永遠姫の嫁入り (美少女文庫)
葉原 鉄
フランス書院

永遠姫の嫁入り (美少女文庫)
2018年4月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、大学生になったばかりの男子学生です。
そんな彼は、久しぶりに田舎に帰って来る事になり、子供の頃に出会った少女「トワ」に告白し、結婚する展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 桃倭(トワ)
がいます。

トワは、この地で桃姫と称されている女性です。
若い少女の外見ですが、実際はこの地で最も長い年月を過ごしている存在でもあります。

ストーリー展開


展開的には、主人公がトワに告白して、結婚する流れですね。
急展開!(汗)

まぁ、色々長い経緯があるんですよ、これには。

幼少時に母親の帰省時について来た主人公が、トワと出会ったのが桃交祭(ももがいまつり)中の事でした。
トワ曰く桃交祭は、縁結びと出会いの祭りでもあるそうですが、当時の主人公は、まだ子供なので色々分からない事だらけ。

そんな彼にも、自分とほんの少し年上くらいの様な見た目なはずのトワの存在はどこか他の子供とは違う印象を感じていたのでした。

話す言葉も雰囲気も、どこか自分の祖母とかに通ずるものを感じる様な、大きな包み込むような柔和さ。
そんな彼女の存在に、主人公はいつしか意識し、その抱いた感情が初恋だと気づいたのは、それから何年も経過した後でした。

それから年齢を重ね、生活も色々変化したなどもあって、次第に主人公はこの地を訪れなくなっていったのでした。
そして今回、こちらにある大学に進学するのをきっかけに、再びこの地を訪れる事に。

奇しくも、この日は丁度、桃交祭の真っ最中。
祭りの中で、主人公はあの印象的な容姿をしているトワを見つける事に。
彼女は、初めて主人公と出会ったままの姿恰好のまま、そこにいたのでした。

実は、トワは人間ではなく、この地元では桃姫と呼ばれる存在として有名なんですね。
もうずっと数百年以上も同じ容姿のままで、この地に在り続けていたのです。

その事実は、主人公も以前から理解しているんですが、トワと幼い頃に出会い、抱いた想いは変わらず心に在り続けていたのでした。

この日は、縁結びの桃交祭。
桃人形を意中の相手に贈り、受け取ってもらえれば、その想いは成就するという祭り。
主人公は、周りの目も気にせず、桃人形をトワに渡し、長年の想いを告白。
トワも、まさかの事態に困惑しつつも、最終的にそれを受け入れ、結婚する流れですね。

なので、今作のメインは結婚し、夫婦となってからのお話な訳です。
これまではトワの事を殆ど表面程度にしか知らなかった主人公が、夫婦となって彼女の抱える業を知り、彼女を救うために奮闘する流れですね。

Hシーン


Hシーンは、トワとの行為が描かれています。

行為的には、パイズリやフェラなどがありますね。
その他の要素では、バイブやローターなどの小道具を使用する場面も一部ありますね。

年齢こそ、トワは主人公と凄い差がありますが、実は彼女は男性経験がないんですね。
なので、そういった行為はそれ程、年齢差によるアドバンテージはないんですね。
だからこそ、行為での初々しさやそれでもトワの放つ圧倒的な包容力による彼女の破壊力を味わえる事になりますね♪

このパッと見、主人公よりも若々しい容姿の彼女が主人公を夫として受け入れる様は、仮に同じ容姿の実年齢の娘がしたとしても、違うんですよね。
人生経験が豊富過ぎるくらいに豊富な彼女だからこそ、与える雰囲気、ギャップが凄い訳ですね。

こう書くと可愛らしくて綺麗な展開ばかりに思えるかもしれませんが、この人の作品は結構ねちっこく濃い行為でもお馴染みなので、しっかり行為描写もありますね。
主人公も、何気にSっ気が異常にある訳ではないですが、そこそこ変態チックな面もありますしね(汗)
でも、他の作品に比べれば比較的マイルドな部類に入るかなとは思うので、読みやすいバランスになっていますね。

