僕のエッチなしでは学園最強のヒロインが最弱になる件 (二次元ドリーム文庫)
6月発売の二次元ドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

この世界では、自身から生じるエネルギーを武器に具現化できる能力を有した人間が存在します。
主人公も、そういった能力者「武装者」と呼ばれるひとりでした。

学生である主人公は、武装者だけが入れる学園に入学したものの、そこの学生たちのレベル差にすっかり絶望し、だらけた毎日を過ごしています。
そんな主人公は、ある失言で学園で最強の呼び名の高い「綾夏」(あやか)の逆鱗に触れてしまう展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 日生 綾夏」(ひなせ あやか)
  • 一条 カリン」(いちじょう)
がいます。

綾夏は、学園でトップの実力を持つ優等生です。
世界でも唯一となる二刀流の使い手でもあります。
とある理由で武装者に強いこだわりがあります。

カリンは、主人公たちとは別の学園に通っている武装者です。
持ち前のルックスを活かしたアイドル活動も行っています。
かなり勝気で早とちりで暴走しやすい性格の持ち主でもあります(汗)

ストーリー展開


展開的には、能力者である主人公が、学園最強の綾夏の逆鱗に触れてしまう流れですね。
…どうして、こうなった(汗)

元々、主人公たちは、武装者と呼ばれる能力を有した存在なんですね。
これは近年、世界各地で能力を有した存在が出現し始めた事に端を発します。

それは、身体から未知のエネルギーを武器として具現化させる能力であり、その具現化された武器の効力は現存する現代兵器の類を圧倒する強力な物だったのです。
そして、研究の結果、武器を具現化するだけではなく、身体能力の強化までも可能とした超人を生み出す事となったのです。

そうなれば、各国で能力者の保護と育成などが活発となり、その一環で武装者たち専門の学園が出来た訳ですね。
そこのひとつに主人公が通う学園があったのです。

しかし、武装者が全員同じ力を有している訳ではありません。

当然、個人差があり、具現化できるエネルギー量などは先天的な要素であり、育成できる様な代物ではありませんでした。
つまり、生まれながら能力の優劣が決まっている事を意味し、主人公にとっては残酷な事実でした。
主人公は、そのエネルギー量が最低限ギリギリしか持ち合わせておらず、武装者だけの学園では落ちこぼれとなってしまっていたからです。

昔から、それを覆すために空手などを学び、差を補おうとするも、他の武装者のエネルギー量による身体能力の強化は、残酷にもその努力を上回っており、結局歯が立たなかったのです。
努力ではなく、才能の勝負と化している現状に、もう自暴自棄になるしかなかった主人公は、授業もサボるなどすっかりだらけてしまう事に…。
中途半端に最低限の武装者である資格があるという状況は、武装者だけの学園において立場がないですもんね(汗)

すっかりだらけた主人公には、学園で最強な武装者である綾夏の存在は見てられなかった訳ですね。
良いとこのお嬢様で、才能にも環境にも恵まれた優等生…。
彼女の存在は、主人公にとっては輝きすぎて疎ましさすら感じる存在に映ってたのです。

そんな中、主人公は綾夏を見て、失言をしてしまう事に…。
綾夏にとっては、それは我慢ならない発言であり、主人公に戦いを申し込んで来たのです。

学園最弱な主人公と最強な綾夏…。
本来であれば、誰もが予想できる試合結果ですが、そこであるアクシデントが…。

主人公の攻撃とも言えない様な、か細い一撃を受けた綾夏に異変が起きたのです。
何と、綾夏の武器の具現化が出来なくなったのです。

どうやら、学園の教師の調査によると、具現化できなくなったのは、主人公の能力のせいらしいんですね。
細かい説明は省きますけども、綾夏のエネルギーが主人公のエネルギーの支配下に置かれた事により、綾夏自身でコントロールできなくなってしまったのです。
そして、その力は主人公と接触していると、今まで通りに使える訳ですが、いつも手繋ぎとかできませんよね、試合とかに(汗)

そこで提案されたのが、主人公の体液…、つまり精液を体内に注がれれば、今まで通り力を発揮できるという内容だったのです(汗)

女性として、そんな無茶な提案を飲む訳ないと思ったのですが、綾夏はそれを仕方なしに受け入れ、関係を持つ事となる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、ふたりとの行為が描かれています。

行為的には、フェラなどがありますね。
正直、行為のバリエーションに関しては少な目だったかな。

これには、作品的な理由もありますね。
上記のストーリーでも書いていますが、綾夏は主人公の体液を取り込む必要がある訳ですね。

キスで唾液を口移しとかでも効果はありますが、その持続時間は短いために、実用的ではないんですね。
なので、精液を体内に取り込む必要があるため、必然的に行為でフェラで精飲だったり、中出しをする展開が多い訳です。

