土下座で(本番まで)頼んでみた (美少女文庫)
ほんじょう 山羊 ふなつ かずき
フランス書院

土下座で(本番まで)頼んでみた (美少女文庫)
2018年6月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

帯に人気コミックの小説化ってあったので、原作があるみたいですね。

主人公は、ごく普通の男子学生です。
そんな彼は、ある事をきっかけにして、数多くの女性たちと次々と関係を持つ展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 滝川 八千代」(たきがわ やちよ)
  • 柊 綾野」(ひいらぎ あやの)
  • 柏木 木葉」(かしわぎ このは)
  • 宮園 円華」(みやぞの まどか)
  • 久志木 桜」(くしき さくら)
  • クリア
がいます。

八千代は、主人公の後輩です。
明るく元気の良い性格の持ち主です。
以前から主人公に淡い好意を抱いています。

綾野も、主人公の後輩です。
年下ながらもどこか包容力を感じる母性的な雰囲気を持っています。

木葉は、主人公の学校の教師であり、主人公の幼なじみでもあります。
真面目で厳しい性格の持ち主で、主人公の初恋の相手でもあります。

円華は、主人公の所属している部活の先輩です。
見た目は人形みたいに可愛らしいのですが、傍若無人な性格をしています。
とは言え、意外と優しい面もあります。

桜は、主人公の幼なじみで、学校の生徒会長でもあります。
何を考えているのか分からない程、表情が読み取れない無表情な少女です。
帯によると、今作のオリジナルキャラクターだそうです。

クリアは、人間ではなくエルフです。
ある出来事をきっかけに主人公と出会う事に。

ストーリー展開


展開的には、主人公が土下座でヒロインたちと次々と関係を持つ流れですね。
…大体、そんな感じだから困る(汗)

でも、これだけだと頭おかしい奴なんですが、色々そこに至った経緯がある訳ですよ、フォローすると(汗)

その出来事は、開幕いきなり…。
幼なじみである桜が、交通事故に遭う瞬間に出くわしてしまったのです。
咄嗟に身を挺して桜を守ろうとする主人公ですが、自分も一緒に事故に巻き込まれてしまう事に…。

事故で薄れゆく意識の主人公は、気づくと誰かに起こされる事に。
何と、主人公を起こした相手は、桜だったのです。

あの事故は、悪い夢だったのか?
そう思い、この時も同じ様に桜と学校に向かい、いつもの日常生活を過ごしていたのですが…。
何と、またもあの事故と同じ様な光景に出くわす事になり、またも桜が事故に…!?

そして、また主人公も同じ様に桜をかばい、一緒に事故に遭う事になり、気づけばまたも桜に朝、起こされる事態に…!

ここまで続くと、さすがに夢では片づけられませんよねぇ。
それこそ夢みたいな話ですが、もしかして同じ時間を繰り返している?
その後も、何度も同じ状況が繰り返される事に…。

多少、方法の違いはあれども、桜が事故に遭うのは同じであり、主人公もそれに巻き込まれるのも同じ。

何回も、同じ結末を繰り返す事に疲れた主人公。
思ったのはまた同じ結末を辿る事になるのであれば、好きな事をしようと…。
そこで、主人公はHな事をしたいと思うんですね、思春期の男子らしい発想ですが(汗)

そして、主人公は知り合いの女性陣に土下座でHな事を頼み込む流れですね(汗)

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。

行為的には、手コキやフェラ、パイズリ、アナルセックス、自慰などがあります。

今作は、主人公のいきなりのお願いに戸惑い、困惑の入り混じった恥じらいの色を見せる女性陣の姿が最大の肝ですな♪
あっけらかんとお願いに即、応じたら、この雰囲気がぶち壊しですからねぇ(汗)
そこから行為に至る過程も見所のひとつでもありますね。

それぞれの各パートで、八千代、綾野、木葉、円華、桜、クリアとの行為が描かれています。
なので、ちょっと短編的な雰囲気もありますね、オムニバス的というか。
一応、繋がってはいますけれどもね、ヒロインの記憶はリセットされ、主人公との思いで残りませんが、主人公自身は記憶を持ったままなので。

