美少女文庫 カワイイお兄ちゃんなんて大キライ!

カワイイお兄ちゃんなんて大キライ! (美少女文庫)
橘 真児
フランス書院
おすすめ度の平均: 5.0
5 双子の兄妹が真の愛に気付くまでの物語

(…僕、女装させられて感じてるの?)妹の小さなショーツを穿かされ、甘い香り漂う女子校の制服をまとう遠野美智也。「ミチちゃんはタマタマが弱いんだよね?」イジワル笑いを浮かべ、妹の志穂がフクロをもみもみ!「あ、ダメよ、そこはッ」口をついて出たのは、我ながら愛らしすぎる女の子の悲鳴。「すっかり女装が気に入っちゃったね」ショーツから飛びでた少年の証をシコシコとしごかれて、鏡に映った自分の顔は射精の快感を期待して火照っている。(ああ、今の僕、カワイすぎる!…かも)。

1月発売の美少女文庫のラストとなるレビューです。
買った時は気づかなかったのですが、これ表紙絵、まずくないですか(汗)
てっきり表紙絵の双子のヒロインの娘かと思ってたんですが、片方は主人公が女装しているんですね。

しかも、帯にある↑の矢印の位置には主人公の勃起をスカート越しに握っているヒロインの絵が・・・(汗)
これ、意味が分かるとおっぱい丸出しの表紙なんかよりずっと卑猥に感じますねぇ・・・。

そして内容も個人的には今回の美少女文庫作品の中で一番ストーリー性があったかなと感じる作品でした。
かなり描写が濃密で(Hに限らず)、一番現実感もあったかな。

まぁ、他作品がヴァンパイアとか調教姉妹だの水着の精霊とかだったからなぁ・・・(汗)
このような他作品よりも、世界がしっかりしていたと思うので、読ませる力はあると感じます。

ヒロインも妹の「志穂」(しほ)以外に、友人の「わたら」がいますが、こちらはあくまで添え物程度でしょうか。
Hシーンはいくつかありますが、挿入本番はなしです。
いいキャラクターなんですが、Hな雰囲気があまりしない感じなので、惜しいキャラクターかなという気もします。
まぁ、メインはあくまでも妹である志穂ですね。

この兄妹の関係は、何とも複雑ですね(汗)
特に志穂側は、思春期なのもあってか、態度がコロコロ変化します。

当初は主人公に対してコンプレックスに近い感情を持て余し、結果的に主人公を女装させたり、そのまま外に連れ歩くなどの仕打ちを行うのですが、いつの頃か主人公に対して恋愛感情を抱くという展開なんですが、主人公側がそんな妹の本心に気づかなかったりなどの態度でまた感情が爆発し、Hなお仕置きに駆り立てていく展開は見ごたえがあります。

しかし、中盤くらいまではほぼ、志穂に女装させられ、Hな仕置きをされるだけに終始するので、そういった展開に抵抗感がある人にはしんどいかな。
ほぼ最後まで主人公はひたすら受身な立場なので、感情移入しずらいやもしれませんね。
主人公は女装も何だかんだキライではないですし、完全Mですね(汗)

途中、別なキャラクター達のHシーンがあり、それに衝撃を受けた、特に志穂に心境の変化が出てくる事になり、主人公との関係にも変化が起こります。

一応そのキャラクターも挿絵がありますが、その場面だけに近い登場なのでちょっと唐突な感じもしないではありませんが、物語の展開的には重要です。

ある意味、この役回りはサブヒロインのわたらで代用できなくもなかったのではないかなぁとも思いましたが、あのキャラクターではこの展開は難しいかな(汗)

まぁ、そんなキャラクターのわたらだからこそ、志穂に与える影響、ショックは大きく効果があったという理由にはなったのではないかと思うんですが・・・。

終盤にようやく兄妹の想い、すれ違いがなくなり、ラブラブなHなどが展開される状況になるのですが、個人的にはそこまでに至る過程の描写がしっかり描かれていたのが好印象です。

主人公にはあまり好感は持たないですが(汗)

ラブラブになっても、やはり主導権は妹の志穂のままなので、リードされたい人はいいのかも。
ラストはどうなのよとも思いましたが、本人がいいならいいのかな・・・(汗)
これも一応、ツンデレなのかな?

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