12月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、写真部に所属している男子学生です。
しかし、そんな彼は今、窮地に立たされている状態でした。
このままでは写真部が、廃部になってしまうという危機的状況だったのです。

そんな中、主人公はある出来事をきっかけに特別なカメラを手に入れる事になるという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

若宮 朱乃」(わかみや あけの)
若宮 紫乃」(わかみや しの)
若宮 真巳子」(わかみや まみこ)がいます。

朱乃は、主人公のクラスメートの少女です。
テニス部に所属しており、そこのエース格として存在感を持っています。
勝ち気で男性にはややきつい所がありますが、特に主人公にはかなり嫌悪感を持っています。

紫乃は、朱乃の妹で、下級生です。
新体操部に所属しています。
姉に比べると、やや大人しく優しい性格の持ち主であり、主人公にもまともに接してくれる数少ない存在でもあります。

真巳子は、学校の体育教師であり、朱乃、紫乃の義理の母親です。
温和な性格の中に、厳格な生真面目さを持っています。
娘らとは血縁関係こそないものの、長年の付き合いでお互いに仲が良いです。

ストーリー展開


展開的には、主人公の所属する写真部が廃部の危機となるものの、ある出来事をきっかけにして特別なカメラを手に入れる事になる流れですね。

主人公の所属する写真部が、廃部の危機に瀕している状況ですが、それはかつてからこれといった実績がなかった事が原因なんですね。
何せ、写真部とは名ばかりな先輩たちが大した活動をしてなくて、ただだべる様な場所だった訳ですね。
なので、文化祭でもこれといった発表も行わずに、だらけていたと…。

まぁ、これは何も写真部だけではなく、全体的に文化部はこの傾向がある学校みたいですけどね。
どちらと言えば、運動系の方に力を入れており、実績もそちらは色々あるという状態でもあります。

話を戻して、そんな写真部は先輩たちが皆、早々に辞めてしまい、結局今は主人公ひとりだけという状況となっていたのです(汗)
うーん、これでは廃部って話が出てもおかしくはないですけどねぇ、実績もなく、部員もひとりでは…。

とは言え、主人公としては写真を撮るのが大好きなだけに、廃部は勘弁して欲しい訳です。
ですが、主人公を取り巻く状況はあまり芳しくありません。
実は主人公は写真を撮るために校内でもカメラを手放さないのですが、これが彼の立場を悪くしていました。

この学校は元々女子校であり、最近になって共学化されています。
それだけに生徒の大半が女生徒という状態であり、そんな中本来ならば許可されないカメラを持ってうろつく主人公はまさに歓迎されない存在だったのです(汗)

このままでは、学校に合法的にカメラを持ち込めず、女生徒を撮影できなくなる…。
それを恐れた彼は、何とか廃部を考え直させるために実績を作ろうとするのですが、ある事が原因で愛用のカメラを壊してしまいます。

決して安くはないカメラを失い、悲しみに暮れる主人公でしたが、そこに謎の老婆から別のカメラを譲り受けたのです。
それが上記にある、「特別な」カメラだった訳ですな。

何と老婆曰く、このカメラは撮影した人間を催眠支配する事が出来ると言うのです!
半信半疑な主人公でしたが、その力を目の当たりにして、その力で好き勝手する様になるという流れになっていきます。


まぁ、良くある?カメラを使った展開ですねぇ。
このカメラは、催眠支配するだけではなく、他にもいくつかの効果を得る事が出来るなど、便利なアイテムとなっています。
これらの効果を使い分けて、主人公は女性陣を好きにしていく事になりますね。

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。
一部では、他のサブキャラたちとの行為も描かれてはいますが、あくまでもメインは上記の3人ですね。

行為的には、フェラやパイズリ、自慰などがあります。

やはり今作の肝は、カメラによる催眠効果ですね。
催眠らしいシチュエーションの数々は、見応えがありますね。

当然、対象のヒロインの心情を催眠で操作する事で、彼女たちとの行為を可能とする事になります。
カメラの効果がなければ、評価が地に落ちた主人公は近づく事も難しい状態でしたからねぇ(汗)

一度、カメラにその姿を収めたら、後はもう好き勝手できる様になりますね。
そこに至るまでの過程も、この手の作品では大事ですね。
あまりにもあっさり攻略できては興醒めですから、今作では朱乃が難敵という位置付けになっていますね。

