戦国犬姫! 信長の妹と新婚ライフ (美少女文庫)
12月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

時は、戦国時代。
主人公は、佐治水軍の次期頭目として、頭角を現している青年です。

そんな彼には、幼なじみであり、妻である愛しい存在が…。
しかし、訳あって彼女とは未だに関係を持っていなかったのですが、遂に関係を持つ事となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 織田 犬」(おだ いぬ)
がいます。

作中では、「犬姫」とあるので、犬姫表記に。

犬姫は、主人公の幼なじみであり、妻です。
織田信長、お市の実妹でもあります。
夫である主人公のために尽くす献身的な性格の持ち主ですが、少しテンパる所も。

ストーリー展開


展開的には、主人公が妻である犬姫と関係を持つ事となる流れですね。

私は、あんまり歴史に詳しくないので知らなかったんですが、信長の妹に犬姫=「お犬の方」という人が本当に実在していたんですね。
お市の方しか知らなかった(汗)
で、正史だと犬姫は佐治信方の妻となるんですが、今作の主人公の名前は佐治信政と言います。

そう、つまりこの作品は正史ではなく、パラレルワールド的な世界観でもあるんですね。
ちなみに、主人公は実はこの時代の生まれではないというか、現代に生きてたのが事故って、この時代に正史では存在しない信政として転生した存在なんですね。
転生ってタイトルになかったので気づきませんでしたが、これも転生物なのね(汗)

そして、主人公はこの世界で犬姫と夫婦になっているのですが、まだ関係を持ってはいなかったんですね。

この時代では現代とは違い、結婚するのも早いですし、子供を作るのも早いですよね。
主人公は、そんな世の中で彼女が18歳になるまで待っていたのです。

そこには、この時代ならではの早い子作りによる悪影響…、低年齢のお産による負担で彼女を失う事を恐れていたってのが理由ですね。
この世界の主人公の母親も主人公を産んで亡くなっているってのも大きかったようで、彼女をそうはさせたくないと思ってた訳ですね。
…まぁ、後は小説的に18歳以下で子作りってのがマズイという意味合いもあったかもしれませんけども(汗)

そんな訳で、10歳の頃に出会ったふたりは、主人公の希望通り、子作り、出産に耐えられる年齢まで8年間もの間、清い関係でおり、遂にこの日、犬姫の18歳の誕生日を迎えたのでした。
タイミング良く、兄である信長からも、子供はまだなのかと催促をされていただけに、いよいよ結ばれる時が…。

無事に結ばれて、本当の夫婦となった主人公たち。
主人公は、最愛の妻と共に未だ情勢の安定しない戦国の世を生き抜く事を改めて強く決意する流れですね。

美少女文庫で、こういう時代物な作品って久しぶりな気がしますねぇ。
今作と似たタイトルな「戦国恋姫」だと戦国時代のヒロインが現代にタイムスリップ的な流れでしたが、最近は主人公が転生する流れが流行りな訳ですな(汗)

Hシーン


Hシーンは、犬姫との行為が描かれています。

行為的には、手コキやフェラ、パイズリ、アナルセックスなどがあります。

やはり見所は、犬姫とのイチャイチャっぷりでしょう。
何せ、彼女とは8年前に出会って、その時点から夫婦になる事が決められていた関係であり、以後8年間大切に彼女の身を案じて待ってた訳です。
それだけに、ようやく念願の夫婦として結ばれた訳ですから、まぁ、お熱い事になるのは当然ですわな(汗)

犬姫も幼い頃に勝手に会った事もない主人公の所に嫁ぐ事を決められてしまい、当初は嫌だったものの、そこで出会った主人公の人柄に惚れ、一緒に過ごしてきただけに、彼女としてもようやくという所は変わりません。
なので、出会いこそ自分の意思ではなかったものの、現在は主人公一筋であり、他の男に嫁ぐ気などさらさらない訳ですね。
しかも、周りからは早く子供をとせがまれている状況…。

もはや年齢という障害も無くなり、子供を作る事を周囲も期待している訳ですから、それまで以上にラブラブになるのは必至♪
実際、行為を経験した事で彼女の気持ちも、よりこれまで以上に大きく膨れ上がり、主人公を求める事となりますね。

主人公は、犬姫の事をいくら名前とは言え、犬とは呼びにくい所があるんですね、現代の感覚を持っているから(汗)
なので、主人公は彼女の事を「わんこ」と呼んでいるんですが、その名を表すかのようにちょっと犬っぽい所がありますねぇ。
主人に尽くす感じとか、かまってもらえないとへこんだりと喜怒哀楽が激しいのも彼女の魅力ですね♪

