えちかわ文庫 あんたの奴隷なんてまっぴらなんだから! ドSお嬢様が転落して! ?


8月発売のえちかわ文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、高校生ながらも、もうひとつの顔があります。
それは富豪の西園寺の使用人として働いてもいます。
しかし、西園寺家のお嬢様の「コトリ」から、容赦なく虐げられていたのです。

そんな時間が続くのかと思われたのですが、ある事をきっかけに主人公の状況は大きく変わる事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

西園寺 コトリ」(さいおんじ)
佐藤 カナエ」(さとう)がいます。

コトリは、富豪の西園寺家の一人娘です。
金髪碧眼のナイスバディの持ち主ですが、我儘な性格の持ち主で使用人である主人公を好き勝手に振り回しています。

カナエは、主人公と共に西園寺家に仕えているメイドの女性です。
若いながらも沈着冷静な仕事ぶりから、メイド長という立場にいます。
またコトリの無茶難題も涼しい顔でこなす、出来る女性です。

ストーリー展開


展開的には、主人公がお嬢様のコトリの無茶振りに苦しめられている中で、彼を取り巻く状況に変化が起こる事になる流れですね。

そもそも主人公は学生でもあるのに、使用人としても働いているのか。
それには主人公の生い立ちに理由がありました。

実は主人公は、幼い頃に身寄りのない天涯孤独の身となっていた所をコトリの父親に引き取られた経緯があるんですね。
そのため、主人公はコトリのお付きの様な立場を続けていたのですが、我儘なコトリの要求に振り回される日々が始まったんですね。
それこそさっきまでとは言っている事が違う事を言い出し、叱責してくる有様で言葉に出さないものの主人公の鬱憤は溜まって行く一方だったのです。

しかし、自分を引き取ってくれた西園寺家には恩があるだけに主人公は我慢してた訳ですね。

そんな中、ある事がきっかけとなり、主人公に転機が訪れる事に。
詳細は省きますが、何と主人公とコトリの立場が逆転して、主人公が彼女のご主人様になってしまったのです!

主人公は、これまでの長年の恨みを晴らすかのごとく、彼女に様々な命令をするって流れですね。

今作の見所は、主人公とコトリの何とも言えない関係性でしょうかね。
主人公は、コトリの無茶な振る舞いにただ怒りを感じてた訳ですが、ここ最近のコトリにはある感情を抱きつつあるんですね。
それは彼女すらも理解できていない程の感情であり、その理解できない感覚が余計彼女を苛立たせて主人公へぶつける結果になってた所がある訳です。

この不器用な感じがある意味では微笑ましい?ですね。
まぁ、主人公からしたらいい迷惑なんでしょうけども(汗)

Hシーン


Hシーンは、ふたりのヒロインとの行為が描かれています。
一部、ちょっとしたサブキャラとの描写もありますが、カウントに入れる程の扱いではないので、省きます。

行為的には、フェラ、足コキ、自慰、素股、パイズリなどがあります。
その他では、バイブなどの小道具を使う展開もありますね。

序盤と中盤以降では展開の流れも大きく変化するのは、前述した通りですが、それは行為でも同様です。
実際、序盤はコトリによる無理矢理な初体験や命令での行為など、主人公に拒否権はないものばかりでした。
この時は、逆らえない使用人の立場ですからねぇ。

しかし、中盤以降はその立場も逆転し、コトリの立場は反対に使用人、メイドのひとりに成り下がっていますので、逆に主人公が主導権を持つ事になる訳ですね。
まぁ、彼女の性格がいきなり変わる訳ではないので、状況を考えずに逆らったりなど勝ち気な面は変わっていません。
そんな彼女の罵倒も、今の主人公は無力な小娘が叫んでいる程度なものと、大分ご主人様らしくなった主人公はお返しとばかりにやっていく訳ですね。


結構そんな逆転現象の後のふたりの感じが、しばらくの間、喧嘩腰な感じがあるのが人によっては読んでて苦手かもしれませんね(汗)
個人的には、そんなふたりのやり取りは読んでて少ししんどかったかな。
何でかヒロインから虐げられても、そこまで感じないんですが、反対に主人公が同じ事をすると読んでて嫌な感じに見えるのは何でだろう(汗)

主人公もこれまでのがあるせいなのか、結構調子乗っていますしねぇ、結構な大物ですな(汗)
Sっ気が結構強い性格なので、行為の思い切りが良いですね(汗)


一部、場面ではコトリから見た視点での描写になっているパートもあり、より一層コトリの心情を見る事が出来ますね。
彼女の複雑な心情の変化がよく分かりますねぇ。


しかし、何気にメイド長のカナエがHもお上手だったのにびっくりでしたね。
…コトリの父親だったご主人様の相手とかしてたとか?
Hも含めて、色々謎の多いキャラクターではありますな(汗)

終盤になって、主人公とコトリの関係性は更にまた変化していく事になり、また雰囲気が違ってきます。
ようやく甘さが出て来たかな、ちょっと遅かった感も否めませんが(汗)

これまでの展開とはまた違っているだけに、それまでとのギャップが凄いですねぇ。
でも、これまでの展開を見ているだけに、ちょっと感慨深いですね♪

挿絵


挿絵は「もふまろ」さんが手がけています。

ちょっと独特のキャラデザインですねぇ。
細めの線でシンプルに描かれた絵柄が印象的ですね。
挿絵も色味が淡く描かれていて、独特の雰囲気がありますね。

それゆえか、ガツンと来る様なインパクト(いやらしさ)って意味では、少し薄いかもしれませんね。
でも、ヒロインであるコトリたちは可愛らしいですけどね♪

しかし、個人的には気になったのは、主人公かな。
決してブサイクでもない男前とも思える様な表情なのですが、文章では結構激しい状況なはずなのに挿絵では涼しい顔をしているんですね(汗)
それが逆に凄い違和感というか、ある種の怖さを感じなくもない(汗)

挿絵数:8枚

総評


全体的には、結構中盤までと終盤の落差が激しい展開の作品でしたねぇ。
状況が逆転するってのは、十分に予想できる内容なんですが、かなりメリハリがあるせいか、思わず見入っちゃいましたね。
それだけ主人公とヒロインのやり取りが激しかったってのもあるかな。

まぁ、それを除けば割とベタベタな話ではあるんですけどね(汗)

主従の関係が逆転するってノリの展開が好みであれば、中々楽しめるかなとは思います。

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