ヤブヌマ2 他人棒に啼かされる君が愛しくて (リアルドリーム文庫)
空蝉
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ヤブヌマ2 他人棒に啼かされる君が愛しくて (リアルドリーム文庫)
7月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
原作ゲームのノベライズ作品です。

前作のヤブヌマの正当な続編作品なんですね。
私、調べずに買ったので、てっきりコンセプトだけ前作を踏襲している別物なのかと思ってたのですが、ヒロインたちも前作のままですね。

前作のレビューは、こちらからどうぞ
リアルドリーム文庫 ヤブヌマ 侵食されゆく妻の蜜肌 レビュー

正直、今作から読んでも一応分からなくもないとは思いますが、思い入れの強さ(感情移入)がやはり違ってくるのかなとは思いますので、出来れば前作から読んでいた方がより楽しめる作品になっているかと思います。
やはり読んでいる前提の作品かなとは思いますからね(汗)

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 浅岡 咲美」(あさおか さくみ)
がいます。

咲美は、主人公の妻です。
知り合った学生時代の頃から、誰からも好かれる存在であり、主人公が猛アタックした末に交際をスタートした経緯があります。
明るく快活で少し勝気な性格ですが、心優しい出来た女性です。

ストーリー展開


展開的には、前作の続きですね。
主人公は妻の咲美が他の男(藪沼)に抱かれる様に仕向け、また咲美も夫の望みを知り、それに応えた流れでした。

主人公は、自分の最愛の女性が他の男に抱かれている姿に、異常な程に性的な興奮をする性癖が開花してしまったんですよね(汗)
いわゆる「寝取らせ」ですね。

主人公自身でも自覚していますが、普通ではない性癖のために、愛する妻を他の男に差し出すという行為。
しかし、そんな強烈な罪悪感をも上回ってくる、通常では考えられない程の極度の興奮が忘れられない訳ですね。
そして、その後の愛妻との行為は、獣の様にお互いを求め、愛情を再確認するという結果に繋がる事に。

皮肉な事に、そうやって咲美との愛情を深く再確認し、彼女への想いをまた強烈に感じ入る事で、彼女への独占欲は高まり、それに比例して奪われた際の興奮、歪んだ欲求も大きく膨れ上がる事になる訳ですね。
…もはや中毒に近い感覚ですね、すっかり寝取らせの味に魅入られた(汗)

とは言え、主人公にも葛藤はありました。
愛する妻を今後も藪沼などにくれてやっていいのかと…。

そんな葛藤を繰り返す主人公の裏で、妻の咲美もまた葛藤を…という流れになっていますね。

咲美視点での展開もかなり描かれており、より一層彼女への感情移入が増して感じられる様になっているのは、良いですねぇ。
夫である主人公の知らない裏で、咲美に起きている事態…。
それらが彼女の視点を通して描かれており、主人公とはまた違った印象を感じ取れますね。

交互にそれぞれの視点で描かれた日常が物語を多角的に見せてくれますね。

お互いがお互いを愛しているのは、間違いのない事実なんですけどねぇ…。
まぁ、愛しているからこそ成立する作品ですからね、嫌ってたら何とも思わんだろうし(汗)


ある意味では、前作で大方の土台が出来上がっている中で、今回の作品。
なので、前作のああいう流れに至るまでの主人公たちの葛藤などが前作では見所のひとつでもあった訳ですが、今作でもそれは健在でしたね。
てっきり、前作から続いているから、そこをアッサリ目にして行為メインな展開になっているのかなって思ってた所があったのですが、それは違ってましたね。

いわば前作では、ある意味でこの世界に足を踏み込んだ程度で終わったとも言える訳ですよね。
前作が踏み出す前の葛藤であれば、今作は踏み出してしまったが故の葛藤って感じでしょうか。
だからこそ、これが正式な続編であるからこそ描けるであろう、より踏み込んだ世界、新たな夫婦の姿を感じ取れる作品ですね。

…まぁ、正直、私には理解に苦しみますけども(汗)

