ハーレムサーガ 神獣喰いの女騎士団と王子 (美少女文庫)
2月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、イルド国の若き王子です。
そんな彼の立場は、父であるイルド国王の崩御をきっかけに大きく変わる事に…。

本来であれば、王位を継ぐ立場であったものの、国王の弟、叔父によって、その立場を剥奪。
更に主人公は囚われの身となり、その命までも奪われそうとなる危機を迎える事になったのです。

そこを国に伝わる伝説の「神獣喰いの騎士」に救われる事となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • サラ
  • ノーマ
  • ディーヌ
  • シア
がいます。

サラは、主人公付きの侍女です。
冷静沈着で仕事ができる存在であり、主人公がもっとも頼りにしている存在です。

ノーマは、王宮で庭師をしている少女です。
とにかく明るく活発でボーイッシュな性格の持ち主でもあります。

ディーヌは、王宮書庫で司書をしている女性です。
知的でおっとりとした雰囲気を持っています。
意外と残酷な話を好みなど、ブラックな一面も。

シアは、宮廷画家の元で勉強する徒弟です。
凛とした雰囲気で絵師というよりも騎士が似合いそうな印象があります。

ストーリー展開


展開的には、王子である主人公が叔父により、王位を奪われ、更に命まで狙われたものの、この地に伝わる神獣喰いの騎士に助けられるという流れですね。
…なんですかね、この敵みたいなネーミングの騎士(汗)

ですが、この騎士、いや騎士団の存在は、この国のみならず周辺国にもその名が知られた存在であり、とても大きな意味を持つ存在なんですね。

曰く、王国に危機が訪れた際には不思議な力を持った騎士たちが現われ、その危機を救ったとされる伝承があるんですね。
実際に、主人公の曽祖父の頃にも神獣喰いの騎士団が現われ、危機を救ったとの記録が残されているのです。
歴史にもそれが残っている訳ですね、騎士団の存在が。

しかし、その正体は不明であり、その正体、素顔は王国の王のみにしか明かされないとされていたのです。
本来であれば王子である主人公がその正体を知る立場になった訳ですが、先王である父からは何も教えられていないままだったのです。
そのまま、先王は亡くなってしまった訳で、主人公は伝承以上の内容は知らない訳ですね。

先王に代わり、主人公から無理矢理に王位を奪った叔父は、この騎士団の存在を疎ましく思っていたんですね。
平和主義だった先王とは違い、武力で事を運ぶ様な、力を誇示する思考の持ち主である叔父には、そんな存在は不必要な物と考えていたと。

更に言えば、そんな先王の息子である主人公の存在など、邪魔にしかならないと考えるのも当然の事。
まだ少年である主人公の立場は、危機的な状況に陥ったのです。

そんな主人公の危機に現れたのが、彼御付きの侍女のサラでした。
何と彼女こそが、伝承の神獣喰いの騎士団のひとりであり、彼女の操る炎の力で主人公は窮地を脱する事になったのでした。

サラだけではなく、他にも3人の女性が騎士団のメンバーであり、主人公は彼女たちの力を得て、叔父から王位を取り戻す戦いを決意する流れですね。


色々、神獣喰いの設定だったりなど世界観が細かく描かれているのが印象的ですね。
まぁ、ここでは詳細などは説明すると長いんでしないですが(汗)

ともかく、彼女たち騎士団は、自分たちの王に仕える事こそが使命と考えており、自分たちよりも若い少年である主人公に甲斐甲斐しく仕える事となる訳ですね。
その仕える内容の内には、Hな事も含まれており…、お約束ですがHな関係を持って行く事になりますね。

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。
その他にも一部別ヒロインとの行為もありますが、メインは紹介にある4人ですね。

行為的には、フェラやパイズリ、アナルセックスなどがあります。

やはりハーレムって事で、複数のヒロインたちと関係を持って行くのが見所ですね。
…なんですが、正直な所あまりハーレム感はなかったかも(汗)

