I WANT YOU! 魔王はキミを求めてる (美少女文庫)
2018年10月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、魔王討伐のための勇者のパーティに加わっている修道兵です。
しかし、パーティから外されてしまう事に…。
そんな主人公をパーティに勧誘する一行が現れたのですが、それは何と元魔王だったという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • イムエル
  • サイアン
  • アヌ
がいます。

イムエルは、主人公をパーティに誘った元魔王です。
見た目は、子供の様な外見ですが、その魔力は人間の比ではない物があります。
基本的には落ち着いた物腰ですが、意外と子供っぽい面も。

サイアンは、スケルトンの剣士です。
イムエルによって、肉体を与えられており、骸骨の姿ではないです(汗)
異国の出で、時代がかった口調をしています。

アヌは、ダークエルフの少女です。
たどたどしい言葉使いもあってか、恥ずかしがり屋でモジモジ人見知りする所があります。

ストーリー展開


展開的には、魔王討伐のパーティを追い出された主人公が元魔王のパーティに誘われる流れですね。
…あれ? 魔王を倒すために元魔王のパーティに?(汗)

元々、主人公が魔王討伐のための勇者のパーティにいたのかというと、実は主人公も勇者の血筋ではあるんですね。

この世界では、かつて戦士たちが魔王を討伐しており、その一行を英雄として認めた歴史があります。
当然、国、世界の英雄となれば、その後の彼らの家は繁栄し、勇者としての家系が脈々と続く事になる訳で…。
そうなれば、彼らの子孫…、血筋もまた世代を経て、拡大の一途をたどる事に。

なので、確かに勇者の血筋と言っても、ピンからキリまでいる訳ですね、直系、遠縁含めると(汗)

主人公は、その遠縁にあたる立ち位置だった訳ですね。
もはや珍しくもない肩書となってしまった勇者の称号、それでも新たな魔王が現れたとなれば血筋ゆえに討伐に向かわなければならないのがつらい所(汗)

そんな訳で、主人公はこれまた勇者の血筋がリーダーのパーティに参加したのですが…。
リーダーは、主人公の様な限りなく遠縁ではなく、直系の血筋って事で、似ている様で似て非なる存在。
他のメンバーも、勇者の血筋ではないものの、性格的に主人公とはタイプが全く違う面々で、主人公はいつしか居場所がなくなっていく事に。
遂に主人公は、見捨てられてしまい、解雇されてしまう事に…。

別に何かえらいミスをしでかしたとかではないんですけどねぇ(汗)
単に主人公の心配性から発する気遣いなどが、どうもプライド高い面々には格下な主人公に言われるのが嫌だった様で…。

こうして、目的が無くなってしまった主人公の前に現れたのは、以前、出会った事があった少女でした。
彼女…、イムエルもパーティを率いて討伐の最中なのですが、主人公が解雇されたと知り、自分のパーティに入って欲しいと誘ってきたのでした。
対して面識のない相手を誘うだけでも驚きですが、何とイムエルは人間ではなく、元魔王だったのです(汗)

元魔王である彼女が何故に、魔王討伐のパーティに主人公を誘うのか。
ザックリ言うと、イムエルは先代の魔王で、自ら魔王の座から退いて地上で過ごしていたのですが、彼女に代わって現魔王となった奴は、魔王の立場を良い事に好き勝手やっていると。
その結果、困っているのが人間たちだけではなく、他の魔族たちもというのだから、現魔王の行動は随分と度が過ぎる模様で(汗)

遂には、現魔王をどうにかして欲しいと魔族が前魔王であるイムエルに訴える始末となり、座を退いた自分にも責任があると彼女は現魔王を倒す事にしたという経緯があるんですね。
現魔王に苦しめられているのは、魔族も人間も変わらないため、主人公も彼女の誘いに応じる流れですね。

…前魔王なら主人公いなくてもすぐ倒しに行けそうなものですが、それでは話になりませんからね(汗)

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。

行為的には、アナルセックスやパイズリ、フェラなどがあります。

今作の見所は、ヒロイン全員、人間ではない所でしょうか。
まぁ、見た目は皆可愛らしい女の娘なので、あまり人外感は感じないとは思いますけどね。
精々、イムエルの頭の目立つ角くらいなものでしょうか。

