メイドな狐と監禁コン! (美少女文庫)
さかき いちろう
フランス書院

メイドな狐と監禁コン! (美少女文庫)
2019年4月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、新人のラノベ作家です。
ある日、目が覚めると、そこは知らない場所に!?
しかも、主人公をそこに連れ込んだと思われる存在は、獣っ娘メイドだったという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • メイプリス」(以下メイ)
がいます。

メイは、主人公を見知らぬ場所に連れ込んだ謎の獣っ娘です(汗)
基本、明るい性格の持ち主で、若干天然気質な面も

ストーリー展開


展開的には、主人公が謎の獣っ娘のメイに捕らわれてしまい、知らない場所に閉じ込められる流れですね。
…色々、起こり過ぎて?が渋滞になっている(汗)

ひとつひとつ整理すると…。
主人公が、目覚めるとそこは知らない場所に寝ていたんですね。
明らかに自宅ではない質素な場所であり、窓も塞がれており、辛うじて光が入る事が分かるレベル。
そう、主人公は見知らぬ場所に閉じ込められていたのです(汗)

そして、そこにいたのは主人公だけではありませんでした。
何と、そこにいたのは、これまた見知らぬ可愛らしい少女。

しかし、彼女は主人公の様に見知らぬ場所に困惑するそぶりもなく、にこやかな笑顔を見せてくる事に。
そこで主人公は、彼女の頭に普通は存在しない、獣の耳らしき存在を目撃(汗)
そう、彼女は獣っ娘だったのです!

…謎がまた増えた!(汗)


主人公の職業はラノベ作家です。
んで、何年か前に完結したデビュー作がそこそこ人気となった作家だったのです。

この謎の獣っ娘は、自身の名前が主人公の作品のサブヒロインであるメイプリスと名乗ったのです。
…彼女曰く、その…主人公の作品のメイプリス本人だと…、言うんですね(汗)

どうやら自称メイプリスは、完結した作品の自分の扱いに不満を持っている模様(汗)
作中では、メイプリスは主人公と結ばれそうな所までいったものの、最終的にはメインヒロインにその座を奪われる形に終わっているのですが、それが気に入らないと。
そこで、メイプリス本人と言い張る彼女は、作者である主人公に作中で主人公と結ばれるのはやはりメイプリスだったと書き直して欲しいと要求してきたのです(汗)

…痛い熱狂的ファンの犯行?(汗)

当然、既に別の形で完結している物語を書き直す事は出来ないと困惑する主人公でしたが、それ以前の問題が彼にはありました。
それは、デビュー作を完結させてから、これまで新たな話がかけないスランプに陥っていた事。

特に恋人との関係性を上手く書けなかったのです。
これまで恋人がいた事もないゆえか、どうもその辺りの描写がリアリティを感じないものになってしまい、それを気にして書けなくなったんですね。

それを聞いた自称メイプリス(以下メイ)は、だったら自分と新婚生活をして男女の仲を経験すれば書けるだろうと言い出したのです(汗)
こうして、主人公はメイと半ば強制的に新婚生活の真似事をする羽目になる流れですね。

…だいぶ、ややこしいですが伝わりましたかね?(汗)
タイトルの監禁云々は、ヒロインじゃなくて主人公というね(汗)

そういや、何か、そんな映画なかったっけ?
ファンが作家を閉じ込めちゃうみたいな、昔、見た記憶があったんだけど。
まぁ、あれは確かホラーというかサスペンスだったはずですけれども、今作は別にそんな事ない楽しいお話ですからね、念のため(汗)

メイの正体に関しては、このレビューでは触れていませんが、序盤の展開で大体察しがつくと思います。

追記
最初、気にしてなかったんですが、読み直したら作中で、メイの事を「獣耳ミザリー娘」ってあったので、もしやと検索…。
映画のタイトル、そのままミザリーでしたね(汗)
うーん、作中で、そのまま名前出す辺り、作者側も意識していたのかな、この展開を。

Hシーン


Hシーンは、メイとの行為が描かれています。

行為的には、フェラやパイズリなどがあります。

やはり見所は、獣っ娘のメイとの行為ですね。
これはコスプレの装飾ではなくて、本当に本物の耳や尻尾が付いているんですね。
なので、耳や尻尾などはお約束で過敏に反応してしまう部位でもありますね♪

最初は、謎の獣っ娘であるメイと一緒に生活って状況に困惑していたものの、何だかんだ主人公の好みのタイプらしいですね(汗)
向こうから新婚生活を体験みたいなフリをしてきた訳ですから、彼女側がその気である事は間違いないですよね。
…人間、現金なものでそこまでお膳立てされてしまったら、その誘惑に抗えない訳ですねぇ(汗)

一度、関係を持ったら猶更、メイに対して情を抱いてしまう事に。
一方でメイはあくまでも作者である主人公の事ではなく、作中の主人公を好きだという風に主人公は解釈しているので、内心複雑な感情を持て余す事も。
あくまでも、新婚生活の疑似体験での関係であるという状況、と考えている訳ですね。

まぁ、メイはそう言っているから、そう思っても不思議ではないですけどねぇ。
読み手としたら、大体察している分、若干焦らされている所はありますが、もうしばらく待ちましょう(汗)

これまでスランプだった主人公は、メイとの行為を経て、少しづつ筆が進む様に。
そうなると、逆に執筆に専念するためメイとの行為が減るという事態になり、メイが不機嫌になるという思わぬ弊害もありましたが(汗)
こういう所にも、彼女の素直な性格が垣間見えますね。
主人公に構ってほしいけれども、彼の邪魔はしたくないという板挟み(汗)

終盤では、これまでの関係からより深く、作家とファンという立ち位置ではない所で結び付く事になりますね。
なので、これまでも結構何だかんだ気持ちの入っていた行為でしたが、より一層、行為は盛り上がる事に♪
ふたりの間に流れる甘さも、より深まり、普通の恋人同士な感じへと変化していく事となりますね。

挿絵


挿絵は、「希望つばめ」さんが手がけています。
ラノベなどで活躍されている方みたいですね。
かと思ったら、二次元ドリームノベルズとかの挿絵もしていたんですね。

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可愛らしく柔らかい絵柄で、今作の様な雰囲気の作品との相性は良いですね。

特に、メイの柔らかく明るい表情が印象的でしたね。
こんな顔見せられたら、獣耳なんて気にならないですね♪
色白な肌で金髪というデザインなので、挿絵では淡い色味で描かれており、より穏やかなで可愛らしい行為を堪能できますね。

彼女は、狐娘なんですけれども、どことなく犬っぽさがある様に感じましたね。
まぁ、彼女的には犬と一緒にされるのは嫌らしいんですけどね(汗)

挿絵数:10枚

総評


全体的には、王道な展開で、昔の美少女文庫らしさがあったかな?
何か凄いインパクトがあるって話ではないですけれども、まったり穏やかHが楽しめるという作品かな、と。
最近の濃いめなぶっ飛んだ設定、ノリが好きだと、ちょっと物足りなさはあるかなとは思いますが(汗)

個人的には、欲を言えば、もう少しメイ側の視点も欲しかったかなとは思いましたね。
終盤の方で、そういったパートも一応あるんですけれども、もう少し見たかったですねぇ。
まぁ、そっち視点だとどうしても正体バレバレになる分、終盤くらいしか出せないってのも分かるんですけどね(汗)
…最初からバレバレとか言わない(汗)

獣っ娘ヒロインが苦手でなければ、問題なく楽しめる作品に仕上がっていると思いますよ。

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