ヤブヌマ 侵食されゆく妻の蜜肌 (リアルドリーム文庫)
空蝉
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ヤブヌマ 侵食されゆく妻の蜜肌 (リアルドリーム文庫)
7月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
リアルドリーム文庫では、珍しく原作がある作品みたいですね。

主人公は、ごく普通の会社員。
そんな彼には、自分には勿体ないと思う程の良妻「咲美」(さくみ)と愛娘に恵まれ、幸せな日々を過ごしています。
しかし、そんな彼が偶然見かけた男の存在が、彼と妻の運命を変える事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

  • 浅岡 咲美」(あさおか さくみ)
がいます。

咲美は、主人公の妻です。
知り合った学生時代の頃から、誰からも好かれる存在であり、主人公が猛アタックした末に交際をスタートした経緯があります。
明るく快活で少し勝気な性格ですが、心優しい出来た女性です。

ストーリー展開


展開的には、主人公がある男と出会った事から、妻、咲美との関係に大きな変化が起こる事となる流れですね。

主人公には、最愛の妻である咲美、その間に出来た愛娘を大事にしており、日々幸せを感じる日々を送っています。
自分には持ったいない程の良妻である咲美。
そんな彼女の待つ我が家へ早く帰宅しようとしてた中で、主人公はある光景を目撃する事に。

それは、店から出てきた女連れの汚らしい顔の中年男の姿。
何となく男を見てた主人公は、その男から声をかけられたのでした。

そう、そこで思い出したのは、妻の咲美がパートで働いている職場の上司の男だったという事でした。
同時に以前、妻がその男…「藪沼」(やぶぬま)という男に強い嫌悪感を抱いており、家で愚痴をこぼしていた事も…。
確かに、とても好感を抱く様な所がなさそうな相手の姿に納得する主人公だったので、その場を離れようとしたのですが、藪沼からかけられた一言に足が止まったのです。

聞きもしないのに、勝手にべらべら喋る藪沼。
実はこんな男も妻帯者であり、これは浮気ではなく、妻公認のスワッピングだとニタニタ話してきたのです。

その後、帰宅した主人公は愛する咲美たちとの生活に幸せを噛みしめるものの、何故か藪沼の言葉が心にひっかかってしまっていたのでした。
それが一体何の感情なのか、この時点では気づかなかった主人公。

しかし、ふと脳裏に浮かんだのは、咲美の身体を這う藪沼の姿。
その途端、主人公の中で異常な程の嫉妬が彼の全身を駆け抜けたのです。
そして、同時に襲う異常な興奮…。

その感情を異常だと理解しつつ、主人公は藪沼と連絡を取る事に…。
自分の最愛の妻を、汚らしい男と交わらせようと計画を立てる事となる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、咲美の行為が描かれています。

行為的には、フェラなどがありますね。
まぁ、行為のバリエーションは控えめですが、それはこの作品ではあって無い様なものでしょうから、さして気にならないかと。

やはり見所は、最愛の妻が他の男、それもクズな男に好き勝手される事になる流れですね。
まぁ、それを望んだのが主人公でもある訳ですが、それに対して期待そして後悔といった相反する感情が渦巻いているのも見所ですね。
なので、寝取らせでもあり、寝取られでもあるふたつの要素が入り混じったものになっているのも特徴ですね。


行為の回数自体は、思ったよりかは控えめでしたね。
これは、そこまでに至る描写をじっくり丁寧に描いている事でかなりページを使っているからです。
相当、しっかりと計画を練り、いかに咲美を藪沼と関係を持たせるかに焦点をあてて描いているので、説得力がありますね。

愛すべき妻を自身の罠にかけようとする事に罪悪感を抱いたりと、様々な感情に入れ動く主人公の描写も見応えがありますね。
その罠に乗っかって嬉々として、接触しようとする藪沼に強い嫉妬心も感じたりとするのは、普通の感覚からしたら随分難儀な性格しているなぁと思ってしまう所ではありますが(汗)

そして、主人公は妻と藪沼との行為が録画された映像を見る事になる流れですね。
大体、この手のは直接のぞき見するか映像で見るかですけどね(汗)
自分でけしかけておいて、その映像を見るまでの葛藤などがある意味で人間らしいですよねぇ。
結局のところ、自分の心の奥底から滾る肉欲の前には映像を見る事を止める事などできない訳ですが。

目に映るのは、自分の最愛の妻が醜い男に好き勝手されている映像。
そして、自分との行為よりもどこかで感じ入っているのではないかと思う妻の姿に、強烈な嫉妬、悔しさが主人公を襲う事に…。
しかし、もはや過去に行われた映像に何を言おうが流れる映像は変わらず、主人公の精神、そして肉欲を刺激し続ける事となる描写が秀逸ですね。


藪沼も、元々咲美に目をつけていただけに、それを提供してもらえたのだから、そりゃ我を忘れる程に咲美を貪るのは必至。
中年らしいねちっこさで、咲美を、夫である主人公を間接的に責め立ててきますねぇ(汗)

フェラも主人公には大してしてくれなかった行為なのにも関わらずに、藪沼にはする様を見て、衝撃を受けたり…。
これはきついですねぇ、自分にはしてくれない行為をしている相手を見るってのは。

またお約束で、主人公の肉棒よりも藪沼のそれの方が立派ってのが、また主人公の心をかき乱しますね(汗)
藪沼もわざわざ主人公と自分どっちがいいと意地悪く聞いてきたりと、中年男のねちっこさ全開ですな。
こいつからしたら、役得以外の何物でもないですしねぇ(汗)

挿絵


挿絵は「猫丸」さんが手がけています。
原作版とは、勿論描かれているのは別人なのですが、見た感じヤブヌマのデザインは結構似ていますね(汗)

猫丸さんらしい黒みがかった絵柄が、この作品の雰囲気と相まって迫力ある場面を描いていますね。
ちょっと気持ち、咲美の顔は童顔かなって思ったんですが、原作版の絵柄もかなり童顔だったので、同じ様な感じに合わせているのかな?

本来夫の前でしか、見せる事のなかった裸体を醜い男の前に晒す、彼女の表情などは何とも言えないですねぇ。
また一緒になって少し見切れて見える藪沼の顔がまた、たまりませんねぇ(汗)

個人的には、ただ本番行為だけを描くのではなくて、無理やりキスされている様な場面とかあるとより嫌悪感や嫉妬心などがあったのではないかとは思いましたが、ドアップの藪沼の顔を見たくもないし、結局なくて良かったかなとも思いましたが(汗)

挿絵数:5枚

総評


全体的には、主人公夫婦のある意味歪な関係を鋭くえぐった話でしたね。

単純に読み物として面白く読めたというか、じっくりと描写された内容に読み入ってしまったという感じですかね。
純粋に興奮するかって聞かれると、個人的には微妙なんですけども(汗)
精神的に満足って感じですかね、読み応えなどがかなりありましたし。

この手の作品が好みであれば、中々満足度も高い作品ではないでしょうか。
じっくりと読み込める作品に仕上がっていると思いますよ。

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