せっかく価値観が逆転したんだからハーレムつくってスローライフを送ろう! (ぷちぱら文庫creative 182)
2018年2月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

今作品は「ぷちぱら文庫 Creative」なので、原作がない純粋なオリジナル作品となっています。

主人公は、見た目もイケメンとは程遠い顔立ちでオタク趣味な男子学生です。
そんな彼は、ある理由で学園中の女生徒から嫌われている状況が続いていたのでした。
しかし、ある日を境にその状況に変化が生じる事となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 杉浦 詩穂」(すぎうら しほ)
  • 平沢 瑞希」(ひらさわ みずき)
  • 諏訪原 理沙」(すわはら りさ)
がいます。

詩穂は、主人公のクラスメートです。
ある理由で学園中の女生徒たちから嫌われている主人公にも普通に接してくれる稀有な存在です。
当然、学園でも男女から好かれています。

瑞希は、主人公の従妹です。
幼い頃から主人公に懐いていた存在で、現在は数年程会っていませんでした。
主人公の学園に進学を希望しており、主人公の家にしばらく滞在する事に。

理沙は、主人公の学園の教師です。
厳しく真面目な印象で、特に異性関係には厳しいお堅い所があります。
何故か人名をフルネームで呼びます(汗)

ストーリー展開


展開的には、何故か女生徒から嫌われている男子学生の主人公の日々が、ある日を境に変わる流れですね。

そもそも何故に主人公が学園中の女生徒から嫌われているのか。
それは、主人公の趣味にありました。

主人公は、いわゆるハーレム物な作品が好きであり、エロラノベ的なハーレム物が大好物なんですね。
中でもハマった作品を学園に持ち込んでしまい、運悪く抜き打ち検査に引っかかり没収となってしまったのです。
没収も痛いですが、何よりもそんな本を読んでいると周りに知られてしまった事の方が痛いですよね(汗)

こうして、元々男前でもない自称キモめな外見だけでも女生徒の受けは良くないのに、この出来事が響き、女生徒たちから気持ち悪がられる事に。
…小馬鹿にはされるかもしれませんけれども、そこまでですかねぇ、余程それまでの好感度がないんだな(汗)

2000冊以上レビューしている自分は、どうなるのかしら…(汗)

話を戻して、こんな女生徒たちから向けられる嫌悪の視線の中、唯一主人公にそれ以前から変わらずに声をかけてくれる女性がいたのです。
それが、クラスメートの詩穂でした。

勿論、話しかけてくれるって言っても、たわいのない挨拶程度なレベルなのですが、それでも主人公にとっては救われた訳ですね。
まぁ、その後は毎日女子たちからの敵意をビクビク避けながらの生活を送っていたのです。

そして、この日、いつも通りの朝を迎えた主人公は登校する訳ですが、何か様子が変な事に気づきます。
いつも通りに女生徒たちが自分を遠巻きに何やら言っているのは、同じなはずなのに、そこから向けられる視線はいつもとは何か違ったのです。

何と、何故か自分以外の人たちの価値観がおかしい事になっているんですね(汗)
つまり、主人公の認識もHなノベルばかり読んでいる気持ち悪い奴から、Hに詳しい凄いモテ男みたいな感じに見られているらしいのです(汗)

当初は、女生徒たちが悪ふざけでやっているのかと不審がるものの、それが本当にそうらしいと次第に認識していく中で、主人公はクラスメートの詩穂をはじめとして女性陣と関係を持っていく流れになっていますね。

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。
一部だけ、他の名も無き女性との行為もちょっとだけありますが、あくまでもメインは上記3人となります。

行為的には、フェラやパイズリなどがありますね。

やはり見所は、価値観が変化した事で起こる女性陣との関係でしょうか。
全体的に、かなり女性の方が積極的に迫って来る感じの印象が強かったですね。

こういう状況下においても、主人公自身の価値観は変わらないので、どうしてもこの状況に抵抗を感じている所があるんですよね。
それがまた一層、女性陣からのアクションに繋がっている面はありますね。
女性陣に迫られたら、結局優柔不断でHな主人公は流されてしまう訳ですが、ある意味、それも含めてハーレムっぽいか(汗)

