おやすみせっくす 僕のために眠る妹 (美少女文庫)
みかづき 紅月 三上 ミカ
フランス書院

おやすみせっくす 僕のために眠る妹 (美少女文庫)
2017年1月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

今作は、原作がある作品のノベライズ作品らしいですね。
同人コミックが原作みたいですが、コミックで十分完成されてそうな気がするんですけどね(汗)
オリジナルの展開とかあるんですかね? 私は元を読んでいないので分かりませんので、それを考慮してご覧ください。

主人公には、妹の「」(ゆい)がおり、仲の良い兄妹として周囲からも認識されています。
仕事で不在がちな親に代わって、ある意味では兄であり、親の様な感覚で唯を見守ってきたのですが、ある出来事をきっかけにして、ふたりの関係に変化が生じる事となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 月岡 唯」(つきおか ゆい)
がいます。

唯は、主人公の妹です。
明るく可愛らしく、小柄な容姿もあり、周りから愛される性格をしています。
ある意味、親以上にいつも一緒である兄、主人公を慕っています。

ストーリー展開


展開的には、主人公が妹の唯とある出来事をきっかけに、関係に変化が生じる流れですね。

元々、主人公と妹の唯は、仲の良い兄妹として周りから認識されています。
主人公も唯には甘く、唯もまた優しい兄を慕っており、この関係性は変わらないものと思われたのですが…、ある出来事をきっかけに変化の兆しが。

きっかけは、何気ない会話のやり取りからでした。
主人公が何気なく、唯に彼氏がいない事をからかい半分で口にした際に、彼女の口から出た言葉は主人公の予想だにしていないものだったのです。

何と、唯曰く、男子から告白されたというのです。

この話によって、主人公自身も想像しない程に心を乱される結果となったんですね。

まだそんな話なんて早いとばかりに思ってた妹が、告白された。
それは唯が、他の男のものになるという事に、主人公の中ではどす黒い感情が大きくなるのを感じる事になったのです。
まぁ、可愛い妹で大事にしてきただけに、そういう感情を抱くのは分からなくもないですが、主人公の中ではドンドンどす黒い感情が大きく育ち続けていってしまったんですね(汗)

そして、行きついた思考は、兄としては間違っているものでした。

他の男に渡すくらいなら、いっそ…という、とんでもない考え。
しかし、一度思った考えを頭から消す事は出来ず、主人公は遂に深夜、唯の部屋を訪れ、熟睡する唯の身体に触れてしまう事に。

こんな事をしてはいけないと思う一方で、すっかり熟睡している唯の身体を触る内に、主人公の理性は確実に弱まり、ドンドン身体をまさぐる手は止まらなく。
そうなれば当然、唯の意識も徐々に覚醒してくる事になる訳で…。

何故、兄が自分の身体に覆いかぶさって、まさぐっているのか?
一瞬パニック状態になるも、咄嗟に寝たふりを続けてしまい、止めさせるタイミングを逸してしまう唯。
そんな事にも気づく事なく、主人公は彼女の身体を愛撫し、自分で射精してしまう事に。

そして、この夜を皮切りにして、毎晩の様に主人公は寝ている唯の部屋に忍び込む事に…。
一方の唯も、深夜の来訪をどこかで心待ちにしているかの様に、寝たフリを続ける事となる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、唯との行為が描かれています。

行為的には、フェラや自慰などが描かれています。

やはり見所は、寝ている妹にHな行為をするっていう倒錯したシチュエーションでしょうか。
上記にもありますが、あくまでも寝ている「フリ」をしている妹にHな行為をするってのが正確ですね。

主人公は、本当に眠っていると信じ込んでHな行為をし、唯は寝ているフリをして主人公の行為を受け入れるという、何とも奇妙な構図になっていますね(汗)
まぁ、唯としては最初の時にはっきり起きたって反応をすれば良かったのでしょうが、タイミングを逸してしまいましたからねぇ。

普通の兄妹の関係としては、おかしいってのは理解しているものの、自分に異常なまでに執着心を見せる主人公を拒絶できないってのも確かなんですよね。
また主人公の愛撫による感覚は、まだ男性経験のない彼女にとってはとても大きな衝撃であり、大きな快感を知ってしまう結果となり、いつしか心のどこかで心待ちにしている節すら感じさせる様に。
主人公も愛撫してても、感じやすくなっている唯の反応はしっかり感じ取っており、それが余計に主人公の興奮を刺激する事に(汗)

