竜姫のヴィオラ 生贄は最強の魔物と恋に落ちて (美少女文庫)
2019年9月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、王国の「勇者隊」に参加している平民出の男性です。
そんな彼は、ひとりになった所を竜と遭遇し、最期に一撃を食らわせて死んでしまう事に…。
しかし、気づけば身体は傷一つない状態であり、戦った竜が何と女の娘の姿になって現れる事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • ヴィオラ・ル・ガ
がいます。

ヴィオラは、竜です。
竜族の中では上位の存在であり、人間では姫の様な立場にあります。
竜としてはまだ若く、気さくで好奇心旺盛な性格です。

ストーリー展開


展開的には、主人公が竜と戦い、命を落とすものの生き返り、竜が少女の姿になる流れですね。
…超展開!(汗)

順を追って説明すると…。
主人公は、勇者隊と呼ばれる王国の部隊に参加している存在なんですね。
参加といっても、主人公の立場は平民出という事もあり、あくまでも下っ端ですし、特別強い訳でもないんですね。

そんな彼が何故危険な部隊に志願したのかと言うと、彼の幼なじみである女性「モニカ」が勇者隊に入ったためでした。
昔から一緒に育った間柄であり、主人公は昔から彼女に淡い好意を抱いていました。
もっとも、彼女は貴族の出であり、平民で、彼女の家に仕えるだけの主人公では、身分違いの想いではありましたが。

そんなモニカの力に少しでもなりたいと、勇者隊に加わった訳ですね。

そして、今回とある任務に出た所で、今回の事態に巻き込まれたのでした。
とある村を襲う竜がいるという情報を得た事で、斥候部隊として主人公を含む何人かが先行していたのですが、主人公はその際にはぐれてしまったんですね。
間の悪いタイミングで、主人公はその竜と遭遇してしまった事で、単独での戦闘を余儀なくされたという経緯ですね。

本来、竜相手には手練れの騎士や魔道士などが集団で挑むのが基本であり、特別強い訳でもない主人公がひとりで挑むのは自殺行為…。

当然、傷ひとつつける事もできずに、あっと言う間に片腕を食い千切られ、絶命寸前にまで追い込まれてしまう事に。
死が目前に迫る中、最後の意地で主人公はせめて一撃と、竜の喉に噛みついたのでした。

そして、意識を失った主人公が気が付くと、あの戦いの後とは思えない綺麗な身体に。
あの戦いは夢だったのではないかと思う状態に困惑する主人公は、更に信じられない物を見つける事に。
何と、あの竜の死骸が近くにあった事で、更に困惑。

でも、実は竜は死んでおらず、竜の中から現れたのは、何と少女だったのです(汗)

この少女、ヴィオラといい、先ほど戦っていた竜本人なんですね。
主人公の命がけの一撃は、決して無駄ではなく、彼女にも傷を負わせる事となり、色々あってヴィオラは脱皮をした、と。
主人公が見たのは、屍骸ではなくて脱皮したボディだった様で(汗)

実は、その際に主人公は戦闘で彼女の喉を噛みついて、彼女の血肉を結果的に摂取したために、ある意味、繋がりが出来てしまったんですね。
結果、彼女の肉体再生の力も、主人公に影響し、主人公は生きていると(厳密には死んでいるというか、生まれ変わったという感じみたいですが)
で、ヴィオラも主人公との繋がりによる影響を受けており、今の少女の様な姿のモデルに想い人のモニカのイメージが反映されてしまい、どことなくモニカを彷彿とさせる姿に変化している状態ですね。

こうして、主人公はヴィオラと一緒に過ごす中で、関係を持つに至り、親密になっていく流れですね。

Hシーン


Hシーンは、ヴィオラとの行為が描かれています。

行為的には、フェラや自慰などがあります。
行為の種類としては、控えめな数だったかな。

やはり見所は、竜であるヴィオラとの行為ですね。
まぁ、竜の姿のままでの行為はないですので、少女の姿のヴィオラとの行為って意味ですよ(汗)

ヴィオラはまだ竜としては若い、子供の様な存在なんですね。
そのため、知識としての行為、営みを概念としては理解しているものの、それにはリアリティがない訳です。
そして、彼女は若いためか、性格なのか、好奇心が旺盛。

結果、行為に対して、かなり前向き、積極的な姿勢を見せる事になりますね。
主人公としても、先ほどまで命がけで戦っていた相手(ヴィオラからしたらそうでもないだろうけども)なので、内心複雑ですよね(汗)
しかも、相手があの竜だったと思うと…。

しかし、今の姿は愛らしい少女の姿なヴィオラ。
更に、その外見のモデルとなっているのは、あの想い人だったモニカなため、どことなく彼女を彷彿とさせる見た目…。
そんな事もあって、結局関係を持ってしまう事になりますね。


最初は、ヴィオラも未知の感覚、快感を知り、すっかり快感の虜になって夢中で行為を求める中、少しづつ心境の変化が垣間見える様に。
心境の変化というのは主人公も同様であり、互いに情というか、意識する様になっていきますね。

ヴィオラも、人の少女の形をとっている関係上、そういう人間の意識に引っ張られる所があるらしいんですね。
竜の感覚から人の感覚に過敏になっていき、人らしい感覚というか、感情を見せる様になりますね。
最初に比べると、次第に少女らしくなったというか…。

最初の純真無垢なあっけらかんとした態度も、彼女らしい魅力でありましたけどね。
自身の身体のモデルになっているモニカを見る主人公に対して、不機嫌になったり嫉妬心を見せたり…、と。
そういった変化も見所ですね♪

行為としては、インパクトのある何かがある訳ではないんですが、その分、行為を経て更に関係が深まるというか…。
単なる快楽だけではない、甘い結びつきを描いているんで、派手さはないですが、中々見応えのある描写になっていると思いますね。

挿絵


挿絵は、「みやま零」さんが手がけています。
美少女文庫では「永遠姫の嫁入り」以来かな?
あれは、2018年4月発売の作品ですから、結構久しぶりですね。

相変わらず、繊細で書き込まれた絵柄は見応えのある仕上がりになっていますね。
今作は、竜が出たりとファンタジーな世界観ですが、それにピッタリですね♪

ヴィオラは、頭に角が生えていますが、何かコスプレ少女みたいにも見えなくもないので、あまり気にならないかな?(汗)
見た目が若い少女なんで、好みの外見ではない人もいるかもしれませんね。

アレだからこそ、無邪気と言うか彼女らしさが発揮されているとも思うので、個人的にはアリですけどね。
でも、逆に見た目が大人っぽくて、アレな言動なのも、それはそれでアリだなぁ…。
結局、何でも良いんだな(汗)

一部ですが、モデルとなった主人公の想い人のモニカの姿も描かれています。
見比べると、あんまりヴィオラと似てないんですけどね、クローンみたいに瓜二つじゃないので、当然ですがね(汗)
…モニカを絡めた三角関係なんかもあっても良かったかも(汗)

挿絵数:8枚

総評


全体的には、思ったよりストーリー性重視な作品でしたねぇ。
その分、Hシーンは控えめかなと思いきや、割と回数も多めで甘さを感じられる展開が多く、良かったですね。

まぁ、ふたりっきりで他にやる事ないしねぇ、食べるかHみたいな生活じゃ(汗)
終盤では、バトル要素も若干あったりと、色々盛り沢山な内容でしたね。

ヒロインのヴィオラのキャラクターが人外の竜なので、人によって好みが分かれるかもしれませんね。
気にならなければ、問題なく楽しめる作品に仕上がっていると思いますよ。

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