7月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、場違いにも名門の家柄の子供らが通う様な超名門校に通っている男子生徒です。
しかし、それは国政にも多大な影響を与える龍黒院の一人娘である「美沙羅」(みさら)の思いつきで始まった生活だったのです。
彼女の気まぐれで、虐げられる毎日…。

そんな中、思わぬ転機があり、主人公の下剋上が始まるという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 龍黒院 美沙羅」(りゅうこくいん みさら)
  • 虎菱 零(とらびし れい)
  • 麒麟寺 里佳」(きりんじ りか)
がいます。

美沙羅は、世界トップの財閥の総帥一族の娘で、学園の生徒会長です。
学園でもその威光は凄まじく、誰も逆らう事が出来ない程です。
そんな出なので、とにかく気品と傲慢さを合わせ持っており、弱者を見下す事を何も思いません。

零は、美沙羅の側近で生徒副会長です。
彼女の家は、龍黒院家の分家であり、代々護衛を務める家系でもあります。
それゆえに彼女の護衛役でもあります。

里佳も美沙羅の側近で書記、会計、実質的な生徒会を運営しています。
零同様に、彼女の家も龍黒院の分家であり、頭脳的な分野で功績を残しています。
成績優秀で学生ながらも既に企業でも活躍している程です。

ストーリー展開


展開的には、虐げられてきた主人公が美沙羅に対して下剋上をする流れですね。

そもそも主人公は、こんな美沙羅たちが通う様な超名門校に通える訳がないんですよね(汗)
一般的な家庭どころか、彼はこの年で両親に捨てられて、天涯孤独な身でもあったのです。

そのため、これまでは孤児院で育ったのですが、実はそこは龍黒院家の運営であり、ここの孤児たちは幼い頃から龍黒院家に忠実な存在として「教育」を施されて、成長したのちに龍黒院家の様々な分野で奴隷として扱われる事になっていたのです。
…いやぁ、えげつない話ですねぇ(汗)

しかし、主人公だけはこの「教育」があまり効果がなく、忠誠心も普通なものという珍しい存在でもあったのです。
まぁ、それゆえに能力もないわ、忠誠心もそんなにないわで使い道に困ると言う存在でもあった訳ですが(汗)

そんな時に目を付けたのが、他でもない美沙羅でした。

彼女は、全てを持っていて、とにかく傲慢な存在でもあります。
そんな彼女が思いついたのは、自身たちが通う超名門校に負け犬を飼おうというものでした(汗)
それこそが、主人公だった訳ですね(汗)

こうして、主人公は自分の意志など無関係に、場違いな名門校に入学する羽目になったのです。
そこから始まる、酷い仕打ちの数々…、生徒全員が良い所の出なだけに、主人子の存在は異端だった訳ですね。
一部の連中は美沙羅の主人公への犬扱いに乗っかり、殴る蹴るの暴行をし始める様に…。

教育がうまく行かないで、忠誠心がそこまででもないけども、別に主人公は反骨心の塊みたいなキャラではなく、気が弱いだけに結局従わざるを得ない訳ですね。
身も心も疲れ果てた主人公に転機が訪れたきっかけは、意外にも美沙羅の側近であるはずの里佳でした。

何と、実は内心では里佳も、美沙羅の横暴ぶりにはウンザリとしていたのです。
しかし、美沙羅には主人公であろうが、分家である里佳だろうが、取り合わない状況に変わりはありません。
そういった事で主人公は、里佳の見えなかった顔を知った気持ちになる訳ですね。

そんな中、主人公は里佳から実験に協力して欲しいと頼まれる事になり、結果としてそれを受け入れる事に。
その流れで、里佳からまさかの美沙羅を犯して調教して欲しいと頼まれてしまう事になる流れですね(汗)


個人的には、こんな流れなせいか里佳がメインっぽい印象がありましたねぇ(汗)

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。

行為的には、手コキやフェラ、アナルセックス、自慰などがあります。
その他、バイブなどの小道具などを使う様なシーンもありましたね。

やはり、物語の流れで調教要素が多めな印象がありますね。
まぁ、そこまで調教と言っても引っ叩いたりとか、痛い行為ではなくて、快感で堕としていくってノリですから、調教要素が苦手な人でも読みやすいとは思います。

ヒロインの攻略順は、里佳⇒零⇒美沙羅です。

里佳は、主人公に美沙羅を調教する様に頼んだ張本人でもあります。
それゆえに、あんまり彼女は敵って感じではない印象がありますね。
ぶっちゃけ美沙羅以外は、そんなに悪い訳ではないですからねぇ、彼女たちも美沙羅には従わざるを得ないし(汗)

そんな事もあってか、私の中では里佳が一番好みでしたねぇ。
まぁ、作中の扱い的には決してメインって感じでもなかったですが(汗)

そんな彼女の相手を主人公がする訳ですが、この時点での行為が一番普通なんですね。
お互い、初体験である事もあり、何とも初々しい雰囲気などが出ている訳です。
特に里佳は、性の知識こそありますが、やはり経験はないので、普段の理知的な感じではない年頃の可愛らしさがよく出ていて、ニヤニヤできる事も大きかったですね♪

しかし、この後で大きな変化が起こる事になるのです。

それは主人公の変化、成長とでも言えばいいのかな?

