Harvest novels シャクティー・ウォーズ

シャクティー・ウォーズ (ハーヴェストノヴェルズ)
三田村半月
ハーヴェスト出版
おすすめ度の平均: 5.0
5 なかなか楽しめました

二人の美しい姉を持つ少年、芝浦開。
三姉弟はインドに住む親元へ向かう途中、海難事故に遭ってしまう。
目覚めるとそこは妖しげな島。
迷い込んだ三人を次々に襲う奇怪な現象。そう、ここは神々の棲む島だったのだ…。
インド神話をモチーフに、壮大な欲望世界を描いた三田村半月、オリジナル小説!!

何かの原作があるのかと思いきや、完全オリジナル作品というのは意外でした。
ハーヴェストノベルズなので、原作があるのかなと。
でも、そんな事を気にさせない程の密度の濃い作品でした。
かなり世界観がしっかり出来ており、原作もののノベルとはまた違う感覚で楽しめました。

そんな内容は、神話をモチーフとした作品なんですがインド神話を使っているのがまた独特ですね。
大概神話っていうとギリシャ神話などが有名なんですが、インド神話という設定が新鮮でした。
私は大して詳しい訳ではないですが、ゲームなどでも有名な神々なので聞いた事がある人も多いのではないでしょうか?
(シヴァ、パールヴァティーなど)
詳しくないとやや理解しにくかったりもするんですが、読んでいる内に理解はできるでしょう。

内容としては、主人公は2人の姉たちと一緒にインドに向かう船旅のシーンから始まります。
そこで突如、主人公の乗る船が事故に合ってしまう事になります。
そして気づくとそこは見知らぬ場所、島だったという展開です。
これ以上は色々おかしな状況が目白押しな非日常の話が展開されるので、中々ここでは書きにくいんですが(汗)

ヒロインと言っていいのか、微妙ですが主人公の姉で長女の「梨香」(りか)に次女の「沙羅」(さら)がいます。
でも、実質的なメインヒロインは沙羅ですね。
ネタバレになるので中々書きにくいんですが、梨香は序盤こそ主人公との接点があるんですが中盤からは独自の行動で動き出してしまい、主人公とは接点が薄れてしまったのが残念でした。
なので、ほぼヒロインらしいキャラクターは沙羅のみですね。

他にも色々出てくるんですが、人外な存在などばかりで…(汗)

Hシーンは各所で出てくるんですが、主人公ではなく、主に別のキャラが多いですね。
シーンによっては、人外に陵辱されていたりとラブラブな感じでのHとなるとかなりないです。
強引という訳ではないですが、Hに対する認識が普通の考えとはちょっと違うので欲に忠実と言うか…。
まぁ序盤は、平和な世界観だったので、そこでのHシーンは楽しめましたけどね(汗)

ストーリーに関しては、ある程度神話に則っているようなので元ネタ(神々の関係性など)が分かる人ならばある程度流れが早い段階で掴めそうです。
主人公たちの関係や秘密などは、読んでいけば想像は簡単につくとは思います。

全体的にシリアスな雰囲気で進行していき、重厚な作風でじっくり読ませる力を持った作品だと思います。
原作があると言っても納得できるクオリティーでした。

挿絵では、以前ドリームノベルズだったかで読んで気に入った作品の挿絵をしていたのが、今作の「あめいすめる」さんでしたので、印象に残っています。
今作でもむっちりとした肉付きのいい、弾力を感じさせる肉体描写は健在ですね♪
人外の絵も力強さを感じさせるデザインで文章に負けていないと思います。

何かあまりレビューになっていない気もしますが(汗)、あまり他の作品とは毛色が違うので興味があれば読んでみてはどうでしょうか。

楽天はこちらからどうぞ 古本でしかないようです(汗)
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