ちなみに、この時点では、まだ主人公は唯と本番には至っていません。
まぁ、主人公は何だかんだ言いつつも(思いつつも)、他の男に奪われるくらいならと言う歪んだ感情に突き動かされているので、それが最終目的ではあるんですが、まだ経験のない唯の身体にはまだ受け入れるのは難しいのではないかと思い、愛撫に留めていたという所があります。
この愛撫を連日の様に繰り返す事で、唯の性感は確実に刺激され、絶頂し始める様になりますね。

結果的に、最初に無理やりに挿入してたら、もう破瓜の痛みだったりで唯と主人公の関係は以降、悪い方にこじれた可能性はあるだけに、愛撫で快感を少しづつ覚えさせていったってのは大きかったかもしれませんね、そこまで考えての事ではないでしょうが(汗)

その後、遂に主人公は最後の一線を越えてしまい、唯との本番行為に…。
まぁ、相変わらず寝ている(フリ)状態のヒロイン相手ってのは、中々ないシチュエーションですねぇ(汗)


以降は、少しづつ形が変わるものの、最終的に唯が眠る事(意志表示)がある種のサインと化す様になる訳ですね。
主人公は、それを暗黙の了解だと認識し、深夜に彼女の部屋を訪れる…という流れに。

この辺りの主人公の反応が完全にパブロフの犬みたく、条件反射で興奮する有様なんですよね(汗)
ちょっと唯が意思表示のサインを見せるだけで、すぐに興奮し、股間が反応してしまうという、完全にアウトな有様。
まぁ、妹に手出した時点でアウトですがね(汗)

そんなダメ主人公を精一杯受け入れてくれる唯は、天使ですなぁ。
色々な箇所で彼女の心情描写も合わせて描かれているので、彼女の主人公への想いなども分かる様になっていますね。
様々な事で揺れ動く彼女の心の様は、感情移入度を高めてくれますね。


当然ではあるんですが、唯が寝ているだけにどうしてもフェラなどの行為は控えめになってしまいますね(汗)
フェラも、強引に口内に咥えさせての行為があったりするくらい。
実際は、イメージする程、そこまで荒々しい訳ではないんですが、相手はフェラの知識もなかった初心な娘な訳ですから、十分荒々しいですよね(汗)

終盤では、もう完全に兄妹であり、恋人関係になるので、寝たフリ以外での行為も解禁♪
もう既に甘さはずっとありましたけども、やはりお互いの気持ちを理解した後では、その喜び、甘さも増しますからねぇ。
余計にイチャラブな事になっていますね♪

まぁ、気恥ずかしくなりそうな台詞も出てきたりで、何とも読んでてニヤニヤしちゃいますね(汗)

挿絵


挿絵は「三上ミカ」さんが手がけています。
最初に書いた様に、原作作品を描かれたご本人ですから、そりゃ間違いなしな出来栄えですね♪
帯には、本作だけの描き下ろし漫画も収録とあるので、原作を知っている人でも楽しめる内容になっているのではないでしょうか。

漫画のクオリティは、そりゃ文句なしでしょう♪
意外とページ数もしっかりあって、読み応えと唯の可愛らしさ、Hな姿が楽しめる様に仕上がっていますねぇ。
だから、最初から小説じゃなくて漫画だけで良いんじゃ…? ってのは無粋ですかね(汗)

勿論、挿絵も漫画に負けず劣らずの出来ですね。
一枚絵でもしっかり行為の迫力、淫靡さがあるだけに魅力的ですから、見てて物足りなさはないでしょう。

ラストの締めが漫画でってのも、また文章で締めた感じとは違う感慨がありますね。
唯の幸せそうな笑顔に、やられますねぇ♪

挿絵数:漫画6ページ&漫画4ページ
挿絵数:10枚

総評


全体的には、妹との深夜の秘め事を魅力的に描いていますね。
私は原作を知らないだけに、どれだけそれに忠実なのかオリジナル展開なのかは分かりませんが、小説で見るとまた漫画とは違う感覚を味わえるのではないでしょうか?
逆に小説から入って、漫画の方に入るってのもアリでしょうしね♪

軽く調べたら、似たシリーズ作品もいくつか出ているみたいですね。
これらも、もしや小説化するんですかね? 好調なら。

可愛らしくて健気な感じの妹ヒロインが好みであれば、かなり楽しめるのではないでしょうか。

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