彼女とカノジョの事情 憧れの乙女は男の子!?
4月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、ごく普通の男子生徒…と言いたい所ですが、何故か美しい美少女として学校に通っている存在です。
そんな彼は、たまたま女装のまま女性との行為を、女生徒「美夜」(みや)に目撃されてしまいます。

口止めを兼ねて、彼女と接触した主人公ですが、主人公を意識しまくりの美夜の態度に興味を抱く事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 宮原 美夜」(みやはら みや)
  • 安曇 アリソン」(通称エル)
  • 蓮見 桂」(はすみ かつら)
  • 高城 和実」(たかしろ かずみ)
がいます。

美夜は、3年生の図書委員です。
引っ込み思案な性格で自分の事を地味などと自分に自信がない所があります。

エルは、1年生の女生徒です。
名前で分かる様にハーフであり、綺麗な金髪の持ち主でもあります。
美夜とは親友でもあり、元気で子供っぽさの残る性格です。

桂は、主人公の幼なじみで写真部部長です。
クール系で男っぽい言動もありますが、女性らしい気遣いもできる存在です。

和実は、保健室の養護教諭です。
清楚さを感じさせる雰囲気ですが、実際は男女問わない結構な遊び人という素顔が…。

ストーリー展開


展開的には、女装主人公が自分に意識しまくりな美夜に興味を抱く流れですね。
うーん、私的にこの作品あらすじ書きにくいタイプなんで、無理やり当てはめると、そんな感じですかね(汗)

何故か主人公は女装をしており、それだけではなく、学校内で肉食系な和実との行為をしていたんですね。
そんな行為後の場面を、美夜に目撃されてしまった訳です。
まぁ、幸い?にも主人公が男であるのはバレておらず、単に女性同士で絡んでいたと思われた様ですが(汗)

口止めも兼ねて、彼女と接触を図る主人公でしたが、自分に見とれてテンパる様子の美夜を見て興味を抱く様に…。
美夜にとっては、主人公は純粋な女性であり、そんな美少女である彼女と接する事で目撃した行為を意識するのは分からなくもないですかね(汗)

そんな所に美夜の友人のエルも絡んでくる事になる流れですね。


主人公は、女装が似合うだけではなく、妙に女性にモテるらしいですね(汗)
そこには過去に親に愛されたいと異常に相手の気持ちを汲み取ろうとする所があり、それが活かされているみたいですねぇ。
まぁ、皮肉な事に一番愛されたかった母親には一番嫌悪されるという結果に終わった様ですがね(汗)

そんな彼が美夜と知り合った事で、彼女の内面に引っかかるものを見出した事で興味を抱いたって経緯がある訳ですね。

話が進んでいく内に、色々と主人公を含めて、メインヒロイン格の美夜、エルらにも悩みとはちょっとニュアンスが違いますが、心に抱えている物はあるのが描かれているのも印象的でしたね。
主人公視点だけではなくて、要所要所でヒロインたちの視点での心情描写がされており、感情移入度を高めますね。
そんな彼らが、きっかけは変な物であったにしろ互いに接していく過程で成長していく様が垣間見えるのは、美少女文庫らしい雰囲気といった感じですかね。

良くも悪くも綺麗なんですよね、彼らは。
綺麗で脆いというか、この年頃の多感な感じを強調している感がありましたね。
こんな書き方だと随分とヘビーな話に見えるかもしれませんけども、主人公以外はそんなにですかね(汗)

でも、良く分からないんですが、この主人公何で女装しているのか、はっきりしないんですよね(汗)
一番大事な所じゃないですか? 女装している理由って。
そこを何故、半端にぼかすのか…。

単に頭がおかしい変態主人公って事なんですかね? 違うよね?(汗)

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。

行為的には、自慰やアナルセックス、手コキなどがあります。
その他では、ローターなどの小道具を使用する展開もありましたね。

ヒロインが4人いる訳ですが、いわゆるイメージする様なハーレム作品ではないですね(汗)
実質メインは、美夜とエルだけなので、その他のふたりはHシーンこそありますけども、印象はかなり弱いかと思います。
桂に至っては、処女でアナルセックスのみという随分マニアックなキャラに仕上がっているし(汗)

思えば、作品を通してみると結構アナルセックス率は高いんですよね(汗)
美夜とエルもアナルセックスがありますしね。
勿論、本番行為もありますけども、何か印象が弱い気がするなぁ(汗)

主人公は、これまでも女性との経験が豊富であり、肉食系な和実にも対等なくらいなだけにテクニック抜群。
それだけに、男性経験のない美夜とエルは翻弄されっぱなしですね(汗)
どちらも純粋な娘なだけに、どうしても主導権は主人公が握りっぱなしですからねぇ。

女装物だと比較的、主人公が弱気な感じのキャラが多いですが、結構肉食系ですね。
そこら辺でギャップ、違和感を感じる人はいるかもしれませんな。


終盤になると、特に美夜がだいぶ積極的になっていくので、また印象は少し変わりますけどね。
美夜は自分に自信の持てない娘ですけども、普通に可愛らしい娘ですよね♪
エルと一緒になって、Hな姿を見せつけてくれたりと頑張っていますねぇ。

挿絵


挿絵は「カスカベアキラ」さんが手がけています。
一般作のイラストから漫画、PCゲームの原画など幅広く活動されているそうですね。

表紙絵でも分かる様に、可愛らしく魅力的なヒロインたち(女装主人公含む)が描かれていますね♪
キラキラ輝いている彼女たちの姿は、まぶしいくらいですねぇ。

中の挿絵でも、柔らかい描線ながらもシャープで美しさを感じさせる仕上がりで女性陣を描いていますので、表紙絵との差もあまり感じないと思います。
一見、女性同士の行為って、どこかに綺麗さを感じさせるのは何でなんですかねぇ。
…もう一方は主人公なんですけども(汗)

全員挿絵が用意されていますが、やはり美夜とエルの数が多いですね。
他のふたりは1枚ずつでしたから、別格ですねぇ…。
桂、結構見た目が好みだったのでもっと見たかったけども、登場自体が少なかったし、仕方ないですかね(汗)

挿絵数:10枚

総評


こういう切り口の作品は、美少女文庫らしい独特さ、個性を感じさせますねぇ。
まぁ、思ってたほどラストが締まらなかった感はありましたけども、ここはハーレムっぽい感じなのね(汗)

個人的には、この主人公にそこまで感情移入できなかったので、没入感は今一つでしたねぇ。
悪いキャラではないんですけどね、むしろ妙に出来過ぎで面白みに欠けるくらいでした(汗)
…そもそも、何で女装してんのかね?(汗)

ハーレム物という構成でしたが、実質ヒロインは美夜とエルだけで、他のふたりは微妙な立ち位置だったので、あんまりハーレム感が乏しかったのもマイナスだったかな。
主人公が女装しているという所からも、独特の綺麗で倒錯した雰囲気のある行為などを楽しめる反面、ガツガツとした印象もないのは評価が分かれそうですね。

そこまで悪くもないんだけども、これって言う決定打もないというか…、何か中途半端さを覚える作品ってのが私の感想ですね。
人によるんでしょうけども、女装物としても、ハーレム物としてもイメージしてたのと違う、半端な作品かもしれませんね(汗)
肝心の所が抜けている、そんな印象です。

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