愛 cute! (Paradigm novels (227))
村上早紀
パラダイム
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愛cute! キミに恋してる
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、これといって特徴のない男子学生でした。
…でしたというのは、現在主人公の置かれている状況によって一点、とんでもない状況に…。
何と、主人公の周りの女性たち4人から告白されてしまったのです。

更に、妖精までもが主人公の前に現れて、俄かに騒がしくなるという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

冬條 未来」(とうじょう みく)
樹まゆ」(いつき)
春日井 結」(かすがい ゆい)
桐風 朋絵」(きりかぜ ともえ)
佐伯 亜里砂」(さえき ありさ)
チョコ」がいます。

未来は、主人公の同級生であり、義理の姉でもあります。
陽気で気さくな性格の持ち主であり、学園でも人気の存在です。
義弟である主人公の世話を焼きたがるものの、上手くいかない事が多い所も。

まゆは、主人公の幼なじみです。
見た目に反して、男勝りな言動などでサバサバしている印象を与えます。
しかし、実際は可愛らしい乙女な面も持っています。

結は、主人公の後輩の娘です。
いつもまゆの後ろをついている様なちびっこな印象で守りたくなる魅力を持っています。
主人公にとっては、妹の様な存在です。

朋絵は、主人公のクラスメートです。
いつも大人しくあまり口数の少ない所があるのですが、興味のある事などに関しては、暴走気味になる面も。

亜里砂は、学園の先輩で、演劇部に所属しています。
元気で活発な性格の持ち主で、学園の人気者となっている存在でもあります。
主人公とは、以前に学校の行事を経て、知り合いです。

チョコは、主人公の前に突如現れた小さい妖精の少女です。
自らを「恋のキューピッド」と自称しており、主人公の恋を叶えに現れます。
子供っぽい性格の持ち主で、喜怒哀楽がはっきりとしています。

ストーリー展開


展開的には、主人公がいきなり女性陣から告白され、更には妖精まで現れてしまい、騒がしくなる流れですね。
…どういう状況だろうか(汗)

正確には先に妖精のチョコが現われてからの女性陣の告白って流れなんですけどね。

妖精のチョコが現われたのは、それは突然の事でした。
いきなり小さい妖精が現れたなら、そりゃビックリですよねぇ(汗)
またこの妖精が、結構テンション高めのキャラだから、いきなり賑やかになってしまう訳ですね。

まぁ、彼女の姿や声は主人公以外には知覚できないんですが。

そんな妖精のチョコは、いきなり主人公の恋のキューピッドをすると言い出したのです。
どうやらチョコ曰く、主人公の恋を叶えると、自分は人間になれるとかなんとか…。
まぁ、実際の所はチョコもキューピッドなどと言っているものの、本人は恋が何だかも理解していない有様なんですけどもね(汗)

そんな賑やかな妖精と知り合った翌日に、事態は急展開。
何と、以前から良く知っている女性たちからいきなり告白されてしまったのです!

アレ? いきなりキューピッド効果?(汗)

実は、この学園にはある伝説がありました。
今日、この日に女性から告白をするとその恋が叶うというものがあったのです。
なので、女性たちがこぞってこの日に主人公に告白をしてきた訳ですね。

こんな事になるとは思ってもみなかった主人公は、動揺する事に。
更に、この中から誰を選ぶのかと迫られても、この場で答えようもない状況ですよね(汗)
まぁ、単純に主人公自身も皆好意を持っていても、それが好きなのか分かっていないって感じですけどね。

こうして、主人公は自分が誰を好きなのかを考える事になる流れですね。

いきなりハーレム状態みたいな始まりをする訳ですが、実際の所結構コミカルだけではないんですよね。
主人公の良く言うと真面目、悪く言うと優柔不断な所だったりもあって、何か浮ついた感じよりもどこかしんみりとした雰囲気も感じさせる様な所がある様な気がします。

一部ヒロイン視点での描写もあって、より感情移入しやすくなっているのも良いですね。

なので、しっとりとした雰囲気が印象強い作品に仕上がっているかなと思いますね。
その中でチョコの存在は、微笑ましく感じさせる良いキャラクターですね。
ひらがなばかりなので、台詞が読みにくいですが(汗)

Hシーン


Hシーンは、未来との行為が描かれています。

行為的には、何もないです(汗)

純愛系な作品なので、正直行為のボリューム、描写内容の濃さなどは控え目ですね。
特に今作は終盤まで一切Hシーンがないので、どうしても物足りなさはありますね(汗)

その分、ようやくヒロインと結ばれたという感慨はあるんですけどね。
…まぁ、気持ちに素直になっていれば、序盤から割と早くHシーンを見れたんじゃないかとは思いますが(汗)

今作は、お話を楽しむって位のノリで読むのがよろしいのではないでしょうか(汗)

挿絵


挿絵は、初期のパラダイムノベルスなので、原画をそのまま使った訳ではなく、原画をトレースしたかのような線画にトーンで着色したものになっています。

相変わらず、これだと線のかすれが目立つのが難点ですが、個人的には見慣れるとそんなに気にならないかな。
味があると言うのは、さすがにほめ過ぎかもしれませんが(汗)

原画担当は「たまひよ」さんです。
キャラデザインに関しては、主人公を含めてかなり皆あどけなさを残した感じで、童顔ですね。
なので、あんまり先輩、後輩って感じを受けなかったかな?
色気よりも可愛らしさを強調したデザインですね。

勿論、妖精のチョコも可愛らしいですねぇ♪
彼女も今作の影のヒロインといってキャラクターですので、小さいながらもかなりの存在感を発揮しています。

挿絵数:18枚

総評


全体的には、ストーリー重視な作品に仕上がっており、H度は決して高くないですね。
でも、その分ストーリーは中々読み応えのある作品だと思います。

道中の展開では、決してイチャイチャ甘々なモテ生活みたいなノリにはならない、楽しいだけではない恋愛の側面を描いているのは好感が持てました。
見た目が可愛い娘たちなだけにギャップが(汗)
まぁ、全体としてはほっこりした雰囲気ですけどね。

まぁ、ぶっちゃけ話の全体的な流れ、オチなどに関してはそこまで珍しくないんですが、丁寧に描かれていますので、何だかんだ見入ってしまいましたね。
こういう話は結構嫌いではなかっただけに、中々楽しめました。

原作PC版


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