Paradigm novels いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり

いな☆こい! (パラダイムノベルス 324)
前薗 はるか
パラダイム
売り上げランキング: 249480

夢に現れた不思議な少女からの告白を受け入れたことで、荒木卓也は女難続きの日々を送ることになった。狐神の睦月と名乗る少女は、卓也が気まぐれでお供えをしたお稲荷さまだったのだ。同棲を始めたある日、睦月が突然、抱いて欲しいと迫ってきた。明らかにおかしい睦月の様子に、なんとか欲望をこらえた卓也。正気に戻った睦月に原因を調べてもらうと、なんと卓也には周囲の女の子が発情してしまうという「モテモテのたたり」がかけられていたのだ。

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

以前、購入してた記憶はあるんですが、内容さっぱり覚えていなかったので、近所で古本で見つけたので何となく購入してました(汗)
しかし、その甲斐があったかは…(汗)

主人公は、幼い頃の経験から神頼みや占いといった要素を全く信じない性格です。
そんな主人公でしたが、ある日ふと目にした稲荷神社に何となくお供えをした事で物語は動き出していきます。
就寝中、夢の中で主人公は狐の耳をしている少女に告白される事に。
夢だと思った主人公はそれを承諾し、目を覚ますと、横には夢で告白した少女が…と言う展開です。

ヒロインは、狐少女の「睦月」(むつき)、主人公の幼なじみ「千尋」(ちひろ)、先輩でお嬢様の「緋伊奈」(ひいな)、睦月の知り合いで狗耳の少女「更紗」(さらさ)です。

睦月と更紗は、神様であり、それぞれお稲荷さんと犬神の少女です。
まぁ、それはすぐ分かるとは思いますが(汗)

睦月は、上記でもあるようにお稲荷様であり、神界でも身分の高い家柄であり、神通力の能力も優れています。
お嬢様であるゆえに、家事などは全く不得手です(汗)
主人公に好意を抱き、神界から飛び出して主人公の家で一緒に住んでいます。
いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり

千尋は、主人公の幼なじみであり、主人公に好意を持っています。
ですが、中々素直になれないため、ついケンカ腰になり、手が出てしまいます。
いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり

緋伊奈は、お嬢様で主人公の先輩です。
おっとりした性格であり、占いを得意としており、その的中率は100%近いらしいです(汗)
いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり

更紗は、睦月同様、神界の神様な訳ですが、コンプレックスを抱いており、おとなしく怯えた態度です。
人間界には、修行でやってきています。
当初から出てこず、章が変わっていきなり出現している扱いです(汗)
せめて登場シーンくらい見せ場を…(涙)
いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり

メインヒロインは睦月です。
一応彼女と主人公には、夢の一件以外にも関係があったりします。
睦月に対抗する存在なのが、千尋です。
幼なじみで昔から主人公に好意を持っているだけに、いきなり現れた存在の睦月に敵対心も。

物語的には睦月らが現れても、神通力の影響で今までの生活に溶け込んだ訳ですが、そんな中、主人公に異変が起こります。
それは主人公にかけられた呪い「タタリ」です。
効果は主人公の近くにいる異性を発情させてしまうというもの(汗)

なので、てっきりこの効果もあって、主人公とヒロインらのHな展開が描かれるのかと思ったのですが…、ちょっと違いましたね。
どういう事かと言うと、この主人公の性格に問題があります。

主人公は、何と言うかこういう形でヒロインらとHな関係になる事を善しとしない考えの持ち主なんですね。
そのせいで、積極的にHな展開にならないです(汗)
紳士的といえば、聞こえはいいですが、Hな展開に中々ならないので、それを期待している人にはヤキモキしますね。
正直、紳士と言うより妙なこだわりと言うか、変な持論を持っていると言うか…。
どちらにせよ、物語的にはテンポが悪くなりますねぇ、これは。
そんな考えしているのに、挿入こそないもののHな展開にはなるのだから、またおかしい事に(汗)

私はちょっとこの主人公、受け付けないですねぇ(汗)

タタリも正直微妙ですね。
効力が強すぎて、主人公の範囲以上になった事で睦月らが効力を弱めたおかげで主人公の範囲内のみと言う事になったというのも差し引いても、殆どモテモテ感は感じません。
元々想いの程度には差はあるかもしれませんが、それぞれが主人公に好意を持っているだけに、あまり機能していないでしょう。
ひとりくらい主人公の事を毛嫌いしているヒロインがいて、それが好意に変わるなんてのがあれば良かったのでしょうけど…。

そもそも睦月以外のヒロインのHシーンは殆どないのも、またモテモテ感の希薄さに拍車をかけています。
挿入ありは、睦月のみであり、緋伊奈には胸揉み、千尋はオナニーシーンの目撃のみ(汗)
更紗に至ってはHなシーンすらありません…。
睦月自体のHシーンもさほどしかないだけに、これでは何のために要素なのか。
こういうのはハーレム的な要素に繋がるものですが、今作では主人公の変な倫理観と純愛系な作りのため、機能しているとは言いにくいですね。
いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり

キャラクターはデザインも結構好みであり、もっと他のヒロインも見たいと思わせるだけに勿体無いなぁ。
終盤は、ちょっとシリアス目な展開が始まり、また当初のイメージ、印象とは異なる感じでした(汗)
最初の紹介文で抱くイメージとはだいぶ違う印象を受けると思います。

…なるほど以前レビューした「ねこ☆こい! ?猫神さまとネコミミのたたり?」よりも先に出ている作品なだけはありますねぇ。
印象が似てます、これは(汗)

主人公の性格次第では、かなり印象が変化しそうなだけに惜しい作品でした(汗)


楽天はこちらからどうぞ
いな・こい!

原作PC版


DMM 原作PC版ダウンロードはこちらからどうぞ
いな☆こい! お稲荷さまとモテモテのたたり

ブログランキング参加中です。
よろしければ応援お願いします♪

関連記事