啼きくらべ ――恥辱に乱れる美少女姉妹―― (リアルドリーム文庫)
御前零士
キルタイムコミュニケーション (2015-06-02)
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6月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

ヒロインのひとりである「璃緒」(りお)は、これまでテニスに明け暮れていたスポーツ少女です。
そんな彼女でしたが、幼なじみでもある男子生徒に対して、淡い恋心を抱いていました。
しかし、そんな想い人の関心は皮肉な事に実の姉…。

そして、そんな姉妹に忍び寄る存在が、すれ違う姉妹に…という展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

天城 璃緒」(あまぎ りお)
天城 美緒」(あまぎ みお)がいます。

璃緒は、テニスが得意な高校二年生です。
日焼けした健康的な健康美がまぶしい美少女でもあります。
テニスの腕前も全国レベルです。
何をやらせても上手い姉の美緒に対して、コンプレックスがあります。

美緒は、大学一年生の璃緒の姉です。
容姿端麗で成績優秀、運動もできる完璧な美少女でもあります。
清楚で恋に奥手な所があります。

ストーリー展開


展開的には、すれ違う姉妹に凌辱の魔の手が忍び寄るという流れですね。

何故、姉妹ですれ違っているのか?
それは、ある理由がありました。

妹の璃緒は、幼なじみの男子の事が好きなんですね。
でも、それを告白する勇気がなく、幼なじみとしての間合いで付き合うのが関の山だった訳です。

そんな中、向こうの想い人が実の姉である美緒である事を察する事に…。
勿論、はっきり言葉で美緒が好きだとは言ってはいないものの、好きな男子の反応を見れば、それは手に取る様に分かるってものですね。

そして、彼女にとって残酷な事に、姉の美緒もまた何か満更ではない感情を抱いている事を知ってしまうのでした…。
告白もないですし、形にこそなっていないものの、限りなく両想い…。
この事実に、璃緒の心は悲鳴を上げる事となるのでした。

まぁ、こんな事があれば、やはり感情としては中々素直に姉に接する事はできませんよね。
美緒は、璃緒を気にかけているのは分かりますが、璃緒側としては難しい感情であるのも確かではありますね。


それでなくても、美人で胸も大きく、出来の良い姉に対しては誇りに感じる反面、どうやっても敵わないという苦い感情もあるんですよね。
それが、今回の想い人の件も含まれてしまい、何とも心に濁ったものを溜めこんでいる所がありました。


…そんな時に、あの男と出会ってしまったのです。

その男とは、姉の美緒のバイト先を良く利用している中年の男でした。
男は、美緒に一目惚れをして、よく彼女の周りをうろついており、半ばストーカー状態だったのです。

そんな事を知った、璃緒。
彼女の心に悪魔の声が囁いたのは、直後の事でした。

この男を利用して、想い人に姉の事を諦めさせる事は出来ないだろうかと…。

何でも優秀で想い人まで自分から奪おうとしている姉、美緒。
激情に突き動かされて、姉を陥れようとする璃緒もまた、その激情の炎に自分も飲み込まれる事になるとは、この時の彼女は知る由もなかったという流れですね。


中々、重い内容ですねぇ、ベタではあるんですけども(汗)
割とリアルドリーム文庫に限らずですけども、登場する姉妹って基本仲がとても良いじゃないですか?

それだけに、こういう想い人を巡っての嫉妬丸出しな関係ってのは、ある種新鮮に見えたんですね。
まぁ、文章にすると凄まじい争いみたいな気もするかもしれませんが、そこまでドロドロしてませんから、大丈夫ですよ(汗)
意外にサクサクと読みやすくて、良い感じでしたよ。

Hシーン


Hシーンは、ふたりの行為が描かれています。

行為的には、フェラくらいだったかな?
その他では、ローターや緊縛、アナル弄りなどの展開などがありましたね。

やはり見所は、姉妹のふたりが男たちに凌辱される展開でしょうか。

実は、姉妹それぞれに凌辱する男は違うんですね。
そして、ふたりとも個別にそれぞれ凌辱され続ける事となる訳ですが、正直な所、男たちの印象は特に…(汗)

