恋情クラスメイト ~誘・惑・勝・負~ (リアルドリーム文庫)
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伊吹泰郎
キルタイムコミュニケーション (2015-03-30)
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3月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
主人公は、ごく普通の男子学生です。
そんな彼にも人なりに淡い想いを抱く相手がいました。
それは、気安く話せる相手なクラスメートの「紗彩」(さあや)でした。
あるきっかけで、彼女に強く異性を感じてしまった主人公は、そんな想いを持て余しつつ、過ごしていました。
しかし、ある日、紗彩の親友である「唯」(ゆい)から告白を受けてしまい、主人公の周囲は大きく変化し始める事となる展開です。
登場ヒロイン
登場するヒロインは…
「南戸 紗彩」(みなと さあや)
「柏原 唯」(かしわばら ゆい)がいます。
紗彩は、学園の二年生です。
陸上部に所属しており、引き締まった身体付きに小麦色に日焼けしているのが魅力的なショートカットの美少女です。
それゆえに勝ち気に見えるものの、結構内面は純情な性格をしている乙女でもあります。
唯も学園の二年生で、紗彩とは親友の間柄でもあります。
ロングヘアが似合うお淑やかで優しげな雰囲気を持っている、お嬢様でもあります。
しかし、意外と勝負事が好きだったり、押しの強さも秘めている所があります。
ストーリー展開
展開的には、主人公が女性陣ふたりに好意を持たれてしまい、ふたりからのアプローチを受ける事となり、板挟みになる流れですね。
主人公は、クラスメートの紗彩の事を意識しているんですね。
元々は、女子でも軽口が叩ける間柄として友人としての付き合いがあった訳ですが、あるきっかけで彼女を一気に女性として意識し始めた経緯があるんですね。
ですが、主人公としては告白する勇気も持てないし、下手に告白失敗して、関係を壊したくないという考えがある訳ですね。
そんな彼でしたが、その状況に変化が生じる事に…。
何と、紗彩の親友である唯から告白を受ける事になってしまったのです。
唯も主人公は親しく話せるひとりではあり、美少女でもある彼女を決して嫌いな存在ではないだけに、この告白は衝撃を受ける訳ですね。
でも、主人公としては何とか男らしく断りを入れ、紗彩が好きだと告げる事に。
これで状況的に、主人公としては紗彩に想いを告げなければいけない流れになった訳で、意を決して彼女に想いを伝えるのですが…。
しかし、意外だったのは、主人公の意中の相手が唯ではなくて、紗彩だったって所ですよね。
大体、メインヒロインって黒髪なお嬢様タイプが多いじゃないですか?(汗)
んで、紗彩みたいな娘は、サブヒロインになるって展開が多いと思うだけに、これはちょっとした新鮮さがありましたね。
まぁ、私も紗彩みたいな娘も嫌いではないので、良かったですね♪
その後、主人公は結果として紗彩、唯のふたりと関係を持ってしまう結果になります、お約束ですね(汗)
ふたりの違う魅力を持つ女性陣と関係を持ち、主人公の心は揺れ動く事となる流れとなっています。
Hシーン
Hシーンは、ふたりとの行為が描かれています。
行為的には、手コキやフェラ、パイズリ、アナルセックスなどがありますね。
印象的だったのは、何とも言えない初々しさのある行為描写でしょうか。
他の作品でも初めてであるゆえに初々しい描写作品はありますが、今作の描写はかなりの内容の濃さと初々しさを感じさせましたね♪
見てて、何かこっちが恥ずかしくなるレベルというのも新鮮ですよね(汗)
お互いに初体験ゆえに、不器用な想い、溢れ出る感情の強さを感じ取る事ができるのはニヤニヤものですね♪
他作品では比較的あまり描かれていない部分をじっくりと描写するだけに読み応えがありましたね。
Hに関しては、紗彩の方が照れちゃう所がありつつも、主人公のために熱心になって応じてくれる可愛らしさがありましたね。
普段の楽しい友人の様な関係性も良いんですが、こういう関係性が変わっていく感じが垣間見えるのは良いですよね。
新しい関係性が出来上がりつつある過程が見れると甘さがあってニヤニヤできますな♪
