操心術 淫果勃興編(ぷちぱら文庫230)
おくとぱす
パラダイム (2015-12-11)

操心術 淫果勃興編(ぷちぱら文庫230)
12月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品なのですが…、まんまなノベライズ作品ではない様ですね。

この操心術は、シリーズ化されている人気タイトルであり、全部で外伝などを含めると7作品ほどある人気シリーズなんですね。
そして、このノベル版は操心術シリーズ全部を対象にして再構成したノベルらしいです。
まぁ、多分ベースは同じなのでしょうけども、初見な私には判断つきません(汗)

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

操心術より
  • 蒼原 美桜乃」(そうげん みおの)
  • 綾河 美也子」(あやかわ みやこ)
  • 綾河 春生」(あやかわ はるき)

美桜乃は、モデルの様な体型をしたキャリアウーマンです。
勝ち気で直情的な性格の持ち主で、知らず知らずに人を傷つける事も。
男性に対しても対等にしたいと考えています。
主人公とは大学時代の先輩後輩の関係ですが、存在を覚えていません。
操心術

美也子は、美桜乃の姉です。
妹とは違い、基本おっとりしていますが、怒ると怖い一面もあります。
結婚しており、綾河性を名乗っており、娘がいます。
操心術

春生は、美也子の娘です。
テンションが高く、うるさいくらいの陽気な娘でもあります。
美桜乃とは姉妹の様に仲が良いです。
操心術

操心術2より
  • 剣崎 夜美果」(けんざき よみか)
  • 泉水 雪絵」(いずみ ゆきえ)

夜美果は、学生時代に司法試験に合格したエリート弁護士です
女性の権利を守るために日々活動しています。
操心術

雪絵は、有名企業社長の妻です。
妖艶な美女で、その魅力で男性を落とし、骨抜きにし、言いなりにしていく、悪女でもあります。
穏やかな振舞いながら、ドギツイ手段も平気で出来る面もあります。
操心術

操心術3より
  • 剣崎 沙織里」(けんざき さおり)
  • 立花 伊吹」(たちばな いぶき)
  • 藤乃森 志穂」(ふじのもり しほ)
などがいます。

沙織里は、優秀な成績と美貌の持ち主ですが、男性に対して嫌悪感を抱いており、恋愛に興味がありません。
他者にあまり心を許さない所があるものの、友人で幼なじみの伊吹は大切に思っています。

伊吹は、沙織里の幼なじみ兼クラスメートです。
オドオドとした性格で気弱な所があります。
操心術

志穂は、学校の教師です。
スタイルの良さとおっとりとした雰囲気があり、男子に人気な存在となっています。
操心術

後は、「吉峰 麗」(よしみね れい)という存在がいますが、彼女は実はシリーズでほぼ皆勤賞なキャラなんですね。
でも、作品によって性格などは違っていたりと、それぞれ同姓同名な別個の存在っぽいのかな?

ストーリー展開


展開的には、上記にもある様に原作シリーズを元に構成した展開が描かれています。

凄いザックリ言うと、主人公がある時に不思議な薬品を入手する事に。
その効果が持続している間は他人を自分の意のままに操る事ができる様になるという、驚くべきものだったのです。
そして、主人公はその力を使い、自分の欲望の赴くままに他者の心を操る事となる流れになっています。

基本的な流れは、これで十分かと思います。

今作の特徴は、主人公にあたる存在が複数人存在する事になるのも特徴ですね。
これは、各シリーズによって、主人公が違う事があります。
そのため、主人公が各パートで違っています。

まぁ、基本どの男性主人公も、その操心術を使って女性陣に悪さをするから、共通点はありますけどね(汗)
ノベル版では、「霧生悠斗」、「霧生貴樹」、「剣崎沙織里」をメインとした章が描かれています。

そして、このシリーズは世界観が繋がっている共通点もあります。
1の主人公の息子が、3の主人公だったり、2の主人公の娘が、3のヒロインだったりといった具合に繋がっているんですね。
なので、主人公が話が進む度に代わるので、新鮮味がありましたね。

まぁ、原作シリーズを知っている人なら、問題なく理解できるんでしょうけども、初見の場合はちょっと分かりにくいかもしれませんね。
私は最初、各章で吉峰麗が毎回出て来るけども、キャラも違うし、年齢も同じくらいなので「???」って思いました(汗)

