10月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
主人公は、ネットゲーム好きな青年です。
そんな彼は、この日もネットゲームに精を出してプレイしてたはずなのですが…。
気づけば、そこはどっかの森の中におり、いかにもファンタジーな装備をしていたのです(汗)
そこで主人公は、現実離れした事態に遭遇する事となる展開です。
登場ヒロイン
登場するヒロインは…
- 「フフル」
- 「チルダ」
- 「ヘレナ」
- 「モーラ」
- 「サイーデ」
がいます。
フフルは、竜族の娘です。
主人公と出会い、主人公をご主人様と慕ってくる事になります。
人間の姿にもなれます。
明るく元気な性格の持ち主です。
チルダは、王女です。
主人公に危機を救われた事から、主人公に好意を抱く事に。
王族らしく気品ある物腰ですが、主人公の事になると年相応な反応を見せる事も。
ヘレナは、王国の近衛騎士長です。
忠誠心が強く、王女であるチルダに対しては、口うるさい所があります。
いきなり現れ、チルダに慕われている主人公の存在を疎ましく思っています。
モーラは、エルフの少女です。
プライドの高い性格の持ち主でもあり、人間を下に見る所があります。
サイーデは、悪魔です。
何やら企んでおり、各地で魔物を呼び出したりと暴れまわっています。
高い能力に対して、若干子供っぽい性格の持ち主でもあります。
その他にも名前ありのサブキャラクターが数人いますが、主要キャラは上記の5人ですね。
ストーリー展開
展開的には、主人公が何故かファンタジーの世界に入り込んでいる流れですね。
今回の美少女文庫はこんなのばかり?(汗)
しかし、主人公自身の考えは違いました。
「これは現実ではなく、夢だ」と、考えたんですね。
まぁ、分からなくもないですわな、いきなり森の中で自分の恰好がゲームに出てくるような装備だったりしたら(汗)
そのため、主人公としては普段プレイしているゲーム感覚のノリでいた訳ですね。
直後にモンスターが出てきても、その認識は変わりませんでした。
むしろ、そんな相手が出てきても問題にならない程に戦える身体能力の高さに、余計に現実とはかけ離れたものを感じ、更にゲームのノリに(汗)
なので、この後にドラゴンが出てきても、何も臆する事なく立ち向かえた訳ですね。
そして主人公は、モンスターに襲われていた女性を助けるのですが、それが王女様だったりと、次々現実離れした展開を見せる事に。
これでも現実でなく、夢であると思い込んでいる主人公は、ドンドン事態を解決していき、勇者として称えられる事となる流れですね。
まぁ、転生していないので、正確には違いますけども、限りなく異世界転生チート主人公ですな(汗)
そのため、同じ様にそういうノリで読める作品となっていますね。
主人公が強すぎて面白みに欠けるという点も同様です(汗)
Hシーン
Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。
行為的には、フェラや自慰、アナルセックスなどがあります。
竜のフフル、エルフのモーラ、悪魔のサイーデと半数のヒロインが人外なのもファンタジーらしいですねぇ。
まぁ、皆人間と大差ない外見(フフルは人間形態になれる)なために人外感は控えめですが。
フフル、チルダは最初から主人公に好意的なので、序盤から甘くイチャラブとした雰囲気での行為を味わえますね。
台詞にもハートマークを出して、好き好きオーラ出まくりですねぇ♪
他のヒロインは、逆に最初は敵側だったりするので、後でデレる感じのラインナップになっています。
良くも悪くも個人的に印象的なヒロインは、エルフのモーラかな。
彼女は処女なんですが、最初の行為はアナルセックスという(汗)
彼女のキャラクターって面倒というか、難儀な性格をしていて、ザックリ言えばMっ気が強いんですね。
なので、主人公の態度が割とほかのヒロインに比べて放置プレイ的な雑な扱いが目立つヒロインになっていますね。
まぁ、彼女がそういう態度をすると悦ぶというのを理解しているからこそできる態度な訳ですけどもね(汗)
大分後で、本番行為も描かれていますが、アナルセックスの方が描写がしっかりしてた様な…(汗)
終盤では、お約束のハーレム展開も。
でも、正確には終盤ちょっと手前辺りにそういう展開になっており、終盤はサイーデ相手になっています。
これはサイーデとの初回の行為が、ストーリー的にこのタイミングなので、仕方ない事ではあるんですが(汗)
そのため、行為の機会がここ以外なかったので、彼女の印象は弱いってのが正直な所かな…。
もう少し早ければ、もっと印象に残りそうなキャラなだけに、勿体ない気もしますね。
ちなみにタイトルに子づくりとあるので、終盤では妊娠してお腹が大きくなるヒロインたちが描かれているものの、行為自体はなかったですね(汗)
まぁ、母体に影響がない範囲のフェラとかはありますが、腹ボテ姿のヒロインとの本番などはありませんので、それを期待してた人には残念な事になっていますね。
挿絵
挿絵は「有末つかさ」さんが手がけています。
美少女文庫では、もはや説明不要でしょう、そのクオリティーの高さは安心ですね。
…でも、ジト目系なヒロイン以外を見ると、違和感を感じる様になったのは、某メイドシリーズのせいかな(汗)
全体的に皆、思ったよりも可愛らしい顔立ちの少女たちばかりだったかな、キャラデザインが。
なので、お色気ムンムンなお姉さん系ヒロインみたいなキャラはいなかったので、可愛らしいヒロインが好みならば、より楽しめると思います。
一部、主人公の表情も描かれていますね、挿絵2枚くらいかな。
まぁ、特に触れるべき顔でもないので、コメントはないですが(汗)
挿絵数:10枚
総評
全体的には、よくある異世界転生チート物の範疇な作品でしたかね(汗)
それだけに正直、設定、展開共に何一つとして目新しさには欠けますが、この手の作品としての安定感はあるとは思います。
夢オチ上等ではなく、マンネリ上等って人なら、問題なく楽しめるかと思いますよ(汗)
そういえば帯に「大人気シナリオ作家」ってあったけども、調べてみたらPCゲームのシナリオとかを手掛けているんですね。
このブログでノベル版をレビューした事ある作品もちらほら。
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