でも、自分から勢いで詩穂に告白したりで、関係が始まってもいますので、全く流されるって訳でもなかったですけどね。

それに終盤近くになれば、ようやく主人公もハーレムというものに前向きに受け入れる様になりますけどね。
それで調子に乗って、途中では他の名も無き女性と絡む展開も一部ありましたが(汗)


印象的だったのは、従妹の瑞希ですね。
彼女は、元々主人公に懐いていたりで数年ぶりの再会時でも変わらずの積極的な接し方でくる存在なのですが、価値観変化してこれなのか、前からなのか…?
数年、思春期の頃に会っていなかったみたいだから、本来はその間に主人公を気持ち悪く感じるようになってた可能性もあるのかなぁ(汗)
彼女の登場の場面が、既に価値観が変わった後なので、分からないんですよね、素の状態を見れないんで。

同じ様に教師の理沙も、価値観の変化前から出てきてはいるんですが、そんなに描写もなくて、主人公に凄い厳しく言ってきたみたいな場面も事前にはないためか、あんまり価値観の変わった印象は控えめなんですよね。
なので、もっと序盤は結構ツンデレではないですけれども、それくらいにツンツンしているキャラがひとりくらいいた方が変化の大きさやギャップを感じさせてくれたのではないかなとは思いましたね。

終盤では、タイトル通りのハーレム状態ですね。
まぁ、それまでにも複数人数での行為はありましたが、やはり全員揃ってとなると迫力がありますねぇ。
積極的に主人公への愛情を示して来る女性陣の姿は、微笑ましくもHですね♪

挿絵


挿絵は「オガデンモン」さんが手がけています。
同人作品やラノベの挿絵だったりなどを手掛けているみたいですね。

シャープでスッキリした描線が特徴的ですね。
なので、スッキリ軽い仕上がりで変に濃すぎない塩梅の絵柄に仕上がっています。

最初、表紙絵見た時は一瞬ファンタジーの異世界物かと思う様な制服なんですよね(汗)
これに限らず、スタイルのいい娘しか着れないような制服ですな(汗)
そのせいか、ちょっとコスプレっぽさも感じましたねぇ。

何故か瑞希は、毎回行為中でも頭に帽子をかぶったままなんですよね、お気に入りなのかな?
まぁ、それが彼女のキャラに良く似合っているから別に気になりませんけどね♪

一部、瞳の中にハートマーク入ってましたね、ちょっと病んでいる様で怖い(汗)

挿絵数:10枚

総評


全体的には、価値観に関しては、行為に至るまでの過程、最中が一番盛り上がる場面だったかなという印象でしょうか。
関係を持ってしまうと、そこまでズレが弱く感じる様になるので、あんまり目立たないかなと。

勿論、普通に考えれば複数人とHしてラブラブみたいな話は十分凄いんですが、この手の作品ではそれは当たり前じゃないですか。
それこそハーレム物が多い愛内作品とかでも。
あんまり話が進んで複数人のヒロインと絡んでいったりする事自体は、別に珍しいものではないですよね(汗)
なので、話が進むたびに普通の良くある話に近づいてしまう様な気がしますね。

まぁ、行為を知っても大歓迎な家族や周りの反応とか、他の作品とは違う違和感はなくはないんですけどね。

そういや、タイトルにあるスローライフってのは、あんまり描かれていない様な(汗)
今作の舞台は異世界ではなく、主人公も学生ですから、あんまりスローライフってのとは何か結び付かない印象がありますよね。
一応、何か学業など放っておいてハーレムに勤しめという周囲の応援(支援)があるらしいので、そういう意味で何もしなくても良い環境ではあるみたいですが(汗)
でも、これってスローライフなんかって言うと何か違う様な…、援助してもらってって(汗)

まぁ、それも価値観が~ってのがあるからこその流れという事ですかね、普通の感覚ではこれはスローライフではないですし。

相変わらず誤字脱字が多々目立ったのも残念ですね。
この人の作品はとにかく発売のスパンが早いだけに、人一倍ミスが多いのがねぇ。

結果、普通のハーレムとの明確な差は、それ程ないかもしれませんね。
ですが、普通にハーレム物としても読めるので、十分楽しめる作品になっているとは思いますので、そこはご安心を。

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