ぷちぱら文庫 超催眠術学園 (上)催眠アプリ起動!!


10月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、最近付き合い出したばかりの彼女「胡桃」(くるみ)と、順調に交際をしている男子学生です。

この日は、彼女と初めてのHも経験し、幸せの絶頂の中にいた主人公。
しかし、翌日から胡桃の態度が一変し、主人公を避け出し、更には別れを告げられてしまう事に…。

この急変に困惑する主人公は、胡桃の変化は催眠術によるものだと知る事となり、胡桃を救い、犯人を暴くために行動する事になるという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

春日 胡桃」(かすが くるみ)
月島 杏子」(つきしま きょうこ)
六本木 桜」(ろっぽんぎ さくら)
汐留 茉莉花」(しおどめ まりか)
代々木 向日葵」(よよぎ ひまわり)
森下 佳澄」(もりした かすみ)
清澄 楓」(きよすみ かえで)
白河 霞」(しらかわ かすみ)
雛罌粟」(ひなげし)がいます。

胡桃は、主人公のクラスメートであり、恋人です。
学園でも有数の美少女でありつつ、大人しく、控え目な性格をしています。
しっかりものですが、主人公の前では甘える事も。

杏子は、学園の風紀委員長として恐れられている存在です。
とにかく風紀に厳しく、そこを煙たがれてもいますが、圧倒的な武力で逆らう者には容赦をしません。
ストイックな思考の持ち主で、自分にも他人にも厳しいです。
恋愛に関しては否定的です。

桜は、学園の生徒会長です。
教師すらも干渉できない程の影響力を持っています。
文武両道で真面目な性格ながらも過保護に扱われているゆえか、疎い所なども垣間見えます。

茉莉花は、親が学園の理事長という根っからのお嬢様です。
それゆえに男子を見下す様な発言を素でする様な所もあります。
しかし、実は恋愛に憧れている乙女な素顔も…。

向日葵は、主人公のクラスメートです。
大人しく引っ込み思案で暗く、オタク趣味があるというクセのある少女です。
それゆえに周りからは、浮きがちな存在となっています。

佳澄は、新聞部の部長です。
好奇心旺盛な性格の持ち主であり、とある件で主人公に取材と称して接近して来る事に。

霞は、生徒会長の桜にべったりと付いている側近的な存在です。
生徒会に所属しており、彼女のスケジュール管理など補佐をしています。

楓も、生徒会長の側近的存在のひとりです。
霞が頭ならば、こちらは力で桜を補佐する役回りです。
小柄なのにレスリング部のエースでもあり、桜に近づく存在から守っています。

雛罌粟は、主人公に接触してきた謎の研究者です。
催眠について研究しており、主人公に催眠術の事などを教える事になる存在です。
独特の言動など、研究者らしい?言い回しをする所があります。

*キャラ紹介ページには、上記の人数だけでしたが、他にも登場しているヒロインはいます。

ストーリー展開


展開的には、主人公が恋人の胡桃と幸せな日々を送っていたものの、突如態度が一変した彼女を元に戻すために行動を起こす流れですね。

少し大人しいものの、美少女である胡桃とまさかの告白OKで付き合い出す事となった主人公。
初々しい恋愛を楽しんでいたふたりですが、この日、イチャイチャしていた主人公は我慢できなくなり、結果として胡桃との初体験をする事に。

欲望に流されて、何とも初Hなのにムードもへったくれもない様な場所や態度だった事に反省しつつも、主人公はこれまでとの彼女の関係が一段先に踏み出せた事に満足も感じているんですね。
胡桃も最初はムードのなさなどをガッカリしてましたが、主人公と結ばれた事自体は嬉しく思っており、甘い雰囲気でこの場を別れる事になります。

しかし、事態が急変したのは翌日の事でした。
昨夜までやり取りしてた恋人らしいメールのやり取りが、翌日の朝からできなくなっていたのです。
メールもダメ、電話もダメ、直接家に出向いても不在と、避けられてしまっていた訳です。

昨日は嬉しそうだったけども、ムードのない初体験だった事に実は気分を害していたのかと不安になった主人公は、彼女を捜し、謝罪をしようとするのですが…。

ようやく見つけた胡桃の主人公に対する態度は、昨日までの親身なものとは一変。
疎ましいものを見るかのような視線と言葉を投げつけられて、フラれてしまうという、まさかの結末となったのです…。