6人分の展開があるので、個々のパートは最低限でしょうか。
基本的に、主人公が伝家の宝刀、土下座で女性陣にHな事をお願いして、根負けした女性陣とHする流れです(汗)
土下座してHできたら、土下座なんて安いもんですねぇ(汗)

まぁ、普通は無理な話ですが、主人公は文字通り必死に頼み込み、更に実は女性陣の大半は主人公に対して少なからず好意を抱いているってのが最大の要因ですね。
勿論、誰もが当初は主人公の無茶なお願いに困惑する訳ですが、土下座で頼み込んで根負けして、多少応じる形ですね。
少しでも譲歩できれば、後は勢いでなし崩し的に関係を持つに至る感じですね。

何せ6人分ですから、そこら辺は勢いでカバーですね、ちまちまやっていられないしねぇ(汗)
一応、女性陣の視点での描写もあるので、ある程度、短い場面でも感情移入をしやすい雰囲気作りはされていますけどね。

印象的だったのは、木葉、円華辺りかなぁ。
木葉は、唯一の大人…、まぁ、エルフのクリアは除くと(汗)
そして、主人公の初恋の相手であり、教師と生徒の関係という事もあってか、彼女がリードする展開があったのが印象的でしたね。
他の女性陣は、クリア含めて全員男性経験がありませんが、木葉だけはある訳です。

それゆえに、他の女性陣とは違う色気や主導権を握る様な展開などがあったのは、良かったですね。

円華は、最初から特に好意的って程ではなかったですが、意外と行為に関しては普段の強気さよりも乙女というか可愛らしさが目立ったので、ギャップが良かったですね。
しかし、アナル寄りなキャラだったのは意外でした(汗)

クリアは、エルフで急に世界観が(汗)
いきなりエルフが出て来た事もあってか、個人的には今一つ感情移入が弱かったかなぁ(汗)

桜は、ストーリー的に、メインヒロイン的な存在ですね。
なので、彼女との行為はより力が入っており、甘さを感じさせるものに仕上がっていますね。
まぁ、あれだけ彼女のために身を挺しているんだから、当然ですな。
これまでは冷静なクールな雰囲気の彼女が素直に主人公への想いをさらけ出す様は、彼女の情熱的な一面を垣間見れますね♪

終盤では、全ヒロイン交えてのハーレム展開がありますね。
何せ、ヒロイン数が6人ですから凄い光景ですね、エルフいたり(汗)

挿絵


挿絵は「ふなつかずき」さんが手がけています。
原作を手掛けられているご本人なので、クオリティは間違いなしですね♪

可愛らしくもHな女性陣の姿を堪能できますね。
一般誌で漫画を連載されている方なので、当たり前ですが素晴らしいクオリティですねぇ。
挿絵でもふきだしや描き文字など、コミックぽい演出があったりと、よりいやらしさを感じさせる仕上がりですね。

そういや、ヒロインたち行為中の瞳の中、ハートマーク入っているんですよね(汗)
…催眠物かな?(汗)

終盤では、見開き2ページ分での全ヒロインの姿も描かれており、圧巻の光景ですね♪

挿絵数:10枚

総評


全体的には、原作があるせいか、あまり美少女文庫っぽくない印象でしょうか。

作品としてのストーリー性は、正直薄いというか…、シンプルってニュアンスの方がしっくりくるでしょうか。
でも、これがヒロイン6人という、文庫としては大人数である事が、結果的に良い効果に繋がっているかなとも。
6人分の展開が描かれている事で、シンプルな話、構成が逆に活きるのかなって。

これがヒロイン数3人とかだと、かなり個々のヒロインのパートを引き延ばした印象の薄い内容になったのではないかな(汗)
勿論、個々のヒロインの描写をもっと求めればきりがないので、幾分ボリュームに物足りなさは感じますが、許容範囲内かと思います。

なので、小難しくなくサクッとヒロインたちとの行為を楽しめる内容に仕上がっていると思いますので、読みやすいと思いますよ。

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