対して唯ですが、お嬢様的な口調に姿なんですが、結構積極的というか行動的なんですよね。
知識も結構頭に叩き込んでいたりなど、実践派な感じなのも意外性がありますね。
それだけに紗彩よりも大胆な行動をいきなりやってきたりと、主人公たちを驚かさせる様な行動をする事も(汗)
意外と普段は紗彩が引っ張っている様で、実は唯のが引っ張っているって感じな関係も見所ですね。
そういう意味でも、ふたりは良い親友なんでしょうねぇ、色々な場面でそれらが見えますしね。
それだけじっくり描いているゆえか、あまり行為シーンそのものは割と少な目でしょうか(汗)
その分、1個1個が濃くじっくりと描かれて見応えのあるものに仕上がっていますね。
色んなシーンがじっくり読めるのが一番いいんですけども、それを求めるのは酷な話ですからねぇ(汗)
途中からはふたり一緒の状況での行為になりますね。
お互いの存在は大事ななだけに、抜け駆けしたくないなどの色々な感情が入り混じった結果でもある訳で、彼女たちの繋がりの深さを感じますね。
主人公としても、その内にこういう関係性が良いのではと考える様になったりと、結果ハーレム的な形に落ち着いていく感じですね。
勿論、親友だからといって、そりゃ主人公がもう一方とイチャイチャしてたら、内心面白くない訳です(汗)
そこがまた主人公に自分をもっと見て、触れて欲しい、構って欲しいという形となって、結果Hの行為も濃くなっていく事になる訳ですから、愛されている感じはかなり伝わってきますよね♪
個人的に特に印象的だったシーンが、アナルセックスですね。
これまた初めての経験をしようとして、しっかり指で慣らして慣らして拡張していき、いよいよって所での悪戦苦闘っぷりというか、膣内とは別物のアナルに肉棒を突き立てていく様の描写の迫力は読み応えも十分でしょう。
挿絵
挿絵は「くろふーど」さんが手がけています。
リアルドリーム文庫では、お馴染みとなっていますね。
今作でも可愛らしくて柔らかくて、どこか儚げな印象のある絵柄ですね。
しっとりしたデザインなのは、リアルドリーム文庫ならではって感じがありますよねぇ。
特に印象的だったのは、表紙絵ですね。
この手の作品では珍しく、ヒロインたちの顔が口元までしか描かれていないんですよね。
そのせいで、中の挿絵を見て初めて、「こういう娘なんだ」という楽しみもありましたね。
まぁ、表紙絵で判断できないって事でもありますので、もしかしたら思ってたのと違ったなんて人もいるかもしれませんが(汗)
でも、口元だけってのは、何でこう妙な艶っぽさがあるんでしょうねぇ。
笑みを浮かべているのですけども、どこか可愛さだけじゃない女を感じると言うか…。
これだけの情報量でも、各々のキャラがどういう感じか伝わるのが見事ですね。
勿論、中の挿絵の彼女たちの表情、顔立ちは可愛らしくて魅力的ですよ♪
結構、イメージよりも童顔だったかなって感じでしたね、私的には。
紗彩はもっと勝ち気そうな印象でしたけども、十分可愛いですねぇ、唯はかなりイメージに近かったかな。
挿絵数:5枚
総評
全体的には、ふたりの異なる美少女達との甘い日々が楽しめる作品でしたね。
まぁ、ちょっとHシーンでも書きましたが、行為の描写にかなりページを割いているゆえに、全体の展開としてはそこまで動きがなかったかなとは感じましたね。
何回かHしてたら、もう終わっちゃったって印象があるのは勿体ない様な(汗)
迫力と濃さのある行為展開自体は歓迎すべき点ではありますが、個人的にはもう少し普段の女性陣が主人公をどう思っているのかなどが見たかっただけに、そこがあまり描かれて無くて残念でしたね。
彼女たちの視点での描写は一応あるんですけどね、短いながらも。
でも、もっと見たかったんですよね、欲を言えば(汗)
その分、ねっとりとした濃い目な行為が描かれているので、そこら辺が気にならなければ問題にはならないでしょう。
ちなみに、唯がHの知識が色々あるのはあるお姉さん的な存在から教えてもらった様で。
最後に名前が出てたんで、多分この著者作品のヒロインかな?と思ったので、調べたら同レーベルの「令嬢姉妹と誘惑個人授業」という作品のヒロインでした。
知っている人にはニヤリとするんじゃないでしょうか。
私、この作品買ってないんで、良く分かんないですけどもね(汗)
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