一体、何が原因なのか…?
呆然とする主人公の前に現れたのは、自らを研究者と名乗る「雛罌粟」(ひなげし)の存在。

そして、彼女から伝えられた内容は、意外なものでした。
まぁ、ザックリと言うと、胡桃の変貌は何者かによって催眠術をかけられた事が原因だと言うのです。

勿論、こんな胡散臭い話を鵜呑みに出来ない主人公ですが、彼女から催眠の力を体感した事で、雛罌粟の話を信じる様に。

彼女曰く、彼女は医療の一環としての催眠を研究していたのですが、彼女の弟子がそのノウハウを悪用し、逃走したというのです。
そして、その弟子はこの学園で力を悪用して、生徒の意識を上書きしていたというんですね。

胡桃の主人公を嫌悪する様になり、男性を軽蔑する様な言動は、このためだった訳ですね。
ちなみに、この変化は胡桃だけではなく、学園内の多くのカップルも女性の態度が一変し、主人公と同じような事になっているという状況でもあります。

謎の犯人を捕まえるために、雛罌粟は主人公に協力を求める事に。
雛罌粟は何で犯人を知らないのか、疑問に思うかもしれませんが、彼女もまた催眠を受けて、犯人がいるのは認識していても、それが誰かまではぽっかりと抜け落ちている状態なんですね。


ここが個人的に少し他の催眠ものと違って面白いなと思った所でもあります。
万能な無敵の力ではなく、多少の制限があるという催眠の設定は珍しい気がしますね。
まぁ、それでもかなり万能感のある能力ではありますけどね(汗)

こうして主人公は、胡桃を元に戻すために犯人を見つけ出すために、主人公も雛罌粟から催眠を使える様にしてもらい、学園で犯人を捜す事になる流れとなっています。

ちょっと犯人探しの要素でミステリー感もあって、他の催眠ものとは毛色が違うのが新鮮ですねぇ。

Hシーン


Hシーンは、胡桃、杏子、雛罌粟、佳澄、桜、楓、霞、茉莉花との行為があります。
その他、登場人物紹介にはなかったですが、「江坂 凛兎」(えさか りんと)、「五橋 愛風」(いつつばし まなか)との行為もあります。

行為的には、自慰が少しある程度ですね。
人数が多いせいか、収録されている行為のバリエーションは少な目な様ですね。

やはり今作の見所は何と言っても催眠要素でしょう。
お約束ですが、催眠を受けている相手を元に戻すにはHをする必要があるというものがあり、それで大勢の女性陣とのHを可能にしている所がありますね(汗)

まぁ、都合良い話ですが、これで雛罌粟とHしても、催眠が解けて犯人が分かるって訳はありません。
行為で戻る催眠は、別なんですね。
そうじゃないと、いきなり雛罌粟とHして即解決になるだけにね(汗)

凌辱ものになりやすい催眠ですが、催眠による洗脳を解くためにHをするってのが新鮮さがありますね。
なので、催眠ものは好きでも凌辱は…って人にはいいのではないでしょうか?
催眠で人助けっていうのは、珍しいもんね(汗)

肝心のHシーンですが、残念ながらあまり内容は濃いとは言えないレベルかな(汗)
当然ですが、人数が多すぎ+ストーリーがしっかりある分、どうしてもH描写はあっさりしているものが多い印象はありますね。
…ストーリーがしっかりあるってのは、本来であれば良い事なんですけどねぇ(汗)

ほぼ全員が本番行為のみで終わっており、フェラもないもない状態になっています。
その割に、キャラクターによってはほぼ即挿入という雑な描写でとりあえずHしましたって感じの扱いの娘も(汗)
まぁ、大半はそれなりのページ数を割いて描写はしているんですが、それでも少し物足りなさを感じるなぁ。


恋人の胡桃以外との行為では基本的な流れとして、男性を軽蔑する催眠を解くための名目としてHする流れになります。
意外だったのは、主人公が他の女性陣とHする事を胡桃に対して、申し訳なく感じている所でしょうか。
後は、こんな形で催眠状態のまま、ヒロインたちの初めてを奪ってしまう事などへの罪悪感なども含んでいますね。

勿論、そうはいっても健康な男子ですから、美少女たちとの行為に全く下心が働かないって訳でもないですが、読んだ感じではかなり胡桃を想っており、真面目な方だと思うキャラクターでしたねぇ。

