Pumpkin novels 夕緋ノ向コウ側

夕緋ノ向コウ側 (パンプキンノベルズ)
毬江 奈津子 BaseSon
イーグルパブリシング
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森口和人が学園の廊下で出会った不思議な少女・天野美朱。彼女との出会いが平凡な日々を一変させた。ある日見た不思議な夢をきっかけに、和人の日常をじわじわと浸食し始める非日常。その夢は、学園に伝わる都市伝説「夕日の少女」に酷似していた。夕焼け空を思わせる「赤いノート」の既視感。和人を異界へと誘う「夕日の少女」の呪縛。さらなる悪夢に襲われる中、和人は自分の中に芽生えた、かけがえのない少女への想いに気付く…。

――イザナウハ
緋色ノ異界ノ物語――

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

内容は、学園のオカルト研究会に所属している主人公は、授業中に寝入ってしまい、ある夢を見る事に。
それは何とも奇妙である種、幻想的な雰囲気すら感じさせるものでした。
ただの夢と思い過ごせない、何かが心に引っかかる主人公でしたが、その夢を境に主人公の周りに起こり出す現象の数々。
それを調べる中で「夕日の少女」という学園に伝わる都市伝説の存在を知る事となるという展開です。

説明で分かる様に、今作品は都市伝説を題材とした作品です。

この独特の雰囲気は、最近ではあまりないだけに新鮮ですねぇ。
惹きこまれて一気に読んでしまいました(汗)

ヒロインは、オカルト研究会の後輩「沙雪」(さゆき)、同じく研究会でクラスメートの「静香」(しずか)、研究会顧問の「信乃」(しなの)、謎の少女「美朱」(みあか)です。
今作のメインヒロインは、沙雪です。

沙雪は、主人公らの後輩ですが主人公を避ける様な行動を行なっています。
性格は、大人しく人見知りな印象もありますが、他の研究会メンバーには比較的ちゃんとした受け答えをするものの、主人公にはそっけない態度を見せます。

静香は、主人公とは同研究会所属でクラスメートで隣の席でもあります。
性格は、冷静沈着でいつも落ち着いていますが、冷たいだけではない面も。

信乃は、教師であり、主人公たちのオカルト研究会の顧問でもあります。
性格は、年上らしく落ち着いている中にも、可愛らしさも。

美朱は、主人公の前に突如現れる事になる少女です。
幼さも感じられる可愛らしい容姿なのですが、時折それを感じさせない表情を見せる事も…。

原作版では、他のヒロインのルートもしっかりあるらしいのですが、今作では沙雪に絞っているため、中盤辺りから他のキャラクターの存在、出番は薄れていきます。
そのため、静香らのキャラクターはあまりどういうキャラか分からないままでしたねぇ(汗)
ただ冷静な感じのキャラで終始した感もあるなぁ。
まぁ、それは原作版でって事ですね。

内容が都市伝説をモチーフにしているため、独特の雰囲気が表現されているんですが、ホラーって訳ではないですね。
グロイ演出も設定もないですので、そこら辺を期待していると肩透かしを食らうと思いますのでご注意を。
どちらかというとミステリーチックと言うべきかなぁ。

そのためストーリー性が高い作品のため、H度という点では物足りなさも感じますねぇ。
個人的には、単純にストーリーが気になって夢中に読んだので、そこまで物足りなさと言うか、H度が少ない事には不満はないですけどね。
でも、確かに量的には少ないですけどね(汗)

本当にラストもラストでのHシーンくらいなものですからねぇ。
一応、それとは別なちょっと陵辱色のあるHシーンは数回ありましたが、それを含めてもそこまでボリュームがある作品ではないですね。
あくまで、Hは添え物、アクセントと言う位置づけであると考えた方がいいでしょう。
これはノベル版の感想ですので、原作PC版がどうかは分かりませんが、おそらく原作版もそれほどないのではないかなぁ(汗)
夕緋ノ向コウ側 夕緋ノ向コウ側

終盤は、ヒロインの沙雪を焦点にした展開になっていきます。
彼女を頑なにするモノが少しづつ明らかになっていく展開は見応えがあります。
この手の作品にありがちな、読み手置いてきぼりな要素も殆どなく、読んでてかなりすっきりする展開は良かったです。
…単に私の読解力の無さが原因ですかね?(汗)
まぁ、全ての要素を明かしているという訳ではないのですが。

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楽天は品切れのようです(汗)

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夕緋ノ向コウ側

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