5月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、ごく普通の男子学生です。
そんな彼でしたが、密かに好意を抱く女性がいました。

それは、生徒会長の「沙也加」(さやか)。
憧れの沙也加と一緒にいたい主人公は、生徒会に入り、彼女と少しづつですが、距離を縮めていく事に。
そんな中、海外に行っていたはずの幼なじみの「まりも」が現われ…。

これをきっかけにして、沙也加の様子に変化が見える様になってくる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

水野 沙也加」(みずの さやか)
暁月 まりも」(あかつき)
高瀬 美海」(たかせ みゆ)
高瀬 梨穂子」(たかせ りほこ)がいます。

沙也加は、学園の生徒会長で、主人公の憧れの存在です。
容姿端麗、成績優秀と完璧な存在でもあります。
基本的に穏やかで後輩の主人公にも優しく接しています。

まりもは、2歳下の主人公の幼なじみです。
6年前に家族の仕事の関係でアメリカに引っ越してしまっています。
子供っぽい性格で喜怒哀楽がはっきりしており、主人公に抱きつく癖があります。

美海は、主人公の義理の妹です。
父親の再婚相手である梨穂子の娘でもあります。
しっかりした性格の持ち主で、主人公を兄さんと呼び、慕っています。

梨穂子は、主人公の義理の母親で、美海の母親で看護師でもあります。
色気のある大人な女性で、明るく開放的な所があります。

ストーリー展開


展開的には、主人公が憧れの沙也加と良い感じになっている中で幼なじみのまりもが現われてしまい、沙也加の様子に異変が起こる事となる流れですね。
…まぁ、その異変って、もう分かりますよね?(汗)

そうです、沙也加は主人公の事が大好きすぎるヤンデレ娘だった訳ですねぇ(汗)
しかし、これまでの彼女はその面を見せる事はありませんでした。
それは彼女にとって、恋のライバルの様な存在がいなかった事もありますね。

沙也加の中では、もう卒業の事どころか、その先、最終的に結婚、子供の話まで人生設計がもう既に計画済みであり、それをなぞるだけという状態であったにも関わらず、誤算が…。
それが、主人公の幼なじみである、まりもだった訳ですね(汗)

まりもは、海外から戻ってきて早々に主人公にアプローチしてくるので、それが沙也加の真の姿を垣間見せるきっかけになったという事ですね。
それを主人公は、少しづつ理解していく事に…(汗)

しかし、ヤンデレ娘は沙也加だけではなかったのです。
そう、まりももまたそのひとりだったのです(汗)

そこに更に義妹、義母のふたりまで加わり、主人公の周りは凄い事になって行く流れですね。


でも正直、ヤンデレっぽさがかろうじて表現されてたのは、沙也加とまりもだけだったんですよね、これ(汗)
主人公の義妹、義母に関してはヤンデレ感ゼロでしょう、特に義母の梨穂子は。

私がヤンデレってのをしっかり理解していない可能性はありますが、うーん、どうなのかな…。

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。

行為的には、手コキやフェラ、パイズリ、アナルセックス、自慰などがあります。

やはり今作での見所ってヤンデレヒロインとの行為と言いたいんですが、ヤンデレ行為って何なんだって話ですけどね(汗)
ちょっと?独占欲が強いとか、肉食系なイメージなんですよね、自分の中では。
それだけに分かりやすい行為で表現されているかというと、そこまでではなかった様な感じがありますね。

まぁ、中には行為の最中にはさみを持ち出して、自傷行為をほのめかすなんか、まずいものもありましたけども(汗)
ヒロインが主人公側に危害を加えてくる(ほのめかすなど)イメージが私のヤンデレなイメージ像のひとつでもあるんですが、その矛先がヒロイン自身に向かうのはちょっと不快って訳ではないんですが、あんまり気持ちいい物ではないですな(汗)

主人公に向かうのはある意味、ギャグ的な印象も中にはある(洒落にならない場合もありますが…)んですが、ヒロイン自身に向くのはどこか痛々しさを感じちゃいますよねぇ。
まぁ、こういう場面は一瞬だけで、いっぱいある訳ではないのでご安心を。