主人公は、トワを好きであるゆえに、時々理性が飛ぶというか、若干暴走する面も垣間見せたりと、時に若さも。
まぁ、相手がトワですから、それを全て受け入れてくれる度量、包容力がありますからねぇ(汗)
良くも悪くも、彼女相手に変に格好つけて大人ぶる様な真似は逆効果でもありますし、時に若く真っすぐな言動が逆に彼女の心を打つ事になりますから、むしろ好ましい関係性とも言えるでしょう。
なので、どこかで彼女に甘える様な雰囲気もあるんですが、普通の大人な女性と違って、あの容姿ですからそこでまた別のギャップが生まれ、新たな感覚を味わえる事にも繋がっていますね。

中盤過ぎ辺りでは、より主人公の責めがパワーアップ。
まぁ、これにはとある事情があるんですが、ここでは省略。
とは言え、ただ過激なだけではなく、主人公もかなり背伸びしている感があるので、変に痛々しい感じはしないで、ある意味微笑ましく見れると思いますけどね(汗)

主人公があえて厳しい言葉で辱めたりして、トワがそれに敏感に反応しちゃうのも愛らしいですね。
結構、主人公がトワにゾッコンで頭が上がらない面があるんですが、意外と表には出さないけれども、トワもまた主人公にゾッコンなんですよね。
たまに彼女の視点で描かれている場面では、彼女が主人公への想い、こんなに幸せで良いのかなどのベタ惚れ具合が垣間見えます♪

終盤の行為では、単にイチャラブの様な甘さだけではない、愛の強さを感じさせる様な激しい行為も。
主人公の若さ溢れる不器用さを叩き込む様な展開は、凄みがありましたねぇ。

挿絵


挿絵は「みやま零」さんが手がけています。
何か久しぶりに見た気がする(汗)
安定のクオリティーなので、今更言う事もないですな♪

トワのデザインは、表紙絵よりも挿絵の方が、より幼さが出ている様な気がしますね。
まぁ、行為中の絵が多いから幼さというか快感で惚けていると言うべきでしょうか(汗)
時には、彼女の息をのむ様な美しさと恐ろしさが入り混じったシーンもあったりと、可愛いだけではない彼女の姿も見る事ができますね。

主人公の顔ははっきりとは描かれていませんが、トワとふたりで絡んでいるシーンは、若干犯罪臭が(汗)
特にある場面で、ブランコにふたりで乗っている(トワの股間には主人公の肉棒が刺さっている)場面では、そんなHの真っ最中と知らない子供の前で一緒にブランコを楽しんでいる風を装うんですね(汗)
まぁ、このシーンのトワの感じ入ってる惚け具合に加えて、彼女を口元に笑みを浮かべて肉棒を突き立てている主人公の対比が印象的でしたねぇ。
…主人公の顔は口元しか描かれていないんですが、目元辺りが影になっているのも相まって、危険人物感が凄いです(汗)

挿絵数:8枚

総評


全体的には、トワの過去だったりの要素なども相まって、中々濃厚で読み応えのある内容に仕上がっていましたね。
こういう状況を打破できるのは、ストレートなキャラをしている主人公ならではですね。
そういう意味でも、この主人公の若さは凄い武器だったと思いますね、若干気恥ずかしさも感じながら読みましたが(汗)

Hシーンは、個人的に思ってた程、ドSではなかったかな?
この人の作品は、結構濃いだけにもっとどぎついのが来るかなって思ってたのですが、割と普通の範疇だったかなと思います。
まぁ、この作品の雰囲気を壊さない程度の塩梅なんでしょうね(汗)

ヒロインが、かなり特殊なだけに好き嫌いは分かれるかもしれませんが、こういうキャラに抵抗が無ければ十分楽しめる作品だと思いますよ。

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