行為だけではないですが、要所要所で犬姫の心情が描写されているのも感情移入を高める事に一役買っています。
これを見ると、彼女が主人公を心から慕い、愛しているってのがよく分かりますねぇ。
恥ずかしがり屋な所もありつつも、主人公のためにと健気に頑張る姿は愛らしいですね。

中盤以降になると、ちょっとばかしテイストに変化が…。
主人公は、彼女を可愛がっている訳ですが、一方で名前が犬だからって訳じゃないですが、ワンちゃんプレイみたいな方向へ行く様にも(汗)

特注で作らせた、犬耳カチューシャっぽい装飾品や首輪、アナルに尻尾といったワンちゃんグッズ一式で彼女を彩る事に。
まぁ、首輪を贈ったのは指輪じゃないけれども、ずっと一緒などの意味が込められていたりはするので、それを理解した犬姫は大変に感激してましたが、うーん(汗)
なので、ここら辺はちょっと倒錯したワンちゃんプレイじみたものになっていますね。

個人的には、こういう流れでそれ程興奮する訳ではないので、何か余計な要素を入れたなぁって感じるんですが、これも彼らの愛の形なんでしょうかねぇ(汗)

まぁ、内容的にどぎついものはなく、甘い行為のアクセント程度な、あくまでもソフトなレベルに落ち着いていますので、苦手な人でも問題なく見れるとは思いますので、そこはご安心を。

一部では、アナル要素もありましたね。
結構序盤の方から、主人公は犬姫のアナルに興味があったみたいですね(汗)
アナルセックスに至るのは、かなり終盤までないんですね、それまでにもアナルを指で弄る程度の描写はありましたけども。

この時代の娘には、アナルセックスって変態的な行為かなって思ったけども、そういや当時は男同士が珍しくない時代でしたかね(汗)

挿絵


挿絵は「おりょう」さんが手がけています。

可愛らしくあどけない犬姫を魅力的に描いていますね。
喜怒哀楽がはっきりしているだけに、主人公へ向けられる好意、愛情が良く伝わってきますねぇ。

お互い、同い年って設定なんですが、転生する前の知識などを有している分、主人公の方が年上っぽい印象があるんですよね。
それは彼女も自覚しており、主人公への全幅の信頼、好意を寄せるなど、何となく妹的な魅力も併せ持っている感じがしましたね。
それこそ、わんこ的魅力って事なんですかね(汗)

途中で主人公のプレゼントで犬耳付けたり、アナルに尻尾生やしたりする事も…。
まぁ、常に日頃からそんな頭になっている訳でもなく、一部だけでしたね。
犬耳を付けた彼女は、余計にわんこ感が発揮されて、また違った愛らしさがありましたね♪

よく見ると、一部のシーンでは犬姫の瞳の中がハートマークになっている事もありますね(汗)
あんまり露骨だと違和感があったりするものなんですが、これはそこまで目立つ感じではないので、違和感もそんなにないと思います。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、これといった何かが起こる様な話ではなかったですね(汗)
別に主人公が信長に成り代わって、天下統一に乗り出すとか、そういう話ではないですからねぇ。

あくまでも、戦国の世の中で最愛の女性と幸せに日々を生きたいってだけの話です。
この情勢が不安定な戦国時代、その願いを全うする事がどれだけ難しいかって面もありますが(汗)

まぁ、所々では主人公も家でイチャイチャする訳にはいかない場面もありますが、個人的な体感ではそんなに緊迫感も希薄でしたので、基本イチャラブしているだけだった様に感じました(汗)

転生しました、犬姫と結ばれましたで、その先に特別何かがある訳ではなく展開されていくので、その最中に色々歴史が動き出したりしているものの、どこかで緊迫感がない様に感じられたんですよね。
勿論、そんな時代の中で最愛の女性と幸せに生きるってのは大きな目標ではありますが、物語を読み進める原動力、最初の動機としてはやや弱い気はしますね。
最初の時点で、もう全部出来上がってしまっているというのかなぁ…、そこがピークだったと言うか(汗)

個人的には読んでいて、綺麗にまとまっているし、まったりして穏やかで楽しめた反面、これといった物がないインパクトの弱い印象を受けたってのが正直な感想ですね。
悪くないんですけれども、何か一味物足りない、そんな作品でした(汗)
…濃い味に慣れ切ったせいかな?(汗)

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