ドSな生徒会長サマがMノートに支配されました。 (美少女文庫)
2月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、ごく普通の男子学生です。
そんな彼は、入学時に見た、学園の生徒会長である「マイナ」に思わず一目惚れする事に。
しかし、それに気づいたマイナに目を付けられてしまった主人公は、彼女から様々な仕打ちを受ける事に…。

そんな状況に鬱憤の溜まっていた主人公は、道で謎のノートを見つける事になり、それが大きな転機となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • マイナ・マクマホン・姉小路」(あねこうじ)
がいます。

マイナは、学園の生徒会長であり、名家の令嬢です。
その立場は、教師でさえも逆らえない絶大な存在でもあります。
勝気で強引な手段も時には行いますが、ハーフな美少女という容姿に加え、成績優秀という完璧な存在ゆえに学園の生徒たちからの支持は高いです。

ストーリー展開


展開的には、生徒会長のマイナに虐げられていた主人公が、謎のノートを見つける流れですね。
…謎のノートって、有名なアレですかね?(汗)

まぁ、そもそも主人公が生徒会長のマイナに目を付けられてしまったのは、ある原因が。
初めて見た時に、一目惚れってのは別に問題ないんでしょうが、そこで本人の前でHな妄想してしまったんですね(汗)
そして、その強い感情は目線にも表れてしまい、マイナ自身に気取られてしまった訳ですね。

その美貌や能力から、子供の頃から様々な視線は浴びていたであろう彼女も、経験した事のない強い欲望の視線ですからねぇ(汗)
でも、それでごく普通である一生徒である主人公がマイナに認識されたってのも確かですけどね。

しかし、問題はお互いの性癖でした。

主人公は、子供時代にこっそり見てた親のH本の影響を受けたせいか、相手を屈服させて服従させたい嗜好が根底にあるんですね。
そして、マイナもまた同じ様に他者を屈服、服従させたいS的思考を持っていたんですね。

それだけにマイナは、不相応にも自分をそういう強い視線で見ていた主人公に興味を覚え、そんな感情を持っている主人公の心をへし折って、服従させたらたまらないだろうなと思った訳です。
以後、マイナは時々主人公の前に現れては、様々な揺さぶりをかけて、主人公を追い詰めて自分に服従する様に仕向けていく事になったのです。

そんな性的嗜好を持っているものの、生来の気弱な所もあり、主人公は普段から自信あふれる態度を崩さないマイナ相手に強く出れる訳もなく…。
まぁ、自室に戻れば、昼間の鬱憤を晴らすかのように自慰の対象にして、妄想の中で性的な復讐していますけどね(汗)

そんな日常の中、ある日主人公は帰宅時にある物を見つける事に…。
それは、表紙にMと書かれただけの1冊のノート。

何となく持ち帰った主人公は、マイナが実はMであり、主人公をご主人様として、M奴隷として仕えるみたいな内容を書いたのです。
どう考えても、妄想以外の何物でもない内容でしたが、目覚めるとマイナが本当に主人公のM奴隷としてやって来る事になるという流れですね。

いやぁ、さすがえすかれ、緩い自由なノリの展開ですな(汗)

Hシーン


Hシーンは、マイナとの行為が描かれています。

行為的には、足コキや手コキ、パイズリなどがあります。

やはり見所は、本来ドSな性的嗜好であるはずのマイナがノートの影響で、M側になる所ですね。
とは言っても…、実は別に全部が全部そうなっている訳ではないんですけどね。
自信満々に「私がキミ専用のM奴隷となってあげる」みたいな宣言する様は、普段の彼女らしい姿とそう変わりませんな(汗)

なので、どこかツンデレ的なキャラクターになっている印象がありますね、元々そんな節はありましたが。
そう思えば、マイナの言動も可愛らしく見えますね♪

まぁ、元々そんなに嫌な娘とかでは、なかったですしね。
上記では主人公が虐げられたとか仕打ち受けたみたいには書きましたが、実際の所は文章ほど過剰ではないレベルでしたので、最初から可愛らしいキャラクターでしたけどね。
えすかれだと、もっときついヒロインとかいるしねぇ、可愛い小猫ちゃんですよ、マイナは(汗)