勿論、綾夏はこれまで男性経験がある訳もないので、初めての経験となる訳ですが、当然Hがしたいからやっている訳ではないですよね(汗)
あくまでも彼女の目的は、主人公の精液を取り込んで能力を使える様にする事ですからね。
最初は、嫌々だった行為も、主人公と関係を持つにつれて、少しづつ変化を見せる事となりますね。

それは、綾夏が主人公に対する感情の変化であったり、行為による感じ方の変化など多岐にわたりますね。
当然、何度も行為を重ねれば、多少なりとも相手を意識しますし、行為を重ねる事で最初よりも行為による快感を感じる頻度は増してきますしね。
まぁ、その間に主人公との間である出来事があり、それがきっかけになって、お互いの理解が深まったってのが特に大きい要因でもありましたね。

これによって、少しづつ綾夏の主人公への感情が好意的な物に変わっていく様が描かれているので、ニヤニヤ感がありますね♪
そうなっていくと行為でも、いつしか「能力のために仕方なく」という大義名分も薄れて、ただ主人公とのHを心待ちにしている彼女の姿も垣間見える事になりますね。

綾夏の中には、これまで武装者である事がすべてという強迫観念的な思考があったのですが、それが主人公と関係を持った事で彼女の中でいつしか優先順位が変わりつつある姿が描かれているのが良かったですね。
それだけ主人公の存在が大きくなっているのが、分かりますね。

もうひとりのヒロインであるカリンに関しては、彼女が綾夏を敵視というかライバル視しているんですね。
そんな中、綾夏の変化に気づいた彼女は主人公が何か鍵になっていると感じ取り、接触して来るんですが、その流れで関係をもつ事に(汗)

カリンは、典型的なツンデレ系ヒロインなんですが、個人的には珍しい程にツンが目立っている娘でしたねぇ。
結構ツンデレの娘って反応が似たり寄ったりなんですけども、彼女は結構素直になれないゆえに、照れ隠しに嘘をでっち上げる癖があるんですよね(汗)
だから、結構扱いが難しい娘だなって感じがしましたけども、デレるとその分、破壊力がありますねぇ♪

作品的には、やはりメインは綾夏寄りになっていると思いますが、カリンも中々良いキャラクターしているので、ふたりのヒロイン対決も見所ですね。
表現の違いこそあれど、彼女たちどちらも主人公を意識して、独占欲はある訳ですね。
なので、他の女性に反応しちゃう主人公に我慢できない女性たちの姿は、武装者などと言われても、年頃の少女だなと感じさせ、微笑ましいですね♪

…まぁ、板挟みな主人公は地獄でしょうけども(汗)

終盤では、ふたり一緒になってのハーレム?展開がありますね。
この時点でも、別にふたり仲良しって感じでもないんで、やはり嫉妬心を燃やす女性陣の姿がありましたね。
まぁ、言い換えればそれだけ想われていると言えますし、うらやましい事には違いないですね♪

挿絵


挿絵は「シロクマA」さんが手がけています。

調べたら台湾のイラストレーターさんなんですね、ビックリ。
確かにカバーコメントにも台湾の文字あったけども、北極から台湾にやって来たとかあったので、ネタだと思ってた(汗)
二次元ドリーム文庫も、世界規模ですな(汗)

可愛らしさと独特の色気を感じさせる絵柄ですね。

個人的に良かったのは、毎回じゃないんですが、戦闘用の強化服姿での行為があった事ですね。
戦闘に適した露出度なんでしょうけども、目の毒ですな(汗)
やはりこういうバトルスーツ的な恰好でのH行為ってのは、個人的にそそるものがありましたねぇ。
そういうのが好きな人にはより楽しめるんじゃないでしょうか?

挿絵数:14枚

総評


全体的には、かなり世界観というか設定が思ったより作り込まれた作品でしたねぇ。
何か、1作こっきりな作品っぽくない感じも受けましたけどね、続けようと思えばまだ続けられそうな話ではありましたね。
まぁ、そーなるとよりバトル特化しそうな気もするから、これで終わるのが綺麗だろうけど(汗)

この作品の主人公、ヒロインたちはそれぞれ自身にコンプレックスというか、悩み、葛藤を抱えている訳ですが、そこら辺の描写がしっかりされており、読みやすく感情移入しやすかったですね。

最初、表紙だけ見た際はこんな能力者とか近未来的な話だと思ってなかったけども、そこら辺が気にならなければ十分楽しめると思いますよ。

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