いたずら姫 (Paradigm novels (179))
高橋 恒星
パラダイム
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PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、満足な愛情を与えられずに育った男性です。
そんな彼は、溺愛していた妹を事故で亡くしてしまった事で、更に人間不信になっている状態でした。
そんな中、偶然出会った「紗理亜」(さりあ)に目を奪われる事に…。

紗理亜は、彼の溺愛していた妹そっくりだったのです。
主人公は、そんな彼女を自分好みに調教しようと考え、それを隠し、彼女に接触する事になるという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 菊川 紗理亜」(きくかわ さりあ)
  • 蓮見 円佳」(はすみ まどか)
がいます。

紗理亜は、親元を離れて、学園の寮に暮らす学生です。
世間知らずで純粋な性格の持ち主でもあります。
ある件で主人公を慕っています。

円佳は、主人公の忠実な僕となっている少女です。
クールで年齢よりも大人びた雰囲気を持っています。
紗理亜に快楽を教え込むために、同じ学園にやって来る事に。

ストーリー展開


展開的には、主人公が自分の妹に似ている紗理亜を自分のモノにしようと企てる事となる流れですね。
…中々のクズ野郎ですねぇ、主人公は(汗)

しかし、意外にも主人公メインの展開ではなかったんですよね。これが。
原作版はどうなのか分かりませんが、ノベル版では大半が紗理亜の視点で描かれているのが特徴でもありますね。

なので、序盤は何とも平和な感じなんですね。
実際、彼女には、平和で幸せな時間だったのです。

そのひとつに主人公との出会いがありました。
彼女にとっては、主人公にこれまで可愛がっていた猫を引き取ってもらえた事があり、感謝の気持ちだけではなく、更に淡い好意を抱いていた訳ですね。
勿論、猫を引き取ったのは主人公の作戦であり、彼女に近づくための手段な事はお分かりだと思います(汗)

それからも紗理亜は、主人公とメールのやり取りを行うのが日課になっており、彼女からの好意は日増しに高まっている訳ですね。

そして、紗理亜には最近、もうひとつ大きな変化がありました。
それは彼女の隣の部屋に越してくる事となった、円佳の存在でした。
美人で年齢以上の雰囲気を持った彼女に、子供っぽいと自覚している紗理亜は憧れの感情を抱いていたんですね。

同じ感情を持つ女生徒たちは多かったのですが、何故か紗理亜は彼女から優しくしてもらってたのです。
まぁ、これは上記のキャラ紹介を読めば丸わかりですが、円佳は主人公の忠実なる僕であり、主人公の命令で紗理亜を調教するためにやってきた存在だった訳ですね。

てっきり主人公が全部自分で行うのかと思ってたんですけども、随分と間接的なんですよね。
まぁ、紗理亜が住んでいるのは、お嬢様学校の寮なので、男である主人公が入り込めないってのも分かるんですけどもね。
そんな訳で、しばらくの間は、主人公は要所要所で出てくるだけですね。

紗理亜の視点で描かれる事になる訳ですが、憧れの円佳と親しくなるにつれて、いよいよ話が動き出してくる様になります。

紗理亜は、子供っぽい容姿と同じで性に関してもまだ疎い娘なんですね。
円佳の役目としては、彼女に快楽を教え込む事でもある訳で、まず少しづつ様々な手段を使い、紗理亜に性を意識させていく事にしたのです。
これによって、円佳の目論み通り、紗理亜は少しづつ性を意識していく事となります。

その後も着実に紗理亜の身体、心は、性の快楽にハマりつつある状態になっています。
しかし、その反面、円佳の感情にも変化が…。

この円佳の心情も色々思う所があるのですが、彼女も紗理亜同様にメインヒロインであると言える存在なんですね。
紗理亜とはまた全然違う境遇の持ち主である彼女の存在は印象的でしたね。

