えろまんが!  Hもマンガもステップアップ♪(ぷちぱら文庫203)
雑賀匡
パラダイム (2015-03-31)
売り上げランキング: 6,525

3月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、エロ漫画が趣味な大学生です。
そんな彼は、近々大学の卒業という現実が迫ってきている状況に。
しかし、この期に及んで彼は何も就職活動をしていなかったのでした(汗)

そんな絶望的な中、雑誌のある部分に目が行く事に…。
それは、そこの漫画雑誌の編集部が編集部員を募集しているというものでした。
ダメ元で応募してみた所、何とあっさり受かってしまう事に(汗)

しかし、肝心の編集部はいつ潰れてもおかしくない様な活気のない職場だったという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

綾部 はるる」(あやべ)
宮原 尚生」(みやはら なお)
児玉 愛海」(こだま あみ)
柏木 紅緒」(かしわぎ べにお)がいます。

はるるは、コミックボトムで一番人気な女性漫画家です。
とは言え、世間的には中の下という売り上げなのですが、それでもここでは看板作家でもあります。
締め切りをしっかり守る真面目な性格の持ち主でもあります。
えろまんが! Hもマンガもステップアップ

尚生は、コミックボトム編集部のある出版社で営業広報をしている新人です。
体育会系な性格で猪突猛進な所があり、結果空回ってばかりで使えない扱いされていますが、当人はそんな空気に気づく事もなく、張り切っています(汗)
えろまんが! Hもマンガもステップアップ

愛海は、はるるの所で専業のアシスタントをしている女性です。
自分の作品を連載したいという夢を持っているものの、それは叶ってはいません。

紅緒は、コミックボトムの編集長です。
しかし、興味がないのにここの編集長になった経緯があり、とにかくやる気なし(汗)
そのため、常に気怠い雰囲気を漂わせています。

ストーリー展開


展開的には、漫画好きの主人公が編集部員の募集に受かったものの、肝心の職場は潰れそうな状態だったという流れですね。
…まぁ、いきなり経験実績もない主人公が受かる様な職場ですしねぇ(汗)

主人公の売りと言えば、これまで人生をエロ漫画に費やした熱意くらいなもの(汗)
そんな素人な彼から見ても、この職場であるコミックボトム編集部は活気とは無縁の雰囲気だった訳ですね。

実際、このコミックボトムは、これといった特徴がないエロ漫画雑誌であって、地味な存在だったんですよね。
確かにいつ潰れてもおかしくない状況ではあった訳ですが、主人公としてはいきなり受かって早々潰れられたら困る話。
かつては、エロ漫画に携わるのが夢でもあった彼にとっても、この状況を自分で何とかしたいと考えた主人公は、奮闘するって流れですね。

これで分かる様に、以前にレビューしてた同メーカー作の「えろげー」に似た感じの展開ですね。
あれも、エロゲー好きな主人公がエロゲー会社に入るも、そこの社員たちがエロゲーの何たるかを分かっておらず、経営不振に陥っている状態でしたし(汗)


そんな中、主人公ははるるとの打ち合わせで、彼女の作品にはエロが足りないという話に。
彼女自身も自覚はあるのですが、それが形として現れてこない事を気にしていた訳ですね。
そんな彼女でしたが、まさかの行動に…。

何と自分にエロを教えて欲しいと、頼み込んできたのです(汗)
主人公は、あくまでもこれは仕事の一環だと思い込もうとしながら、はるるにHな事をしていく流れになっています。
まぁ、お約束ですな(汗)

Hシーン


Hシーンは、はるる、愛海との行為が描かれています。
一応、尚生もある様な無い様なってレベルの奴もありますが、これはカウントなしで(汗)

行為的には、パイズリ、フェラ、アナルセックスなどがあります。
その他、ローター、バイブ、緊縛といった小道具を使用する様な展開もありますね。

作品の流れとして、エロ漫画を扱っているのに今ひとつなエロしか生み出せない女性陣に本物のHを教えていくってノリですかね(汗)

