クーマゾ♪ しつけてお姉ちゃん (二次元ドリーム文庫)
栗栖ティナ
キルタイムコミュニケーション (2017-09-28)

クーマゾ♪ しつけてお姉ちゃん (二次元ドリーム文庫)
9月発売の二次元ドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、家が古くから続く剣道場の跡取り息子です。
しかし、姉の「」(かおる)には勝てないでいました。

そんな中、主人公は生徒会室の片づけを頼まれた所、何故かSMグッズの入った箱を見つけてしまう事に(汗)
扱いに困り、家にまで持ち帰ってしまった所を姉の薫に見つかってしまう事となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 内藤 薫」(ないとう かおる)
がいます。

薫は、主人公の姉です。
剣道の腕前は、超一流であり、道場の人間は相手になりません。
自分に厳しく、凛とした雰囲気には男女問わずファンが多いです。

ストーリー展開


展開的には、主人公が何故かSMグッズを持ち帰ってしまい、姉の薫にバレる流れですね。
どんな流れかは、気にしてはいけない…(汗)

主人公は、剣道場の跡取り息子なのですが、姉の薫に勝てないで厳しく叱責されている日々を送っています。
実際、彼女の剣の腕前は確かであり、道場では敵無しなのですが、実は、主人公も大会では負けてないんですね。

でも、姉の薫の前では勝てない…。
これが薫にとっては、弟の力量があるのにも関わらず勝てない事が歯がゆい訳ですね。
結果、言葉も少し厳しいものとなっています。

主人公自身も、姉の太刀筋が見えない訳でもなく、戦えるはずと理解しているのですが、ある事が心理的に歯止めとなっていたのです。
ある事については、後で…。

そんな中、学校で主人公は学校の生徒会長である「奏」(かなで)に呼ばれる事に。
奏は、姉の薫と仲が良いらしく、度々話し込んでいるのを主人公も知っていました。

ちなみに、この奏、恐らく前々作のクーマゾ2で登場したヒロインかな?
さすがに発売から丸5年以上経過しているので、もう手元に残していないんですが、当時のレビュー記事を見ると、恐らく同一人物かな。
当時のレビューは、名前しか書いてないから、確定ではないんですが、多分そうでしょう(汗)

二次元ドリーム文庫 クーマゾ!2 しつけてお兄ちゃん レビュー

そんな彼女からのご指名で、主人公は生徒会室の片づけの手伝いをさせられる事になるのですが…、そこである物を発見。

まぁ、上記で書いているのでサラッと書きますが、何故か学校にある様な物ではない様々なSMグッズが入った箱でした。
奏にはゴミだと言い繕って、処分のため生徒会室を出た主人公ですが、焼却炉で処分して大丈夫なのか悩み、結局自宅まで持ち帰ってしまったのです(汗)

これまでSMとかには特に興味もなかった主人公。
しかし、SMグッズの数々を見て、SM系雑誌に掲載されている女性の表情が薫にだぶったのです。

これこそが、主人公の悩みでもありました。
主人公は、正確には薫に全敗ではなく、実は幼い頃に勝った事が一度だけあったのです。
その際の敗北し、主人公を下から見上げる姉の表情に、当時の主人公は異様な高ぶりを覚えたんですね。
弟に負けた悔しさ、弟が成長した喜び…、様々な感情が入り混じった表情を向ける姉の姿は、主人公の何かを強く刺激した訳です。

しかし、主人公は以来、そんな感情を姉相手に抱いてはいけないと恐怖心、罪悪感にも似た思いになってしまったんですね。
これまでの薫との戦いでも、それをまた感じてしまうのではないかという恐れが、以来勝てなくなった理由でもありました。

SM雑誌に載っている女性たちの浮かべる表情は、あの時の姉、薫と似ている…、と。
結果、そんな妄想をしていた時を、薫に見つかってしまう事に(汗)

この後は、薫から勝負を挑まれ、これまでのトラウマを振り払う様にし、遂に薫に2度目となる勝利。
しかし、負けた薫の様子がおかしい事に…。

実は、主人公がかつて薫を打ち負かした際に感じた激しい高ぶり。
それは、薫もまた感じた感情だったのです、ただし彼女の場合はその逆、主人公に負けた際に抱いた高ぶり…。
そう、彼女は実はM気質であり、主人公に支配されたがっていたという流れですね。

Hシーン


Hシーンは、薫との行為が描かれています。

行為的には、フェラやパイズリ、アナルセックスなどがあります。
その他の要素では、緊縛要素、浣腸、小道具を使う展開なども一部ありましたね。

やはり今作の見所としては、姉、薫のクーマゾ気質という所でしょうか。
これまで負け知らずな彼女が、かつて主人公に負けた際に味わった感情…、それは彼女がそれまでに抱いた事のない強烈なものでした。
その際の主人公が薫に見せた表情に、当時の薫はゾクゾク痺れた訳ですねぇ。

主人公は主人公で、その薫の表情にゾクゾク痺れてた訳だから、相性バッチリですな(汗)

これまでは、それをひた隠しにしてた訳ですが、薫が遂にそれを告白した事で、姉弟の関係は大きく激変する事に。
いきなり主人公の股間ににじり寄り、股間の匂いに興奮をするなど、これまでの凛々しく厳しい彼女とは別人の様に(汗)

