく事になります(汗)

Hシーン的には、それぞれのキャラクターを活かした展開があります。
桜は、可愛い弟が欲しかったという事もあり、主人公を弟として可愛がる倒錯したプレイも展開されます。
更に主人公に自分を「お姉ちゃん」と呼ばせたりと、姉弟プレイが楽しめるのはいいですね。
勿論、実際の姉でも何でもないのですが、ちゃんと甘々な雰囲気がしっかり出ているので、甘えさせてくれる姉モノが好きな人には嬉しいのではないでしょうか。

そして緋巴とは、桜とは逆に主人公が「お兄ちゃん」と呼ばせる展開になります。
桜同様に、緋巴は兄という存在を求めていた事もあり、これまた兄妹プレイと化すのが特徴ですね。
一粒で二度美味しいうまい作りですよねぇ♪

それぞれ想い人であり、憧れの兄、弟と化した主人公に抱かれる事でもうすっかり蕩けちゃって呂律が回りません(汗)
どちらも呂律が回らない事もあって、赤ちゃん言葉の様な話し方になるのは、そういうのが好きな人にはニヤニヤすると思いますね♪
個人的には「せっくしゅ」とか妙に新鮮でした(汗)

どちらかと言うと、兄が欲しいと甘えたい願望の強いであろう緋巴の言動はかなり容姿もあって幼く見えます。
実際身体の成長はかなり遅く幼いんでしょうけどね(汗)

更に妹の空までもが主人公と幼いながらもHな事になってしまいます(汗)
まぁ、きっかけは家に桜らが上がりこんだ事によるものなんですが、元々秘めた想いに自身も気づいていなかったのが浮き彫りになってしまった格好ですね。
その想いを自覚した、ここら辺の空を見ると、天真爛漫だと思ってた彼女にも結構大変な過去があったのだなと…。
それゆえに兄にべったりなのも分からない訳ではないですねぇ。
でも、そんな空にクラスメートの渡した参考資料が同著者のデビュー作「は?れ部創立!」だったのは、どうかと(汗)

その後は、空まで交えた展開になっていきます。
行為もエスカレートし、ネコ耳メイドコスチュームに身を纏い、アナルを貫かれて精を放たれて絶頂するヒロインらは魅力的ですね♪

終盤はついにこの関係に決着が付くという、今までとは違って中々熱い展開になります。
今まで周りの状況に流されるだけであった主人公が、がむしゃらに奔走する展開は盛り上がる展開ですね。
生い立ちや相当な頭がいい分、どこか冷めた、諦めたところがあった感がある主人公が行動を起こすというのはいいですねぇ。
まぁ、私はそんなにこの主人公、頭良い?と思ってしまうところがありましたけどね(汗)

気になったのは、やはり主人公のキャラクターでしょうか。
桜たちの学園に特待生として入学できる程の学力の高さが唯一の取り得として語られていますが、正直そこまで頭の良さが必要な展開はなかったですね(汗)
特待生の特権で住まいが提供され、妹の学費がタダという事でこの学園に来たのですが、もしこれだけのためにそういう設定ならいらなかったんじゃないかと。
極道やマフィアの娘らというのは、もう学園では知らない者もいませんし、教師も怖がっているのだから、裏で手を回して、前述の特権をエサに強引に個々の学園に引っ張ってくる事も十分可能そうですしね。

挿絵はライトノベルなどの挿絵を手がけている「Yuyi」さんが担当しています。
可愛らしい絵柄で、全体的に年下のヒロインが多い今作では相性がいいのではないかと思います。
実際年上の桜も柔らかい表情をするだけに、甘えさせてくれるお姉さん色が出ているので、問題ないですね♪
すっきりした描線で比較的シンプルかもしれませんが、文とのバランスを考えれば十分かと思うレベルですので気になりませんね。

読み終わってみると個人的には、空の存在感が思ったよりあったのが意外でしたねぇ。
表紙絵はあんなにちっこい扱いだったのに、下手したら桜らヒロインを押しのける力を持っていますし(汗)


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お嬢様☆嫁入り抗争 上巻 極嬢の恋煩い レビュー

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