そんな彼女だからこそ、紗理亜に対しての抱く感情も見所です。

Hシーン


Hシーンは、ふたりの行為が描かれています。
その他にもサブキャラ的な存在との行為が複数人分ありますが、ここでは省きます。

行為的には、自慰やフェラ、放尿、アナルセックスなどがあります。
その他にローターなどの小道具を使用した展開などもあります。

今作の特徴としては、紗理亜、円佳のレズ要素ですね。
主人公が、しばらく紗理亜の前に現れないので、どうしても紗理亜の相手が円佳になりますからねぇ。
ちなみにその間の主人公は、紗理亜の前に調教した女性たちを抱いてましたが(汗)

やはり円佳が主導して、紗理亜に性を意識させる事もあり、少しづつ導いていく様が印象的でしたね。
いかにもなお姉さまというか、そんな役どころが良く似合ってるんですよね、円佳は(汗)
それに相手は純粋な紗理亜ですから、円佳の巧みな話術などに抗える訳もありませんしねぇ。
更にそこに円佳からのキスや愛撫などが加われば、もはや紗理亜はその快感に溺れるしかありませんね(汗)

でも、思ったよりかは、そこまでハードではないので、女性同士の絡みが苦手な人も大丈夫かなと思います。
確かに外で露出だったりとか、割とハードな内容もありますが、あくまでも愛撫くらいでの絶頂なので、バイブを挿入とかそういう類のは、ありません。
まぁ、勝手に紗理亜の処女を主人公に無断で奪う訳にはいかないという理由もありますけども…。

終盤までは、円佳との女性同士での絡みが中心となった訳ですが、ここにきてようやく主人公が絡んでいきます。
ここで事の真相を知る事になった紗理亜には、殆ど凌辱みたいなものになっていますが(汗)

その後は、紗理亜、円佳を交えた3人での行為もありますが、それを含めても主人公が絡んだ行為は少なかったですねぇ。
正直、主人公が絡む展開はある意味オマケみたいな感覚と言うか…、円佳との絡みがメインかもしれませんね(汗)

まぁ、ラスト辺りは行為どころではない様な展開になっていくので、更に印象が弱くなった所も影響しているかな(汗)

挿絵


挿絵は、原作版の画像ではなく…、この時期のパラダイムノベルスの原画をトレースしたかのような線画にトーン処理を施したものですね。
原画担当は「満月○」さんが手がけています。

表紙絵でも分かる様に、淡く繊細な絵柄が印象的な絵柄ですね。
なので、ガツンといったいやらしさってよりかは、可愛らしくもいやらしい雰囲気って感じでしょうかね。

作中では、円佳との絡みなんかもあるだけに、余計にこの絵柄が活きてくる感じですね。
柔らかくもいやらしい女性同士の絡みって感じで、合っていますね♪
この線画仕上げも結果としては、変な生々しさを感じさせない雰囲気を作り出す効果もあったかもしれませんね。

あえて言うなら幼く見えてしまう感じがあるので、好みが分かれるキャラデザインかもしれませんね。
まぁ、それは表紙絵の時点で見て分かるから、大丈夫だと思いますが(汗)

挿絵数:20枚

総評


全体的には、思ってた様な話の展開ではなかったなというのが正直な感想ですかね(汗)
タイトルの感じと作品の雰囲気も結構違ってた感がありましたしねぇ。
後は、主人公があんまり前に出てこなかったって所などもちょっと新鮮でしたね。

そのせいで若干主人公のキャラクターが印象が弱く感じる所もありましたが、これはこれでアリなのかな?
結果として、紗理亜と円佳により感情移入できたって所もありますしね。
むしろ、こっちが主人公たちっぽいかも(汗)

終盤の展開は、個人的には「ん?」って感じで、何か一気に風向きが変わって行った感覚がありましたね。
ここら辺の展開には、評価が分かれるかもしれませんねぇ(汗)

まぁ、単に紗理亜をモノにしてめでたしめでたしってよりかは、遥かにマシだとは思うんですが、もう少しそこら辺の変化をもっと描いても良かった気はしましたね。

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