主人公もそんな豹変した薫の姿に、大興奮。
かつて自分が薫に激しい高ぶりを抱いた時と同じ姿に、知らず知らずにSな言動を…(汗)
薫もそんな主人公のこれまで見せなかった強い有無を言わせぬ言動に興奮、喜びの色を浮かべ、主人公の指示に従う事になりますね。

そのままフェラから本番に至り、ふたりの関係は決定的に変わりますね。

一度、関係を持てばもはや歯止めが利かない、若いふたり。
自宅だけでは収まらず、次第に行為は大胆になり、学校内で人の気配を感じながら行為に耽る事に…。
もう、この辺りのふたりの行為へのハマりっぷりが凄いんですよねぇ、親も海外に行っており、家にふたりきり…、そら止まらんわな(汗)

勿論、ふたりとも行為の後は、性欲が鎮まるから落ち着き、猛省するんですけどねぇ。
でも、いざ相手を前にすると、身体が過敏に反応しちゃう訳ですよね(汗)

この辺のふたりは、これまでのタガが外れた事で暴走しっぱなしでしたからね。
それゆえに、バレたら破滅的な状況下での行為がよりスリリングで興奮を高めて、更に盛り上がるなど悪い方向へ(汗)
まぁ、それを経て、激情に流されずに互いを思いやりつつも、行為は濃厚にふたりなりに愛情深くシフトしていく事になりますね。
…SM色がない訳ではないですな、うん(汗)


作中では、若干の緊縛展開もありますね。
個人的にはそんなに興奮しない要素ではありますが、さすがに縄通して宙吊り行為するとは思わず、それは印象深かったですね(汗)
精々、手を縛るくらいかと思ってたんで、いきなり!?って(汗)

その後も、亀甲縛りなどマニアックな展開もありましたが、正直描写としてはそこまで詳細ではなかったです。
ちょっとそういうのをやりました程度なので、そんなにやたら詳しい描写でもなく、サラッとしていましたので、苦手な人もそこまで気にならないかと。

全体的に、叩いたりみたいな直接的な責めは、あまりなく(竹刀で叩くとかはありましたが)、殆どが言葉責めだったり、周囲に人がいる様な状況下での行為など羞恥心をくすぐる様な方向性が大半ですね。
私的には時に幾分主人公の言葉責めが熱がこもると強めかなと思いましたが、そこまでではないはずです。
まぁ、言われた本人が満更ではない反応しているから問題ないでしょう(汗)

終盤では、妊娠し、お腹が大きくなった姿の薫との行為も描かれていますね。
挿絵見ると結構な大きさになっているけども、中々主人公もアナルバイブ突っ込みながら、挿入したりと激しい扱いしてますね(汗)
大抵、こういう状態での行為って母性が出てたりとか、甘さも強いものですが、挿絵の効果もあってか、濃厚で全然雰囲気が甘そうに見えないという(汗)

挿絵


挿絵は「澤野明」さんが手がけています。
成年コミックやPCゲームの原画などを手掛けておられるみたいですね。

クーマゾ初代、2、ふぁんたじ~は「大空樹」さんが担当でしたが、今回は澤野明さんに変わりましたね。
なので、2の奏は残念ながら挿絵には登場しません。

基本、可愛らしくムチッとした肉付きの絵柄ですね。
…でも、注意って訳ではないのですが…、今作は表紙絵で判断すると「アレ?」って思うかもしれません(汗)

何故かと言うと、行為時の薫の描写がかなり生々しさがあって、濃いめなんですね。
そのため、表紙絵の薫と別人に見える様な表情(瞳)になっているので、「誰?」ってなる可能性が…(汗)

アヘ顔とはまたニュアンス違うんですけれども、…黒目が消えるんですよ(汗)
普段、黒く塗られる瞳孔部分が行為が激しく極まると、動向部分が斜線で縁取られ、中が白くなるんですね。
その結果、凄い鬼気迫る表情を見せてくれます(汗)
…文字では表現難しいですねぇ、見たら一発で分かると思うんですが。

個人的な好みで言えば、あの表情が印象に残り過ぎて、全く行為に興奮できませんでしたが(汗)
正直万人向けはしないかなぁ、あれが凄いハマる人も中にはいるんでしょうけども。
表紙絵(裏表紙)の薫は可愛らしく、アレはある意味罠だなぁと思いました(汗)

挿絵数:14枚

総評


全体的には、クーマゾらしくクールでMなヒロインとの行為が味わえましたね。
正直、そこまでクール感は控えめだった様な気もしますが…。

後は、クーマゾの最新作ってのも若干今更感もあるかな(汗)
前作のふぁんたじ~からは丸3年、その前の2からは丸5年以上経過しており、今頃?とは正直思いましたし。
それゆえか、挿絵の担当をこれまでのシリーズ全部手掛けた大空樹さんから澤野明さんに変更し、心機一転を図ったのかな?
単純にスケジュールとかで合わなかったのかは、私には分かりませんが(汗)

挿絵の効果もあってか、これまでのシリーズよりも迫力が増している様な印象がありましたね。
ある意味では、あの表情に全部持っていかれたかなと(汗)

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