何故かと言うと、それぞれヒロインたちとは初回の行為を行う事になるんですが、以後の行為が少ないんですね。
勿論、全くない訳でもないですし、数回は行為があるんですが、その間に戦いだったり、ストーリーが展開されるため、その間隔が長めだったりする事に。
なので、結果として思った程にHしていない様な感じを受ける事になる訳ですね(汗)

フェラなどの行為が出てくるのが、結構遅めだったりするのも影響しているかもしれませんね。
彼女たち初回の行為では、主である主人公との初体験にいっぱいいっぱいな所があるので、それどころではなかったってのもありますしね。

それゆえか、全員主人公よりも年上である彼女たち騎士団ですが、行為に関しては主人公の方が意外と積極的な所がありましたね。
まぁ、この年頃の女性に対する食い付きようは相当なものですからねぇ、本能の赴くままで(汗)
とは言え、彼女たちも破瓜の痛みに悶絶するも、次第に主人公のがむしゃらな行為に順応していく様が垣間見えますけどね。

順応してしまえば、そこは彼女たちのポテンシャルの高さ。
あっという間に、主人公からもたらされる快感に歓喜の声をあげる様になりますからね。
でも、全体的には主人公を皆立ててくるだけに、あまり主導権を握るってノリではなく、あくまでも主人公の意志に従うって感じが強かったですね。

なので、年上お姉さんヒロインに優しく導いてもらうみたいなノリを期待すると、ちょっと違うかもしれませんね。
絶対的な忠誠心があるってのも、これはこれで困り物ですな(汗)


個人的に残念だったのは、表紙帯におっぱい英雄叙事詩とあったので、おっぱいがメインな所もあるのかなって思ったんですが、そんなに特別扱いが良い訳ではなかったかな(汗)
全員、立派な胸をしており、それを活かしてくれるのかと期待したんですけどねぇ。
勿論、豊かな胸を使ってのパイズリ展開などもありましたけども、それがメインって訳ではなく要素のひとつって感じですね。


一部では、4人の騎士団以外の女性キャラとの行為もありますが、あくまでもメインは4人ですけどね。
こっちの展開では、4人の行為とはまた趣の異なる展開の行為がメインに描かれていますね。
ちょっとSM入っている感じですかね、そこまで激しいって訳ではないですけども、4人との行為とは一味違うので、印象に残りますね。

挿絵


挿絵は「織澤あきふみ」さんが手がけています。
美少女文庫では、結構久しぶりな気がしますね。
…そのせいか、毎回見る度に絵柄が違っている気がしますが、キニシナイ(汗)

可愛らしく丸みを帯びた印象の絵柄ですかね?
表紙絵だとヒロインたちの表情はキリッとしているんですが、挿絵ではより丸みを帯びて、可愛らしさが増している印象があります。
主人公も一部顔が描かれていますが、こちらもかなり女の娘みたいな可愛さがありますね。

細い線であっさりとしたシンプルな描線ですね。
言葉悪いですが、中には誰が誰か判断つかない様なものもある様なない様な(汗)
実際、結構シンプルなので、人によっては物足りなさがあるかもしれませんねぇ…。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、色々詰め込んでいるんですが、何か印象が薄い感じですかね(汗)

かなり戦闘描写などにも力を入れており、中々読み応えがあるとは思うんですが、結果H度が減る事に…。
増して人数がメイン4人+1人みたいなだけに、個々のボリュームはどうしても物足りなさが残るのは当然なのかなと。
じゃあ、Hなしでも純粋に物語として面白いかってなると、正直それだけだと弱い…(汗)

どっちかに特化している訳ではないので、どうしても総合的に全体の印象が弱くなってしまったって気がしますね。
読んでいて美少女文庫なんですけども、別のレーベルの作品を読んでいる様な印象も。
何だろ、あとみっく文庫と美少女文庫の間って感じですかね(汗)

ちょっと厳しいけれども、ヒロインの個性こそ描かれていましたが、それが魅力となる前に物語が終わってしまった感があったんですね。
もっとヒロインの娘らに感情移入させて欲しかったですね、申し訳ないけども最近の作品ではあまり印象に残らないヒロインたちでした(汗)

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