お嬢様とメイドの百合な日常 ~白いお屋敷のラプンツェル~ (二次元ドリーム文庫)
2019年6月発売の二次元ドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

タイトルで分かる様に、今作品は百合作品なので、男性は絡みません。

主人公兼ヒロインの「ソフィーヤ」は、数年前に両親を事故で失ってから、屋敷に引きこもってしまった美少女です。
そんな彼女の元に、メイドを名乗る「摩耶」(まや)がやって来て、共同生活が始まる事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • ソフィーヤ・スギサカ・ミハイロヴァ
  • 三船摩耶」(みふねまや)
がいます。

ソフィーヤは、大きな屋敷にひとりで暮らしているお嬢様です。
両親を失ってからは、ひとり屋敷にこもっています。
大人しい性格の持ち主です。

摩耶は、ソフィーヤの屋敷にやって来た謎のメイドです。
家事全般が得意で、しっかり者です。

ストーリー展開


展開的には、屋敷にこもるソフィーヤの元にメイドの摩耶が押しかけて来る流れですね。

そもそも、何故ソフィーヤが屋敷にこもっているのか。
それは、彼女の両親が事故により亡くなってしまった事が大きく影響していました。

これをきっかけに、彼女は屋敷から出る事はなくなり、ずっと屋敷の中だけの生活に…。
こんな状況がもう数年間にも及んでいるも、変わらずソフィーヤの気持ちは癒される事はなく、時間だけが過ぎていました。

そんな中、屋敷に訪問者が。
ここに来る相手に心当たりのないソフィーヤでしたが、相手を見て困惑。
そこにいたのは、とても綺麗な女性なのですが、何故かメイド服姿だったのです(汗)

しかも、いきなり出会って早々にキスされてしまうという(汗)
更にこのメイド、摩耶ですが、いきなり住み込みでソフィーヤのお世話をするという…。

勿論、これまでひとりで住んでいただけに困惑しっぱなしなソフィーヤ。
しかし、ソフィーヤの困惑などお構いなしに摩耶のペースに巻き込まれる形でなし崩し的に生活を始める事になってしまう訳ですね(汗)

次第に摩耶を徐々にですが受け入れていく様になり、ソフィーヤは前向きな気持ちを取り戻していく事になる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、ソフィーヤ、摩耶の行為が描かれていますね。

行為的には、自慰などがあります。

やはり見所は、ソフィーヤと摩耶との関係性ですね。
最初は、いきなり摩耶に押しかけられて即、キスされてしまった訳ですが、徐々に生活を共にする中で関係が深まっていく事に。

大きなきっかけになったのは、初日の夜にソフィーヤが入浴時に乱入してきた摩耶に身体を洗われた事ですね。
戸惑うソフィーヤにお構いなく、ソフィーヤの背中を流し始める摩耶(汗)
背中だけではなく、胸、その後は股間近くまで彼女の優しい手が…。

丁寧な仕草で痛い訳ではないものの、優しく身体を洗われる心地よさと気恥ずかしさ。
この事が、ソフィーヤに摩耶の強烈な印象を残す事になった訳ですねぇ。

それ以降は、日常生活でも少しづつ摩耶を信頼。
ある意味、美味しい食事で餌付けされたとも言えなくはないですが(汗)
それ以上に摩耶のソフィーヤに尽くす行動は、更にエスカレートし、遂に自慰を指導する事にまで(汗)

性知識に乏しいソフィーヤに、年上の摩耶がレクチャーをするんですが、当然、摩耶の行動はメイドのそれを遥かに逸脱している行為。
ここでは伏せますが、彼女にはある秘密があるんですね。
まぁ、それがそのままこの行動に繋がっているってのはまた違うんですが(汗)

でも、彼女が彼女なりにソフィーヤを大事に想っているのは確かですけどね。

更に大きかったのは、その後ソフィーヤがあるトラブルに遭った際に、摩耶が現れ、その窮地を救った事ですね。

これまでは、あくまでも信頼できる年上の女性の存在だったのが、一気に別の感情を引き出す形になったのです。
まぁ、これは当初、ある意味では単なる依存でもあり、純粋な恋愛感情というのかは微妙な所ではありますが。
でも、次第に依存心ではなく、純粋な感情の対象として摩耶を見ていく事になりますね。

一方で、摩耶の方もまたソフィーヤに対する自身の感情で悩んだりと、ソフィーヤから見たら完璧に見える彼女の素が垣間見える場面も。
彼女の心情も描写されている場面があったのも良かったですね。

終盤で、ようやく本当の意味でお互いを受け入れ、愛し合う事になるふたりの姿は見応えありますね。

挿絵


挿絵は「瓦屋A太」さんが手がけています。
PCゲームの原画や成年コミックなどを手掛けていますね。

可愛らしさよりも色気を感じさせる絵柄が特徴的ですね。
特に顔を赤らめている表情なんかは、この人の持ち味ですよね♪

しっとりとした艶気のある表情は、実年齢以上に女性陣を艶めかしく描いており、色気ムンムンです。
まぁ、好き嫌いが分かれる表情かもしれませんが、女性同士の恋愛をより神秘的、かつ生々しく描いてくれるので、個人的にはアリかなと。

個人的には、最初の挿絵と最後の挿絵が似た挿絵だったのが印象的でしたね。
勿論、似た様な絵なんですが、そこに込められた意味は全く別物に感じ取れるので、似て非なるものではありますけどね。
どちらも驚いているソフィーヤの表情が良いんですよねぇ♪

挿絵数:14枚

総評


全体的には、ゆったりとした雰囲気の中で、お互いを愛し合っていく過程が丁寧に描かれた作品でしたね。
話としては特別凄い何かがある訳ではないんですが、その分、女性陣の繋がりを見る事が出来ますね。

今作では恋愛だけではなく、ソフィーヤの閉じていた心も解放し、じっくりながらも前向きへと進んでいく過程も同時に描かれています。
そのため、より女性陣に感情移入しやすい展開なのもポイントでしょうか。
百合物が好きならば、十分楽しめる作品だと思いますよ。

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瓦屋A太さんの作品
 

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