もっとも、一概に経験がなかったら、エロいものを生み出せない訳ではないですけどね(汗)
とは言え、彼女たちの描く作品は総じて、H度が今ひとつな男性からしたら物足りないものなので、経験がないのがマイナスになっている面もあるにはある訳ですね。
そこを結果として、主人公と絡んでいく事で改善していくという流れになっていますね。

はるるは、自分の容姿などにコンプレックスとまではいかないかもしれませんが、あまり自信を持っていない所があるんですね。
…女性からしたら、嫌味でしかない様な話ですけども(汗)
でも、Hな事に関しては中々興味が強いようで、主人公にエロを教えてもらうなど積極的な行動も見せますね。

でも、思ったよりかは漫画のために色々なシチュエーションプレイをするって感じでもなかったかも?
勿論、そういったシチュエーションもありますけども、それがメインと思ってたので意外でしたね。

生真面目な性格なので、貪欲にHも吸収していって、モノにしていく姿は末恐ろしさも感じる程ですな(汗)
元々、こういう作品を描いてた訳ですから、興味があるのは当然な話ですしね♪
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前半部が、作品作りのためのHな関係って感じで、後半部がその関係性以上の存在として、恋人関係になっての行為が描かれていますね。
やはり後半になっての行為やそれ以外の普段からのやり取りなんかも、甘さなどがかなり含まれていますね。
付き合う前には見せなかった彼女の素なんかも、余計に感じられて、余計に魅力的に映りますね。

愛海との行為に関しては、結果的に~って感じで恋愛云々ではないだけに微妙ですかね(汗)
あくまでも今作のメインヒロインは、はるるだけですから仕方ないですけどね。

挿絵


挿絵は、原作版の画像を使っています。
原画担当は「まりお」さん、「むなしむじょう」さん、「たくろう」さん、「はましま薫夫」さん、「かにゃぴぃ」さんです。

これだけ多くの方がいるのに、表紙絵を見ても分かる様にかなり違和感なく統一感があるのが凄いですね。
まぁ、ある程度似せていくものなのだろうけども(汗)

エロ漫画ってテーマなせいか、珍しく画像内に描き文字が入っているのも特徴ですね。
胸が揺れて「たぷん」みたいな効果音とかの文字ですね。
でも、正直違和感があったかな(汗)

全部手描きな場合は、コミック的なんですけども、デジタルなCG絵に描き文字ってどこか間の抜けた感じしません?(汗)
そこだけが違和感があるというか…。
まぁ、単に私が見慣れていないだけでそう思うのかもしれませんけどね(汗)

所々で、SDキャラになっているのも可愛らしくて良かったですね♪
こういうのは好きなので、もっとあっても良かったかな。

ちょっと気になったのは、行為シーンによってはるるの表情が違う様に見えた事かな?
妙に色っぽく見えるというか、瞳の感じが違うのかな…。
普段の瞳との描写の違いがあって、見てて、何か不思議な感じでしたねぇ。
別の人が描いたはるるって訳じゃないですよね?(汗)

挿絵数:30枚

総評


全体的には、タイトルのイメージでコミカル色の強い作品なのかなって思ってたのですが、結構真面目でしたね(汗)
そういう意味では、肩すかしな感じもあったんですが、その分ストーリー性のある物語を楽しめたって事では悪くなかったですね。

はるるの漫画家としての悩みなどが描かれており、そこを主人公と一緒に乗り越えていく王道な展開も味わえましたね。
決して楽しいだけの話ではない所は良かったですね。
勿論、そこまでエグイ展開って訳ではなくて、あくまでアクセントとしてですね(汗)

原作版では3人かな?漫画家の女性陣がいるみたいですが、今作のノベルでははるるをメインとした展開なので、他の女性陣は影も形もなかったですね(汗)
他の女性陣が見たかった人は、原作版をって事ですな(汗)

原作PC版


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