Harvest novels  Deep voice

DEEP VOICE (ハーヴェストノヴェルズ)
たかなみれい
ハーヴェスト出版

巧が目覚めたのは山奥の病院。鏡を覗くと左右の眼色が違っていた。それは、過去の出来事を再生する能力が備わっていることを意味して…。献身的な看護婦、優秀な医師、無邪気な患者…だが、巧は唯一、物言わぬ少女の存在が気にかかっていた。闇に浮かぶヴォイスに触れたとき、衝撃の物語が始まる…。

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公が悪夢を見て目を覚ました場所は山奥の病院。
そんな病院に主人公は事故にあって救急病院から移送されたと伝えられる事に。
怪我自体は問題がない主人公ですが、それ以外に気になる所があると分かり、この病院にしばらく滞在する事になります。
病院内で出会った数少ない患者、看護婦の中でも一際目を惹く存在の少女が主人公は気になる様に。
病院で過ごす内に主人公はここの人間の歪さを知る事に…という展開です。

…う?ん、ちょっとニュアンスは違っている書き方になったけど、私にはうまく書けないです(汗)
ちょっと独特な作品なんですよね、これは。
ジャンル的には「サスペンス」に入るのかな?

登場するヒロインは、看護婦の「織原 葵」(おりはら あおい)、同じく看護婦の「春日 碧」(かすが みどり)、患者の「くるみ」、「檜」(ひのき)、女医の「柳 妃呂子」(やなぎ ひろこ)、ルポライターの「尼野 亜紀」(あまの あき)の6人がいます。

*今回キャラ紹介の画像にアニメ動画版の画像を使いました。
最近ダウンロード版が発売された様ですが、そもそものアニメはビデオで2002年発売だったんですね(汗)
ダウンロード版になるまでに時間経ちすぎでしょう(汗)

葵は、この病院で働く看護婦です。
勝気な性格で主人公にはなぜかツンツンした態度を見せますが、患者のくるみには熱心に看病を行ないます。
基本的には元気で明るいキャラクターですが…。
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碧も葵同様に看護婦として働いています。
彼女の義父がここの院長でもあります。
性格は看護婦の鏡と言える程の物静かで献身的です。
Deep voice

くるみは、ここで入院をしている患者です。
まだ年幼く、あどけなさが残る少女です。
天真爛漫で人懐こい性格です。
なぜか主人公と葵を仲良くさせようとする節があります。

檜は、くるみ同様入院患者です。
くるみとは対照的なキャラクターで、言葉も動く事も殆どない状態です。
一見人形かと見間違うほど色白で生気を感じさせない程です(汗)
しかし、主人公とは何か関係があるのかわずかな反応を見せる事もあり、謎の多いキャラクターと言えます。
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妃呂子は、女医で主人公たちの診察を行なっています。
しかし、独特の価値観を持っており、興味のない患者は診ないなどクセのあるキャラでもあります。
主人公の体質に興味を抱き、解明を試みたりします。
個人的にちょっと影のある所が素敵です♪
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亜紀は、この病院にスクープを求めてやってきたフリーのルポライターです。
性格は男っぽい言動でさっぱりしたキャラクターです。
主人公を自分の調査の手伝いに誘ってきます。
Deep voice


展開的には主人公の秘められた能力がこの病院の隠された秘密を明らかにしていく事になる流れです。
秘められた力とは、主人公は過去の声(ボイス)が目に見えるという物です。
この声によって、主人公は自身が望む望まないに関わらず、病院の人々の真実を垣間見てしまい、巻き込まれていく結果となります。
もっとも最初の頃は急に力が発動してしまい、見たくない声を見てしまうのですが、終盤ではこの力を自発的に使い、病院の秘密に近づこうとします。

この力によって、病院の人間の昼間見せる顔とは違う面を見てしまうので、そのギャップには主人公ならずも驚かされます。
葵もそうですが、特にくるみは結構来るものがありました(汗)

先にも挙げた様に、序盤から中盤までは自発的な発動ではないので発動して、場面転換が多々あるので、話が掴みにくい事も。
なので、結構「あれ?この名前って以前誰かが…」みたいな感じで読み直したりしちゃいました(汗)
まぁ、これは私の記憶力がないだけでしょうから、気にならないとは思いますけども…。

あまりこの作品のストーリーを説明するのは難しいので、うまく書けませんが、二転三転する檜の真実は予想外でしたね…。
メインヒロインも当初は葵かと思ってましたが、最終的には檜でしたね。
まぁ、これは表紙絵が檜だったり、こういう神秘的なキャラですからある意味予想できる事ですね、思えば(汗)

作品の独特な空気感もサスペンス色を感じられていいですね。
病院特有の隔離された空間の中で、薄暗さを感じさせる雰囲気は嫌いではないですね。
まぁ、原作はしていないので、もしかしたら普通に明るかったりして(汗)
イメージです、イメージはそうなのかなぁと…。

ストーリー性が高い分、Hシーンはと言うと、正直それほど量はなかったですね。
でも、それは主人公が絡んでいるHシーンの話であって、声から見えるシーンでは主人公は絡んでいないで見ている訳ですから他者のHシーンを見ているパターンの展開の方が多いです。
そっちのHでは基本的に陵辱系と言うか、愛情があるのかどうか分からない状態での行為が大半です。
主人公のHでは逆に気持ちの入ったHもあるのが対照的ですね。

プレイ的にはそれほどバリエーションはなく、基本的に挿入のみが大半です。
一応妃呂子にはアナルセックスがあるんですが、それくらいでしょうかね。
まぁ、ストーリー重視なので仕方ないでしょうか、その辺は(汗)
個人的にはHシーンよりもストーリーが気になったので、それほど気になりませんでしたが。

表紙絵を手がけているのは、原作版で原画を手がけている「TOMA」さんですが、中の挿絵は「浮月たく」さんが手がけています。
原作版の画像を使っている訳ではなく、手描きで描かれているのが特徴ですね。
トーンを多用しているので、コミックぽさもあって個人的にはこれもアリですね♪
色気のある絵柄で雰囲気に合っていると思います。

結末には、やや物足りなさもありましたが、この手の作品は最近あまり見ないので新鮮に読めました。
キャラによってはあまりにも救われない感じが何とも言えませんが(汗)

楽天は売り切れです(汗)

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