理解しにくい理由に、ぷちぱら文庫では珍しくキャラ紹介ページがない事がありましたね。
こういう構成の作品だからこそ、紹介ページ欲しかったんですけどね(汗)
まぁ、麗の紹介ひとつとっても、3人分キャラが違うし、紹介しにくいとかの理由なんですかね(汗)

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインの行為が描かれています。

行為的には、フェラや自慰などがあります。

やはり今作では、何といっても謎の薬品による催眠的な操心要素ですね。
ぶっちゃければ他の催眠術と似た印象な展開、描写なので、新鮮さというのはあまりなかったかな?(汗)
ですが、相手側の操心されているとも理解していないまま操心される様などが描かれており、中々読み応えのある描写ではありましたね。

また操心を行う人間の描写が個人によって違っているのは面白かったですね。
人によって、イメージの中で「腕」を伸ばして相手を掴み、操心するイメージを相手に送ったり、「網」を相手に覆いかけるイメージ、または「風」を送るみたいな感覚をイメージしているってのが個人によって違いがあるのは、個性があって良いですね。

勿論、Hシーンでもこの要素は大活躍。
操心によって、暗示を行い、行為の感度を飛躍的に増したり、人格を変えたりも自由自在。
女性側に偽りの愛情を抱かせるなど、朝飯前でもある訳ですね。

しかし、相手側にそれを見抜く事など不可能なので、女性陣は皆、偽りの愛を錯覚し、愛情を向けてくる事になる様は、催眠物などでもお馴染みな何とも言えない感情を抱かせますね。
演技ではなく、真実であり、偽りでもある訳ですからねぇ、普通にそれを受け入れるのって仕掛けた側は難しい気はするんですよね、本当なら。
本人は偽りであるのは理解している訳ですから、どこかにそれを冷めた視点で見る自分っていると思うんですよね。

でも、それはあくまでも不完全な効果である場合…。
ここまで圧倒的な力の前には、そんな不安な感情など起こりえないと思えるのであれば、ここまでやり切れるんでしょうねぇ。
ある意味、自分自身も圧倒的な力の前に心が操られているとも言える事に自身は気づかないのですから…。


操心では、ヒロインのキャラクターも好き勝手にできてしまうために、同じ娘でも別人のような変貌を見せる訳ですね。
ですから、色んな面を見る事ができるので、見応えがありますね。
大半は、色に狂った獣みたいな状態だった様な気もしますが(汗)

挿絵


挿絵は「YUKIRIN」さんが手がけています。
美少女文庫でもお馴染みですね。

カバーにもあるんですが、今作の挿絵は「オール描き下ろし」です♪
これには、シリーズ通して再構成させている都合上の問題も原因なのかな?

シリーズの原画担当の方は、作品によって違っているんですね。
ですから、そのまま使用すると何とも統一感のない仕上がりになってしまいますからね(汗)

YUKIRINさんは、原作版の最新作に当たる「操心術∞(メビウス)」を含む、2作品で原画を担当されていますので、そんなに違和感がないのではないでしょうか。
私は、活動を美少女文庫でしか知らなかったのですが、催眠系の作品の挿絵もされていましたし、ピッタリな人選だったんですね♪

過去シリーズからのファンの方には、YUKIRINさんが描いた担当作以外のヒロインの姿も見れるって事ですから、これは嬉しいでしょう♪
まぁ、挿絵で見ると私には誰が誰か分かってない事もしばしばでしたが(汗)
…やはり、紹介ページが欲しかったなぁ(汗)

後、挿絵だけ見ると完全に美少女文庫の挿絵にしか見えない(汗)

挿絵数:11枚

総評


淫果勃興編という名前で分かるかもしれませんが、今作品はこれで終わりではないんですね。
今後、下巻にあたるのが発売される予定です。
なので、これ単体で評価するのは難しい所ではありますね(汗)

催眠系としては、普通な出来かなとは思いますが、世界観が複数作品も出ている分、深さがありますからねぇ。
原作の全ヒロインが登場している訳もなく、ノベライズ化でアッサリ簡略化はされているとは思いますが、世界観を活かした展開は中々見応えがありましたね。

結果、個人的には、行為よりもストーリー展開の方が気になってしまってた所がありましたが(汗)
まぁ、原作と同じ展開を行っている(行く)のかは分かりませんけども、せっかくオリジナルイラスト描き下ろしとかしているんですし、原作版をプレイ済みな方らにも新鮮な驚きを与える内容であるのを期待しております。

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