個人的な印象ですが、この手の作品の男たちからしたら、まだ普通?な感じですかね。
勿論、凌辱している時点で良い人な訳もないんですが、最近見たリアルドリーム文庫の中では軽めだった様な…。
私の感覚が馬鹿になっている可能性が高いので、あんまり当てにしないでくださいね(汗)

勿論、一度弱みを握ったら、それをとっかかりにして、ひたすら女性陣をしゃぶりつくしてくる様なクズであるのは間違いありません。
お約束?の女性陣の味見+味をご丁寧にご報告など、押さえる点はしっかり押さえていますしね(汗)

想い人との行為を夢想してたふたりの少女。
そんな想いを踏みにじる、ろくでもない連中との行為でショックを受ける様は見応えがありますね。
やはり初回の行為ですよね、大事なのは。
嫌々ながらも慣れてきてしまう段階の揺れる状態の行為も見所ではあるんですが、個人的には序盤の行為も気になりますな。


姉妹、両方から想われている、幸運な幼なじみ。
それだけに、彼には事の真相を知らされてしまっての寝取られ的な雰囲気もあるのかと思ったんですが、ないです(汗)
なので、ある程度話が進むと存在感薄くなりますね、そこが残念だったかな。

真相知らないまでも、知らないまま道化として踊ってて欲しかったのだけどなぁ…。

挿絵


挿絵は「アレグロ」さんが手がけています。

独特な絵柄ですので、覚えやすいですよねぇ♪
独特の雰囲気を持った絵柄ですので、甘い恋愛(誘惑系)系にもハードな凌辱系にも合いますねぇ。

今作では、色気を感じさせる姉妹、揺れる美少女達の心情を描いていますね。
まぁ、ちょっと印象としては、色気があるせいか、これで上の美緒が18歳なの?って感じにも見えますけどね(汗)
ふたりとも20歳くらいでも問題ない感じに見えちゃうのは、リアルドリーム文庫特有の問題である挿絵枚数のせいで行為だけしか見てないせいでしょうか?(汗)

行為中の挿絵ばかりで表情がどうしても顔を上気させて、複雑な感情が見え隠れしている最中なだけに、より年齢以上に艶気を増して見えるってのはあるでしょうね。

テニス少女な璃緒は、日焼けした肌も魅力的なんですが、残念ながらあまりそれが発揮されてなかったかな?
一応、肌も少し姉よりも色づいてはいるんですが、もっとはっきりと日焼けの肌としていない肌のコントラストが分かる絵があれば、尚良かったですね。
まぁ、ヒロイン2人で合計5枚の挿絵では、そうもいかないってのも分かるんですけどねぇ(汗)

挿絵数:5枚

総評


全体的には、正直、最初読む前は何か重苦しそうだなぁ…って、億劫な所があったんですけど、実際の所は思ったよりも読みやすかったですね。
一気に読み終わってしまうくらい、読みやすい仕上がりに感じましたね。
表紙絵やタイトルなどで抱く印象よりも、気持ちマイルドかなって気はします。

そこら辺が、上記でも書いた様に意外と普通?っていう所に繋がるんでしょうね。

個人的には、凌辱によって痛々しく感じるヒロインたちも勿論あるんですけども、彼女たちの感情描写だったりとか、関係性みたいなものに気持ちが入ってて、そんなに気にならなかった所があるんですね。
別に凌辱が弱いとか、物足りないからって理由ではなくて、このすれ違った姉妹の行きつく先、結末に自分の意識が向いてたってのが正確なのかなと。


最終的な所では、割と無難で綺麗にまとまっているんですよね、姉妹の感情なども。
もっとギラギラとして、心底胸糞の悪くなる様な結末にまで行き着くのかと、興味半分、不安半分で読んでいたので、ある意味肩透かしではありましたが、これで良いんでしょうね(汗)

それだと後味が悪すぎますからねぇ、心には残るけども(汗)
個人的には私が思う程には重すぎる事はなかったけれども、中々面白く読めた作品でしたね。
でも、純粋な行為だけで判断すると、良くある感じでインパクトはそうでもないかも(汗)

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