そんな彼女との関係が始まる中で、割と早い段階でマイナ側に心境の変化が。
ノートに書かれた訳ではないのですが、主人公の態度に好意を抱く様になり、それが結果としてダイレクトにご主人様への忠誠心などに直結し、行為により一層熱が入る様になりますね。

それでも、ちょこちょこ垣間見える、高慢でわがままな口調のままの奴隷という、ある意味では矛盾している様なバランスが、彼女の魅力となっていますね。
微笑ましく感じるんですよね、勝気な台詞に嫌味がなくて。

お互い、初めての初体験の際も、このふたりらしい?関係性での行為となっており、甘さを感じるものになっていますね。
この状況だけ見ちゃうと、主人公の方が襲われているみたいな構図ですけども(汗)
勿論、主人公もただされるがままではなく、時にはマイナに主導権を握られたりしつつも、要所では主人公がご主人様らしく行為でマイナを引っ張っていく展開もしっかり描かれていますので、ご安心を。


やはり著者の作品の特徴でもある、濃厚なキス描写や汁気の描写は今作でも健在ですね。
ベロチューなどの唾液でべちゃべちゃになっているキスの描写だったり唾液の口移し、精液などの汁気を強調した描写などは見所ですね。
また手袋での手コキなどのフェチ要素もあったりと、マニアックな要素、描写も見応えがありますね♪

今作品は、調教要素とかがメインな話ではあるので、敬遠する人も中にはいると思います。
でも、今作に限った話ではないんですが、著者作品の反応(特に行為中のヒロイン)って、結構コミカルってではないですが、どこか緩いんですよね(汗)

特に今作のマイナは、ハーフって事もあって、ちょいちょい横文字を使ったりで余計にコミカルさが強調された形に見えるのも影響していますね。
なので、悲壮感とか痛々しい感じは一切ないので、凄い読みやすい仕上がりだと思います。

まぁ、逆に正統派な真面目な台詞、反応を期待すると、かなりギャップがあると思いますが(汗)
そもそも謎のノートとか言っている時点で、シリアスになる訳はないか(汗)

挿絵


挿絵は「有末つかさ」さんが手がけています。
美少女文庫の読者ならお馴染みですね♪
私の中では、「=ジト目メイド」みたいなイメージが出来上がっているので、何か新鮮ですねぇ(汗)

可愛らしく表情豊かなマイナを魅力的に描いていますね。
行為描写も、この方の絵柄は綺麗で整っているのもあり、清潔感を感じますね。
良くも悪くも変に生々しくない絵柄な方なので、挿絵で嫌悪感を抱く様な事はないでしょう。

個人的に印象に残ったシーンは、マイナのカウガール姿ですね。
…もうMとか何も関係ないんじゃないのかなと思ってしまう姿ですけれども(汗)
いや、良く似合っているんですけどね、ハーフ娘ですし♪

終盤では、お腹の大きくなったマイナ姿も描かれていますね。
主人公の精液を口にしている場面なのですが、この絵柄だから生々しくなく、可愛らしく見えるのが凄いですねぇ。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、えすかれらしく、調教などの要素が含まれた作品ではありますが、そんなに過剰ではないので苦手な人でも読みやすい作品でしたね。
別に痛々しい行為を行っている訳ではありませんからねぇ、精々お尻叩き程度ですし。
ふたりの甘いやり取りなども相まって、イチャラブ展開なので、問題なく読めると思います。

個人的には、当初はもっとノートを多用する様な展開なのかと思ってたんですが、そうでもなくてあくまでもきっかけ程度な役割でしたね。
そうなると、別にノートいらなかったんじゃないのかなぁとは思いましたけども(汗)

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