3月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、ある理由で留年となった男子学生です。
またも高校1年生をやり直す羽目となった彼ですが、彼のクラスに転校してきた「琴子」(ことこ)と知り合う事になるも、毒舌に悩まされる事に(汗)

それでも少しづつ気を許す存在になっていく中、憧れの生徒会長である「ささら」に言い寄られ、関係を持ってしまう事に…。
そんな状況を知った琴子も対抗心を燃やし、主人公に迫ってくる事となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

中乃宮 ささら」(なかのみや)
天野 琴子」(あまの ことこ)がいます。

ささらは、主人公の学校の生徒会長で、先輩で主人公の憧れの存在でもあります。
表面的には品行方正な完璧な生徒会長を演じているものの、実際の所はかなりの黒い内面を有している存在でもあります(汗)

琴子は、主人公のクラスに転入してきたクラスメートです。
過去には水泳で優秀な成績を誇り、将来を待望された存在でもありましたが、現在は伸び悩んでいる所があります。
人と接するのが苦手で、尚且つ強烈な毒舌を放つために余計に人を遠ざけています。

ストーリー展開


展開的には、主人公が何とも厄介な性格の女性陣に迫られてしまう流れですね。
…大体、こんな感じで間違いないかと(汗)

まず珍しいのは、主人公が留年して2回目の1年生となっている点でしょうか。
こういう主人公って珍しい様な?

こうなったのには、とある事情があった訳なんですね。

それは、1年前に起こった事故が原因でした。
放火によって起こった火災、その火災の中に残っていた生徒会長であるささらを危険を顧みず、突入して助けに行ったのです。
結果として、ささらは無事だったのですが、主人公の身体はその時に相当なダメージを負ってしまい、長期にわたる入院をする羽目になってしまったのが原因だったのです。

しかし、この結果、相当な代償を負ったものの、憧れの存在であったささらとの距離は大幅に縮まったのが唯一の救いではありました。

そう、この事がきっかけでささらもまた主人公を意識し、好意を持っていたのでした。
ですが、彼女のキャラクターは主人公の前では何ともぶっ飛んだ素を見せるので、それが純粋な好意の言葉だと伝わりにくいんですよね(汗)
主人公としても、わざと自分に卑猥な言葉を言って、からかって楽しんでいるみたいな誤解をしていますからねぇ(汗)

そんなふたりの間に現れたのが、主人公のクラスに転入してきた琴子でした。
最初から毒舌全開な彼女の態度に心を折られまくりな主人公でしたが、それでも根気強く対応?する中で、少しづつですが、距離が縮まる事に…。

そんな中、琴子は主人公とささらとの行為の現場を目撃してしまう事に。
皮肉な事にこの光景で、自分自身の恋心を自覚してしまった琴子…。
主人公をささらに取られてしまう訳にはいかないと、彼女もまた彼女らしいアプローチをかけて主人公に迫る事になる流れになっていますね。

まぁ、主人公としては「まさか?」の連続な事態に困惑の色を隠せない事に。
お約束で鈍いって所もあるんですが、何よりも彼女たちの接し方が独特なので、分かりにくいんですよねぇ(汗)
軽く小馬鹿にされているかのような所に仕込まれた好意の言葉だったりで、厄介な訳ですね。

彼女たちの心情描写されている場面も結構ありますので、読み手は見ててニヤニヤできますけどね♪
それと同時に彼女たちは随分と難儀な性格しているなぁ、とも思いますが(汗)

Hシーン


Hシーンは、ふたりとの行為が描かれています。

行為的には、フェラ、パイズリ、手コキなどがあります。

今作の見所は、やはりタイプの異なる女性陣による主人公の奪い合いでしょうか。
まぁ、どちらも一癖ある性格の持ち主って所は、共通していますけども(汗)

やはりお互いライバル的な存在であるゆえに、積極的に行動するので、結果として自身のアピールにも繋がる事になっていますね。
もう一方の存在があるからこそ、余計に行為、誘惑にも熱が入るって所は確実にありますよね。