まぁ、彼女が一番主人公を毛嫌いしてたからなぁ(汗)
苦労すれば、それだけ成功時とのギャップが大きく味わえる事にも繋がりますし、こういう娘がいる方が良いですもんね。

催眠物らしく、ヒロインだけではなく、周囲も操作をする事によって、特殊なシチュエーションを味わえる事になります。
主なものでは、周りの人間にも催眠をかける事で、ヒロインと目の前で行為に耽っても気にしなくなる様にしたり、むしろ積極的に周りにこちらの行為を観察させたりなど、普通では中々ありえない状況下が描かれていますね。


催眠下にあるヒロインの心情描写も少しですが、合間にあったりと催眠によってふわふわしている感じが伝わる様になっています。
まぁ、大半がボンヤリした感覚の中で、まともな時の思考と催眠でありえない事を事実と認識しているのがごちゃまぜになっているのが垣間見えるのは良いのではないでしょうか。

でも、展開によってはあえて対象のヒロインだけの催眠を解いて、周りだけを催眠下のままという…。
これだとヒロインだけがまともな思考になっているだけに、より一層周りの存在とのギャップが強く感じられます。
いくら周りがヒロインを意識していないと言っても、当人としたら安心できる訳ないですから、そこのヒロインの羞恥心や焦りなどの描写は見応えがありましたね♪

まぁ、その恥ずかしさも行為が進む中で快感が勝っていき、いつしか気にならなくなっていく訳ですが。

またカメラには催眠だけではなく、面白い効果もあり、そのひとつが「豊乳化」の効果ですね。
その名の通り、対象者の胸を一時的に大きくする効果があるという、使い所が限定される機能ですね(汗)
実際に、胸を大きくするだけにもはや催眠の枠を超えた機能とも言えますね(汗)

でも、あまり活用する場面は少なかっただけに必要があったのかは正直微妙な所かな…。

上記にもありますが、一部シーンではメイン以外のサブキャラたちとの行為もありますね。
そこまでボリュームはありませんが、メインとは違う雰囲気があるので、これはこれで見所でもありますね。

本番行為はしているみたいですが、描写はなく、あるのはフェラや自慰などの描写どまりなのは惜しいですねぇ。
挿絵もあったりして、意外と皆可愛らしい姿だったりするので、もっとしっかり見たかったかも(汗)


終盤では、3人全員一緒の展開も用意されています。
3人の関係って、義理の親娘というのが少し新鮮に感じたかな。

親娘なんだけども、少しだけ遠慮があったりする感じの絶妙な感じがまた何とも言えないんですよね。
これは別に余所余所しいっていう悪い感じではありませんよ、念のため。

挿絵


挿絵は「有末つかさ」さんが手がけています。
美少女文庫では、お馴染みですね♪

相変わらずの安定感の絵柄は、安心のクオリティーですね。
また、最初あまり好意的でない女性陣からのデレへの変化は見所のひとつでもありますね。

残念な点で言えば、カメラには上記の豊乳化やコスプレ機能があったりしてた訳ですが、挿絵的にあまりそれらが挿絵になっていなかったんですよね、文章だけで。
なので、あまり印象としてはこれらの要素の印象が乏しく感じてしまった所はありましたね。
ここらのシーンが描かれていれば、よりカメラの効果が印象付けられたのではないかなと思うと少し勿体ないですねぇ。

そうかと思えば、意外とサブキャラに挿絵があったりね(汗)

まぁ、皆表情同じ様に見えてしまうのは、気のせいかな?(汗)
一応、髪型とかで違いは分かるんですけどね。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、タイトルのまんまな催眠物でしたね、良くも悪くも(汗)

個人的に良かったのは、全員催眠下にいるものの、一部ヒロインだけ、その意識までも操作しなかった所です。
これで全員が自由意思が残ってなければ、ある意味とても面白みがなかったものになっていたでしょうしね。
そういう意味では、ある程度自由なヒロインの感情が残っていて、感情移入しやすくなっていましたね。

どうしても全員が催眠で主人公にべったりになっても、催眠のせいってのが頭にある分、素直に見にくい所がありますからね(汗)

催眠+えすかれで、色々と都合の良い展開が目立つのは当然なので、そこら辺のノリを含めて楽しめる人ならば、問題なく物語に入り込めるのではないでしょうか。

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