これまたお約束的な展開ですが、イムエルの魔力は人間のそれとは桁が違う程の差がある一方で、力を消耗をすると、魔力回復のために主人公とのHが必要になる事に。
なので、割と早いタイミングで関係を持つ事になりますね。
ちなみに、他のふたりとは、魔力云々関係ないで関係を持つ事になりますね。

今作のメインヒロインは、前魔王であるイムエルなので、他のふたりはサブ的扱いですね。
…まぁ、魔王差し置いて、部下がメインとはいかないよね(汗)
3人とも行為経験はないので、主人公がリードしていく感じの展開が多いのも特徴でしょうか。

イムエルとの行為も魔力回復のためと思うとアレですが、実際の所、最初から主人公に対して好意的なため、別に義務的な感じには感じないと思いますね。
序盤から甘めなイチャイチャ感があるくらいですからね♪
彼女含めて、人間ではなくても女性なので、普通に可愛いと言われれば照れるし、反応は何ら変わりませんからね。
むしろ、変に擦れていない分、反応が素直で初々しさがより強く感じるくらいです。

サイアンは、本来スケルトンな訳ですが、肉体があるので良かったです(汗)
さすがに骨には興奮しませんからねぇ…、身体があって本当に良かった。
でも、ちょっと残念だったのは、彼女が生前男性だったっていう設定ですね、若干それがちらついてしまった…(汗)

ちなみに彼女は、M気質な所があり、割と激しくされたい所がありましたね。
自分からアナルセックスをおねだりしてたくらいですからねぇ(汗)

アヌは、大人しい性格とは裏腹にボディは立派というギャップが魅力ですね。
巨乳なのでパイズリも応じてくれるなど、ここぞとばかりに存在感をアピールしていますね。
彼女は一番言動に幼さが残るキャラなだけに、ある意味、破壊力が凄い(汗)

全員そうなんですが、割と思ったよりかは行為のボリュームは控えめな印象でしたねぇ。
まぁ、3人分でストーリーの描写もかなり力が入っているため、これくらいになるのは仕方ない所ではあるんですけどね(汗)
個人的な印象では、もう少しボリュームがあっても良かったかなってくらいのボリューム感だったので、Hメインだと少し弱いかもしれません。

終盤では、3人全員交えてのハーレム展開になりますね。
3人一緒になって、それぞれの仲の良さ、信頼関係の強さといった関係性が分かりますね、
この頃には、全員行為に貪欲になっており、積極的に主人公を求める様が印象的ですね。
まぁ、人間じゃないから余計に欲には素直そうだしね(汗)

挿絵


挿絵は「のり太」さんが手がけています。

可愛らしくクオリティの高い絵柄が魅力的ですね♪
今作のヒロインのキャラデザインは、イムエルを筆頭にかなり幼さの残るデザインなので、正直好みは分かれるかもしれませんね(汗)
もう少し大人びても良かったかなぁ、可愛らしいんですけどね(汗)
身体を側面から見ると、余計に華奢に…(汗)

ダークエルフのアヌは、挿絵的に褐色の肌がよく映えますね♪
パイズリするシーンでは、ドアップで描かれた彼女の顔が普段よりも積極的な顔立ちで印象的でしたね。

ラストでは、主人公の顔もはっきり描かれていましたが、普通に可愛らしい顔立ちでしたね。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、綺麗にまとまった作品でしたねぇ。
前作は、終盤の展開に若干置いてきぼりになった所がありましたが、今作はそんな事もなく大丈夫でした(汗)
まぁ、今作はファンタジーな世界観なので、受け入れやすい土壌があったってのもあるでしょうが。

そういやサイアンのある問題は、結構重要な話(要素)なのかと思ったら、特にそうでもなかったので、ちょっと肩透かしでした(汗)

正直、ガツンとしたインパクトこそ、ストーリー、Hともに控えめだったかなとは思いますが、安定して読みやすい内容でしたね。
表紙絵を見て、キャラクターを気に入ったら、十分楽しめる作品だと思いますよ。

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