解除のために、他の女性陣と関係を持つ際には、女性陣の思考に合わせた形での行為になるのも特徴ですね。
ザックリ説明すると、この催眠は何でも強制できる程ではなく、あまりにも相手の意にそぐわない内容には効果が薄い特徴があります。
なので、ドSにドMになれって暗示は、あまり効果的ではない訳ですね。

そこでそういう娘には、女性の方からHをしてこられると、男は屈辱的でダメみたいな、あくまでも向こうが主導権を握っている様に錯覚させる様な暗示が有効という事になります。
まぁ、ここまで回りくどくやる必要がある娘は、ごく少数であり、普通の娘らは犯人の暗示で男性を嫌うのを、男性との行為でそんな事はないんだと認識させていくってのが大半ですけどね。

そのため、恋人の様な立場でHするって流れが主になっていて、甘さを感じる事が出来る様になってますね。
勿論、これは本当の恋人同士ではない訳ですし、ヒロイン側もそれを理解しているので、ちょっと変わった雰囲気ではありますね。

どのヒロインも基本、Hだと普段よりも甘えてくる感じがあるのは良いですねぇ♪
特にお嬢様な茉莉花とかは、普段の態度とは別人のような従順さで、不覚にも可愛く見えてしまった(汗)

読んでいる感じ、一部のヒロインらは、ここから本当に恋愛に発展しそうな感じは垣間見えたけども、主人公はあくまでも胡桃一筋なので、それには鈍感というのもお約束かな(汗)

当然、胡桃との行為が一番豊富であり、恋人同士だった訳なので、甘さがやはり一際違いますね。
純粋にいちゃついているのは彼女だけですからねぇ♪

杏子だけは、唯一Hシーンはあるものの、本番行為まではなかったですね。

上記にもありますが、メインヒロインたちの他にサブキャラ的な存在も多く存在します。
公式HPを見ると、凄い数の娘が…(汗)
これを見ると、生徒会長の側近の楓、霞らも、サブ扱いっぽいですね(汗)

挿絵


挿絵は、原作版の画像を使用しています。
原画担当は「ふさたか式部」さんを始め、20人以上いるみたいですね(汗)
確かに何せサブキャラも含めると49人くらいいるらしいので、ひとりでは無理ですな、これは…。

サブキャラは、他の人が主でメイン所は、ふさたか式部さんかな?

催眠ものですが、あまり生々しくならないのがふさたか式部さんの絵柄の特徴かなと思いますね。
これまで手掛けた他の作品でも、結構設定は重めな感じが多いけども、絵柄は重すぎなかったですからね。
柔らかさのある絵柄だからなのかな?

今作でもプニッとした柔らかさを感じさせる女性陣の描写は健在ですね。
カラーでも色味が淡いだけに、挿絵のグレーでもその淡さが良い感じに映っており、独特の雰囲気を感じさせるものになっていますね。

この色味も必要以上に重さを感じない要因かな?

催眠状態にかかって、主人公とのH時には彼女たちの瞳の中に、ハートマークが浮かんでいるのが、ちょっとシュールで面白いですね(汗)
これのせいで雰囲気ぶち壊しになっていると感じる人もいるかも?(汗)

強気な楓のキャラと、このハートマークの組み合わせは結構似合っていましたね♪
構図の効果などもあるんでしょうが、勝ち誇っている笑みとの相性が意外と良かったです。
まぁ、立場的にはちょい役っぽいのが勿体ないなぁ(汗)

挿絵数:24枚

総評


全体的には、まだこの作品が上巻であるゆえに、これからって感じでしたねぇ。
先が気になる所で終わっているのが憎いですね(汗)

あとがきも次回予告になっていて、余計に気になりますね。
…手抜きじゃないよね?(汗)

犯人もこの時点では分からず、何とも言えないだけに、今後の展開が気になる所ですね。
何となくこのキャラかなぁってのはいましたが、外れていると恥ずかしいので書きません(汗)
んー、まだ犯人が登場もしていないとかもあるのかなぁ…。

催眠物としては、凌辱風味ではない珍しい作品となっているだけに、少し違った催眠ものを読みたい人には楽しめるのではないでしょうか?

楽天はこちらからどうぞ
超催眠術学園 上巻 催眠アプリ起動!! ぷちぱら文庫 / 布施はるか 【文庫】

原作PC版
超催眠術学園
超催眠術学園
posted with amazlet at 14.11.01
C:drive. (2014-05-30)



ブログランキング参加中です。
よろしければ応援お願いします♪
関連記事
 カテゴリ
 タグ