さて、ヤンデレヒロインたちに狙われる事となった主人公ですが、彼もやられっぱなしではないですね。
あくまでも彼の最優先する相手は、憧れの沙也加であり、現れて邪魔するまりもはあくまでも二番手な訳です。
それだけに彼女の気持ちに応えるものの、沙也加相手には躊躇われる様なイラマチオなど、ちょっと強引な性欲優先な行為をまりもにするって流れは、こいつはこいつで良い性格しているなぁとは感じましたねぇ(汗)

沙也加、まりも以外のふたりに関しては、ヤンデレ感は乏しくなり、普通の行為って感じですな(汗)
一応、義妹の美海に関しては、ヤンデレってよりかはまだ小悪魔的な感じがしっくりくる気はしましたけどねぇ。
義母の梨穂子に関しては、思い切り普通な気がする始末で、ヤンデレ要素はどこいったって感じでしたけども(汗)

まぁ、ふたりとの行為は、ヤンデレ云々を気にしないでいれば、十分魅力的でHを堪能できたので、問題ない出来ですね。
若干梨穂子に関しては、描写が物足りない様な気がしましたが、まぁ、他の女性陣との年齢差もあって、メイン所になれないのがねぇ。

終盤では、全員交えてのハーレム?展開になります…ってか、なってしまいます?(汗)
この辺りでは、ある意味全員一蓮托生というか共有意識も出てきているので、修羅場って事にはならないですね。
その分、ヒロインたちとのH三昧を味わえる様になっていますね♪

挿絵


挿絵は「たのはらなつき」さんが手がけています。

可愛らしく繊細な描線で描かれた絵柄は、魅力的であり、どこか儚さも感じる様な仕上がりですね。
儚さってのは、ちょっとキャラの身体の線が細くて、華奢に感じる所があったからです。

何か挿絵(アングル)によって、キャラクターが細く感じたんですよねぇ、手とか細いなぁって(汗)
これはこれで彼女たちの美しさも感じさせるには十分なんですけども、個人的な好みで言えば、もう少し肉があっても問題ないなぁとは思いますけどね。

まぁ、こういうヒロインたちがヤンデレってのも、また狂気を感じさせるのに一役買っているのかもしれませんな。

あ、瞳の描写に関しては、あんまりヤンデレ化したのはなかったですね。
たまにあるにはあるんですが、ただ黒目や光が無くてトーン処理だけになっているので、ぶっちゃけ怖さも迫力、凄みもないですので、苦手な人でも普通に見れると思います。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、私が思ってた以上にヤンデレ色は控え目だったのかなって印象ですね。
もっとどぎついのかと思ってたけども、えすかれレーベルじゃないからなのかな?
ヤンデレ具合に期待しすぎない方がいいかもしれませんね(汗)

正直、私ヤンデレって、良く分かってない所があるんですが、今作のヒロインらは全員ヤンデレなんですかね?(汗)
確かに病んでいる感がある描写はありましたけども、露骨だったのは数シーン程度だった様に感じるので、あんまりそればっかではなかった気がしますね。

まぁ、ヒロイン人数が4人もいるので、ヤンデレ具合以前にヒロインの素顔があまり見えにくかったってのもあるでしょう。
ヤンデレって、こうなっちゃうくらい好きな訳でしょ?
そうなると、何故そこまでこじらせる程に主人公を好きになったのかってのが見えないと意味がないと思うんですよね。

今作では、人数の関係かそこら辺の掘り下げが半端というか、あまりなかっただけに全体として中途半端な感じになってしまった所は否めないのかなって。
3人くらいに絞ってすべきだったかもしれませんね。

タイトル程、病んでいるとは思わないので、苦手な人でも読みやすい作品だと思いますよ。
あくまでもラブコメ作品ですから、ヤンデレ要素に過度の期待はしなければ、楽しめるのではないでしょうか。


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