実は、上記のストーリー説明である様に主人公は当初何も才能がないみたいな扱いだったのですが、そんな事はなかったのです。
そんな主人公の才能は…、何と調教師としての才能(汗)

どうも女性との行為に対して、主人公は的確に女性の快楽をコントロールする事が出来、肉体、そして精神を支配できるらしいですね(汗)
まぁ、読んだ印象としては、能力っていう感じはあんまりしなかったけども。
むしろ、それに加えて、里佳からの心理学などで相手を思った様な流れに誘導する術を知った方が大きかった様な気も(汗)

これをきっかけにして、主人公の性格も大分変化するんですね。
これまでのオドオドしてた感じから、自信を持って、何度も行為をして完全に里佳を支配下に置くまでにに…。
言葉と行為を巧みに利用して、女性陣を調教していく事になりますね。

正直、こういう感じのキャラになって個人的にはあんまり好みではなかったんですが、仕方ないですな(汗)


零に関しては、最初読んでいる時うっかり見逃しそうになったんですが…、最初の登場時の表記は「男」なんですね(汗)
まぁ、「登場ヒロイン」に書いてあるし、分かりますよね?(汗)
普通に最初から女性だと思ってたから、あれでごまかしてたのかと思ってしまいました…、あからさま過ぎてネタバレじゃないよね?(汗)

男子として生きてきただけに、性に関しては笑っちゃうくらい無知なだけに、そこからのギャップが楽しめますね。
里佳以上に快感に対しての抵抗力、耐性はなかった感もあり、面白い様に行為の味にハマって様がたまりませんね♪
凛としているイメージが強かったですが、意外と彼女っておバカって訳ではないんでしょうけども、ちょっとね(汗)

そこが可愛らしい魅力でもありますよね、犬っぽいというか。

本命である美沙羅ですが、一度行為をすれば堕ちるまではないですが、かなり敗色濃厚なのは分かるので、あんまり歯応えが無かった様に感じましたね(汗)
まぁ、凄まじいプライドで耐えているだけで、それを除けば普通の女性ですからね、ここまでふたりの女性陣で経験を得た主人公相手は酷な話でしょうかね。
それに何だかんだ信頼してた側近のふたりが主人公側についたってのは、かなり堪えたかもしれませんね。

美沙羅に関しては、アナル調教に始まり、衆人がいる中でのバイブ挿入させて、遠隔操作だったり、身体に落書きなど色々ありますね。
アナルとかは別に彼女だけではないんですけども、やはり主人公も彼女相手には熱も入る様で(汗)
それでも別に展開、行為にあまりエグさはなかったとは思いますので、そんなに構えなくても平気かと思います。


良かった所は、女性陣の行為の際に彼女たちの心情描写があった事ですね。
やはり一見色々と調教的な行為を受けている中で、芽生えた感情だったりなどを自覚したり、それを認めようとしなかったり、などの様々な想いの入り混じった描写などは見所でもありますね。
また快感に身も心も委ねていく様や、主人公への感情の変化なども描かれており、見応えがありますね。

まぁ、作風としては純粋な恋愛色って感じではないだけに、そういった甘さとは若干ニュアンスが違いますかね。
ご主人様としての想いといった所でしょうか。

終盤では、全員交えての行為になりますね。
一応、少しですが美沙羅の調教中では他のふたりが参加している展開もありましたけども、あの時はまだ堕ちきってなかったですしね。

今回のはちゃんと3人が出来上がっている中での行為なので、また少し印象が違いますね。
残念なのは、ようやく出来上がったというのに終盤過ぎてあんまり展開にボリュームがなかった事かな(汗)
もう少し美沙羅の変化も見てみたかったかなとは思いましたね。

挿絵


挿絵は「あいざわひろし」さんが手がけています。
美少女文庫では、お馴染みですね♪

この方の絵柄は、何というかシャープな印象がありつつも、可愛らしさと美しさが良いバランスなんですよね。
だから、えすかれレーベルの様な生々しかったり、ぶっとんでいる作品でもフィットする懐の深さがあると思います。
今作でも、相変わらずな安定感ですね。

この絵柄で、だいぶ行為の印象も和らいでいるんじゃないかと思いますね。
まぁ、今作は割と大人しめだった様に感じますけどね、私の感覚が馬鹿になっていなければ(汗)

どのキャラクターも、魅力的なデザインですね。
私的には、零もキャラは好みなんだけども、里佳かなぁ…。
序盤の彼女のクールなだけではない姿にグッと来ましたねぇ、勿論美沙羅も悪くはないんですよ、うん(汗)

あんまり数は多くないですが、汁気描写も好みなんですよね、しっかり描き込まれてて。
1枚だけですが、顔に精液を浴びて笑みを浮かべるヒロインたちは印象的ですね♪
最初の頃の彼女たちと見比べると、差が…(汗)

挿絵数:10枚

総評


全体的には、印象としてはえすかれレーベルとしては、思ったよりかは落ち着いた印象というか、そこまでぶっ飛んでなかったかな?
言い方を変えると、展開にインパクトがそれ程なかったとも言えますが、変にぶっ飛んでいる方が読む方としてはしんどいので、これはこれでアリかと思います。

丁寧に展開していく事もあり、嫌悪感も特になく、読みやすい仕上がりでしたし、調教物が苦手な人でも楽しめると思いますよ。
えすかれにしては、割とクセがなかったですしね。
…私は、えすかれをなんだと思っているんだろう(汗)

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