先輩でもあるささらとは、主人公がさん呼びだったりもあるゆえか、彼女が優位である状態が多いですね。
彼女からの行為で受け身がちだったりと彼女が主導権を持っている事が多く、彼女のある意味の奔放さが味わえる事になりますね。
勿論、主人公からってのもあるにはありますが、割合としては少な目ですね。

対しての琴子は、主人公とは同学年ではあるものの、本来は1年違いな訳で、主人公をその内先輩呼びになる事になります。
そのため、彼女との行為は後輩との行為って感じを味わえるものになっていますね。
また毒舌な彼女ですが、Hの場でも言ってきますが、真っ赤になったりしている彼女が毒を吐いても照れ隠しで可愛らしく感じるだけなんですよね♪
なので、ささらとは逆に主人公は彼女を苛めるというか、責め立てる感じの展開が多めかな?

終盤では、ふたり交えての行為になっていきますね。
ここら辺では序盤のふたりの関係よりも、幾分丸くなっている感じがあったりでふたりのやり取りもどこか微笑ましく感じますね。
まぁ、言っている事は結構アレですけども(汗)


ちょっと気になったのは、ささらがヤンデレキャラみたいに紹介で書かれていましたが、言う程ヤンデレって感じはしなかったんですよね。
別に他のヤンデレ娘の様な刃物出してきたりとかする訳でもないですし、発言が偏っているくらいで病んでいる感は乏しかったのが正直な所ですね。
毒舌って訳ではないんですが、ニュアンス的にはそっちに近い様なものを感じましたね、むしろ。
なので、ヤンデレ要素に惹かれて、この作品を読んだら、肩すかしな結果に終わるかと思いますので、ご注意を(汗)

対しての琴子の毒舌ですが、中々鋭いものもありますが、個人的には感覚がマヒしているのか、そこまで気にならなかったです(汗)
確かに序盤のツンツンしている状態は、結構とげとげしいんですが、それも次第に彼女が好意を抱くにつれて気持ち丸くなかった毒舌かなって。
まぁ、この著者さんの歴代毒舌ヒロインが問題なければ特に引っかかる事もないと思いますけどね。

それに主人公のキャラが冷静で精神的に出来ていますし、彼女たちの言葉に律儀に突っ込みを入れるために、印象がだいぶ軽くなっているのも影響しているかもしれませんね。
…この性格だからこそ、あの女性陣とやっていけるんだろうなぁ(汗)

挿絵


挿絵は「有末つかさ」さんが手がけています。
美少女文庫&この著者さんとの組み合わせは、お馴染みで鉄板ですね。

それだけにもう何も言う事のない安定感は保証されている様なものですな♪
相変わらず、クセのあるヒロインを描くのがお得意ですねぇ(汗)

どちらも表情が大きく変わりにくい所があるゆえに、行為の場面で見せる表情は可愛らしさがあって、ギャップを味わえるのが良いですね。
何でこう顔を赤らめているだけで、こんなに可愛く見えるのか(汗)

琴子が水泳部なので、水着姿が多めなのは嬉しい所でしょうか。
スレンダーなボディとの相性は抜群ですね♪

さららも、対抗して水着姿が欲しかったですね、欲を言えば。
立派なボディなだけに、琴子とは別物になるでしょうけども(汗)
コスチュームに関して言えば、この勝負は琴子が優勢って感じですね♪

挿絵数:10枚

総評


全体的には、いつも通り安定なちょっと残念な性格の女性陣との板挟み&イチャラブを楽しむ作品でしたね(汗)
ヤンデレとかタイトルにあって、最初おっかなびっくりで読みましたが、そんな感じではなかったので一安心?(汗)
毒舌もいつも通りですな、うん(汗)

それだけにインパクト、新鮮さって面では印象弱いですが、やはりこれだけのページ数で詰め込んでいるだけに読み応えはかなりのものですね。
…正直、毒舌とかの裏に隠された真意まで描写されているから結果長くなっている様な気もしますが(汗)
難儀だなぁ、本当に(汗)

まぁ、そういうノリが好みであれば今作も問題なく楽しめる作品に仕上がっていますね。
私も、何だかんだニヤニヤ読んでしまうのだから(汗)


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