ツンマゾ!? 最強ドMな魔王サマ
10月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、魔王を倒すべく育てられた勇者です。
そして、遂に彼は魔王の城奥深くまで踏み入り、魔王と対峙する事に…。
強大な力を誇る魔王との戦いは、激闘だったものの、魔王を倒したのでした。

しかし、主人公は魔王を殺す事ができなかったのです。
何と主人公は、魔王の正体である美少女の姿に一目惚れをしてしまったと言う展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • ラズルシア
  • ヒュドラ
がいます。

ラズルシア(以下ルシア表記)は、全ての魔族の支配者である魔王です。
その存在自体が強力な影響を周囲に与える程であり、厄災とされる存在でもあります。
その正体は見た目こそ可愛らしい美少女であり、古めかしい言葉使いをしています。

ヒュドラは、主人公の持つ強力な剣に宿る精霊です。
主人公を幼い頃から見守り、鍛え上げた存在でもあります。
ボクっ娘だったり、自分で行動も出来たりするなど、結構軽い口調の持ち主です。

ストーリー展開


展開的には、魔王ラズルシアを倒すつもりだったのが、一目惚れしてしまい、倒す事ができなかった流れですね。
惚れた男の弱みですなぁ(汗)

しかし、主人公はこれまでの人生を魔族らへの憎しみ、打倒魔王へのために全て費やしていた人生だったんですね。
そこに、不必要な物などはいらなかった訳ですが、それゆえに主人公にとっては魔王の姿を見た主人公の心中に芽生えた感情は自身でも理解できなかったものだった訳です。

結局主人公は魔王を倒す事は出来なかったのです。
しかし、それに当の魔王ルシア(以下ルシア)自身は不満だった訳ですね。
自分を倒したのにも関わらず、それ以上を行わない主人公の態度が。

そんな中で、主人公はルシアから罵倒される事に(汗)
それこそ根性なしだの、童貞だのと言いたい放題で主人公を煽って来る訳ですね。
さすがにこれには、主人公もカッとなり、Hな行為に出てしまう結果となり、そこからHなお仕置きなどをする様になっていく流れですね。

まぁ、このお仕置きHがルシアにとっても感情を大きく揺さぶらせる事となったのです。
彼女にとっては、とてもない衝撃を与えたんですね、こんな事を今までされた経験がなかったので。
最強の存在ですから、それ以上である主人公という存在は彼女にとって稀有な存在でもあった訳です。

そして、彼女自体はこの立場から解放してくれる存在を心の中では、欲している所があるんですね。
魔王として相応しい力を持っているがゆえに、この立場を受け入れているに過ぎない彼女は、ある種の破滅願望的なものをいつしか抱くようになっていたのです。

そこに現れた、自分よりも強力な存在である主人公に凌辱というか、打ちのめされたいという片寄った思考…、いわば性癖が生まれたという事に(汗)
そういう事も相まっての凌辱行為を嬉々として受け入れるメス豚魔王様と化した訳ですねぇ。

主人公も、本音は普通に接したい所ですが、彼女の望みを受けて、凌辱行為に熱を込める結果となるのが、何ともややこしく歪な関係性として描かれているのが最大の特徴ですね。
…難儀な事ですねぇ(汗)

Hシーン


Hシーンは、ルシアとの行為が描かれています。
残念ながら?ヒュドラとの行為は一切ありません。

行為的には、フェラ(イラマチオ含む)や素股、パイズリなどがあります。
他の要素としては、食ザー要素などがあります。

やはり、凌辱的というか調教的な行為の数々がメインですね。
基本的には、ルシアから煽られての形で展開される様なパターンが多く目立ちますね。
まぁ、主人公もいざ行為になれば、かなり乗り気になってしまって、行為にも熱が入る事となり、結果としてそれはルシアにはお仕置きであり、ご褒美でもある訳ですね♪

そのため、全体的にちょっとイラマチオの様な荒々しい行為だったり、言葉責め、乱暴の様な内容の行為もある訳ですが、彼女はそれを何だかんだ言いつつも受け入れるので、嫌悪感などは抱きにくい様になっていると思います。
まぁ、冷静に考えれば、最初は命がけの戦いをしてた関係なんですから、こんな程度は今更ですかね(汗)

苦手な人にはそれでもつらいかもしれませんが、ツンマゾシリーズってこんなノリですしね(汗)
逆に過去シリーズのノリなどが分かっていれば、問題なく楽しめると思います。

行為の中にも、コミカルな言葉のやり取りなども描かれているだけに、テンポの良さと軽妙さが相まって、独特の雰囲気を感じさせますね。
勿論、それと同時に行為の内容の濃さであったり、過激さはしっかりあるんですが、それらに片寄ら過ぎない絶妙な塩梅がツンマゾらしさでもありますからね。
これがないと、一気に生々しく重い雰囲気になってしまいますからね(汗)

また絵柄の印象も大きいですね、可愛らしさがあるのでエグさが前面に出てこないので、より見やすさとルシアの可愛らしさ、いやらしさに繋がっていますね。
展開によっては、食ザー要素なんかもあったりでエグいはずなのに、この絵柄だからあんまり感じなかったですし、個人的には助かりました(汗)

終盤では、よりふたりの関係性は深まって来る事となり、甘さも増していく事になりますね。
これまででも甘さは垣間見える場面は、所々ありましたけども、終盤ではそれ以上にはっきりと意志表示をしたりとより強く描かれています。
まぁ、こんな形での関係性でも、根底にある想いは本物な訳ですから、これはこれで彼ららしいですね。

もう終盤の彼らは、ただのバカップルに近くなっていた様な気もしますけどもね(汗)

挿絵


挿絵は「神無月ねむ」さんが手がけています。
美少女文庫では、お馴染みですね。
過去のツンマゾシリーズの挿絵は、「あきら」さんが担当してたのですが、今作は神無月さんでしたね。
今作はファンタジーな世界観だったりしますし、別物として考えれば良いのかな?

美少女文庫でお馴染みな神無月ねむさんなだけに、柔らかい絵柄と裏腹ないやらしさが、この作品でも活かされていましたね♪
上記でも書いた様に、あの絵柄だからこそ濃い内容も見やすくなっていましたねぇ。

個人的には、ヒュドラをもっと見たかったですけどねぇ。
良く考えると、表紙絵の小さくデフォルメされている奴でしか登場してなかった様な?(汗)
表紙絵のジト目な感じが、何とも言えない感じがありますねぇ。

ヒュドラの挿絵がない分?、ルシアの変態的な行為が一杯描かれているだけに、物足りなさはないかと思いますね。
お馴染みの描き文字もしっかりあり、安定した仕上がりですね。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、ツンマゾシリーズらしい、ちょっと?ぶっ飛んだ感覚のヒロインとのコミカルでHな行為が楽しめる作品でしたね。
シリーズ好きな人には、問題なく楽しめる仕上がりぶりなのではないでしょうか。

個人的には、従来のシリーズとは違い、ファンタジーって事もあってか、より読みやすかったかな。
今までだとヒロインが主人公に責められてて、どこかで痛々しかったりといった感情があったんですが、今作のヒロインは何せ魔王。
それだけに、ちょっとぐらいの行為など余裕で受け止めてくれるであろうといった感覚が自分の中にあって、安心して読めたってのが大きいのかな?

早い話が現実味が薄めになっているから、そういう感覚になるんでしょうね。
なので、これまでのシリーズがちょっとしんどいかなって人にも良いかもしれませんね。
…これでもダメだったら申し訳ないですが(汗)

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