ある日千早は、校内で女生徒同士がむつみ合う現場を目撃する。女生徒の一人は同じ寮に住む香織理だ。性別を偽って女子校に通う千早にとって、それは刺激的なものだった。後日、香織理に男であることを見破られてしまう千早。心の病気になった母親のためにそうしていると話した彼に香織理は理解を示し、学院生活の手助けを約束してくれる。だが、後輩とのふしだらな現場を見られた香織理が停学処分を受けそうになり…。

11月発売のパラダイムノベルスの新刊です。
読み終わったので早速レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

9月に既に1作目となる「薫子編」が発売されており、今作は2作目に当たります。

Paradigm novels 処女はお姉さまに恋してる?2人のエルダー 薫子編 レビュー

基本的な設定は前作と大差ないので、そこは使い回しで(汗)
主人公「千早」(ちはや)は、女の様な美しい容姿と銀髪という要素もあり、通っていた学校の好奇の目に合い、それが原因で不登校になってしまいます。
そんな主人公を見かねた母親によって、転校を余儀なくされるのですが、その学校がお嬢様学院であり、女学院だったのです(汗)
渋々ながら女性として女子寮から学院に通う主人公は、校内で女性同士が愛し合っている場面を目撃する事に…。
そのひとりが、自分も知っている「香織理」(かおり)だった事に驚き、更に自分の正体も香織理にばれてしまう事に…。
ですが、お互い黙っている事になり、秘密を共有したふたりは親密になっていくという展開です。

ヒロインは、当然香織理です。
その他に薫子編でも登場していた主人公の侍女の「史」(ふみ)、生徒会長の「初音」(はつね)、下級生の「優雨」(ゆう)がいます。
勿論、薫子もですが今作ではさほど登場機会はなかったですねぇ(汗)
仕方ないですね、前作は香織理がそうでしたし。

他にも、今作では香織理の妹をしている「陽向」(ひなた)、香織理の友人の「ケイリ」、生徒会副会長の「沙世子」(さよこ)などがいます。

薫子編でも登場していた面子の紹介は省かせてもらいます(汗)

香織理は、薫子編同様に主人公と同じ寮に住んでおり、あっさりと主人公が男である事を見抜く、洞察力が鋭いキャラクターでもあります。
性格は落ち着いており、どこか大人びている印象が強く、その一方でちょっと皮肉めいた発言をしたり、主人公のからかいその反応を見て喜ぶなど茶目っ気もあります。
学園では、女生徒と淫らな行為をしているという噂(事実でしたが)もあるせいか、周囲では少し浮いた存在でもあります。
処女はお姉さまに恋してる~2人のエルダー

陽向は、香織理の妹として行動している1年生です。
性格は行動力があるものの、反面騒がしい元気なキャラクターでもあります(汗)

ケイリは、褐色の肌に翠色の瞳が特徴的なキャラクターです。
そんな外見にも関わらず、日本語ペラペラなのでちょっと違和感が(汗)
どこか神秘的な印象を受けるキャラですね。
処女はお姉さまに恋してる~2人のエルダー

沙世子は、生徒会の副会長をしています。
生徒会の会長である初音がおっとりとした印象に対して、沙世子はいかにもなお堅い印象のキャラクターです。
主人公に対してあまりよく思っていなかったりと、基本的に主人公に好意的な学園で珍しいキャラではあります。

展開的には、主人公が男であるとばれてしまった中、主人公の事情を聞いて理解をした香織理の協力もあり、何とか学園生活を過ごす事ができる主人公でしたが、香織理が女生徒とふしだらな現場を見られた事で停学処分を受けるという話を聞いた事で香織理を助けようと奔走する展開ですね。
その後、ふたりの距離が縮まっていく展開はベタですが、丁寧に描かれているので読み応えがありますね♪

奔走してた中で、沙世子に見せた主人公の黒さ?は中々でしたね(汗)
口絵のシーン画像の主人公の見せる表情がまた何とも黒い(汗)

薫子編よりも、そういった面が登場してた事もあってか、ちょっと主人公、性格悪い?とか思っちゃいました(汗)
実際、途中からは翻弄されるままだった香織理相手に逆にやり返したりと軽いSっ気も…。

読み終わってみると、薫子編が少しファンタジーチック(現実味の薄い)な要素があったのですが、こちらは逆に現実的な展開という感じでしたねぇ。
薫子編も家族に対しての物語でしたが、香織理編では更にそこに焦点が合わさった印象が強かったですねぇ。
境遇がどこか似通っている主人公と香織理のふたりには、お互い理解できるものがあった事も大きいんでしょうね。
そして自分なりの想いに至り、自分達の家族に対し、決着をつける展開は、清々しいというのはまたニュアンスが違う気もしないではないですが、抱えていた何かを吹っ切った勢いを感じました。

Hシーンは、当然というかそれほど頻度もボリュームもさほどありません、まぁ添え物って感じですね。
それでも、2回あっただけ薫子編よりはマシかな(汗)
カバー帯裏の画像にあったパイズリシーンとかもあれば良かったなぁとは思いますが、仕方ないですね…。
個人的にはHシーンではないもの、表紙絵にあるような下着姿にYシャツというスタイルはお気に入りです♪
…主人公もそんな格好したりする場面がありますが、それもアリ…かな(汗)

後は終盤の史の主人公と一緒にベッドにいた香織理を見た表情が良かったですね♪
普段、感情が変化しないキャラクターなだけに、あのジト目の表情は必見です。

ラストの展開も幸せオーラバリバリで、いい終わり方でしたねぇ。
ああ言う余韻を感じさせる締め方は、個人的に好きですね♪
でも、あのキャラの名前が出ていないままだったのはちょっと気になります(汗)
名前、聞きたかったなぁ(汗)

次回は「雅楽乃」編だそうで、こちらも楽しみです。

楽天はこちらからどうぞ
処女はお姉さまに恋してる(香織理編)

原作PC版


DMM 原作PC版ダウンロード
処女はお姉さまに恋してる〜2人のエルダー 普及版

Amazon版 電子書籍
処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 香緒理編 (パラダイムノベルス)

DMM 電子書籍
処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー

ブログランキング参加中です。
よろしければ応援お願いします♪

関連記事