Hシーン


Hシーンは、咲美の行為が描かれています。

行為的には、フェラなどがあります。
行為としてはフェラ程度なものなんですが、この唯一のフェラもかなりねちっこく描いており、結構ページ数を割いているのが印象的でした。
他の普通の作品では、ここまでページは使わないであろうボリュームで行われる描写は読み応えありましたね。

やはり見所は、主人公ではなく好きでも何でもない存在の藪沼との行為に溺れる咲美の姿でしょうか。

前作で既に藪沼と関係を持っている咲美ですので、てっきり序盤から派手に関係を持つのかと思ってたのですが…。
意外にも?中盤辺りまでは行為は一切ないんですね、焦らしてくれますねぇ(汗)

またこの辺りの展開は、あんまり詳細には書けませんけども、ちょっと展開が違う流れなんですよね。
ザックリ言えば、「全員が合意の上ではない」展開が描かれていると言うのかな。
そのため、ここら辺での行為などは、厳密には「寝取らせ」ではなく、「寝取られ」寄りな流れになっているのが特徴ですかね。

こうなると、またこれまでの関係性や咲美、主人公らの感じる世界も全然見える景色が違う事になります。
そこら辺の個々の差異なども、見所のひとつになっているかと思いますね。


肝心の行為では、咲美の藪沼との行為ではしたなく乱れる様が印象深いですね。
前作から、藪沼と関係を持っている訳ですから、既に彼女の身体は主人公以外の男との行為の味を知っている状態な訳ですよね。

勿論、咲美からしたら藪沼など好感など一欠も見いだせない様なろくでもない男であるはずなのに、行為ではせめて感じまいと我慢しようとする咲美を嘲笑うかの様に過敏に身体が反応していってしまう姿が描かれていますね。
まぁ、向こうからしたら嫌がるそぶりな咲美を感じさせてやろうと、余計に執拗にねちっこく愛撫などをしてくる事になる訳で逆効果ですが(汗)

夫への想いを内心で何度も想い、藪沼への嫌悪の言葉を何度繰り返そうが、身体へ伝わる強烈な快感は消える事無く、咲美の身体を襲う事となりますね。

藪沼も言葉巧みに咲美を誘導していくんですよね、これがいやらしい(汗)
彼女へ都合の良い逃げ道を作っている訳ですね、だから大丈夫だと裏切ってなどいないと…。
あからさまな罠ではあるものの、精神的、肉体的に余裕にない咲美にとって、それは…(汗)

主人公とも夫婦の営みも一部だけ描かれています。
お約束の主人公と藪沼との行為の違い、差を感じる咲美の衝撃も描かれていましたね。
まぁ、この手の作品で性技で主人公側が勝る訳がなく、ただただ男としての肉棒の強さを認識してしまった彼女の絶望感は見応えがありますね。

挿絵


挿絵は、前作に引き続き「猫丸」さんが手がけています。
変わらなくて良かったです、続き物は絵(デザイン)が変わると雰囲気変わっちゃいますしね(汗)

今作でも、変わらずに魅力的な咲美の姿を描いていますね。
まぁ、表情はどこか愁いを帯びたというか、何とも言えない雰囲気を感じさせますね。
笑顔じゃいられないですよね、そりゃ(汗)

相変わらずの藪沼の不細工も描かれていますね(汗)
こんな奴と咲美が一緒に…って所がまた、たまりませんねぇ。

やはり枚数が少ないのがねぇ…、欲を言えば、もっと様々な咲美の表情が見たかったですが(汗)

挿絵数:5枚

総評


全体的には、相変わらず、ずっしり来る内容でしたねぇ。
まぁ、個人的な印象としては続き物故に前作程のインパクトってのはなかったかもしれませんけれども、それでも読み応えのある展開ですよね。

今作は、続編って事で新ヒロインで新規に~って訳ではなく、咲美たち夫婦の物語の続きでしたので、また続けて見ていると感情移入度も高く読む事ができましたね。
相変わらず、またも藪沼に抱かれる咲美にとっちゃ可哀想な話ですけれども(汗)

そういや、これって原作は続いているんですかね?
その内、3とかあるのかしら…、そうしたら主人公たちは、どんな事になっているやら(汗)

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