ぷちぱら文庫 ツゴウノイイ家族 飛鳥編


3月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、やり手の実業家として、若くして富と名声を手に入れています。
そんな彼の元にかかった秘書からの電話は、主人公を驚愕させる事になるのでした。

その内容は、主人公の兄「万丈」が亡くなったという訃報だったのです。
そして、兄は事業で莫大な借金を抱えており、その家族たちと負債を主人公が引き受ける事になるという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

九々津 飛鳥」(くぐつ あすか)
九々津 晴香」(くぐつ はるか)
九々津 那琴」(くぐつ なこと)がいます。

飛鳥は、晴香の娘です。
母である晴香の面影を色濃く残しています。
成績優秀で控え目な性格ながらも勘の良さがあります。
何故か、初対面の主人公に対して好意的です。
ツゴウノイイ家族

晴香は、主人公の兄「万丈」の妻です。
主人公とはかつての恋人でもありました。
夫の借金に困窮し、主人公に助けを乞う事になります。
ツゴウノイイ家族

那琴は、晴香の娘です。
飛鳥とは違い、かなり活発な性格の持ち主です。
父親を溺愛してたため、主人公に対しては不信感を持っています。
ツゴウノイイ家族

ストーリー展開


展開的には、主人公の兄「万丈」が亡くなった事で、彼の残された家族たちを主人公が引き取る事になる流れですね。

そもそも、主人公と兄「万丈」の関係は複雑なものがあるんですね。
それは、主人公の元恋人だった晴香が主人公の元から離れて、実の兄であった万丈の方に行き、終いには結婚までしたから(汗)

これは正直きついですよね…、兄ってのがまた。

そんな事を忘れるかのように主人公は仕事に没頭し、結果として、主人公の立ち上げた事業は大成功し、莫大な富を得る事となったのです。
そんな成功者としての道を確実に歩んでいた彼の元に、兄「万丈」の訃報が届く事となります。

兄もまた海外で会社を経営してたのですが、失敗し、多額の借金を抱えていたのです。
このため、万丈の残された家族(晴香、飛鳥、那琴)の3人には多額の借金も…。

そのために晴香は、義理の弟となった主人公の元に助けを乞う事になった訳ですね。
主人公としたら、これを突っぱねる事も出来た訳ですが、ある意味ではこれを条件に彼女の生殺与奪の権利を得るって事でもあるんですよね。

…例えば、援助と引き換えに晴香の身体を要求とか。
これで分かる様に、主人公には黒い嗜虐心が心の奥底に燻ぶっています。

未だに主人公の中では、晴香が自分を捨てた事を引きずっているんですね。
その事が、主人公に暗い影を落としている訳です。

しかし、この話は少し主人公の予想しない方向へと動く事となります。

何故だか、初対面である筈の主人公に唯一好意的な反応を示していたのが、晴香の娘の飛鳥だけでした。
かつて主人公を裏切った形となった晴香は当然、後ろめたさがあるので、ぎこちないですし、もうひとりの娘の那琴は主人公に対して不信感を抱いているので反抗的な対応ですからねぇ。

主人公としては、むしろ飛鳥の初対面から好意的な態度に戸惑ってしまうんですよね(汗)
何でこんなに慕われているのかが分からないからですね。
そんな彼女からでした、自分が母親の代わりになると言い出したのは…。

主人公は、自ら申し出てきた事に困惑しつつも、交際してた頃の若い晴香の面影を残す飛鳥を自分のものとする事になる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、飛鳥との行為が描かれています。
他のヒロインはないですね。

行為的には、手コキやフェラ、パイズリ、自慰などがあります。

飛鳥との行為は、彼女だけとの行為なので、かなり多く描かれており、ボリューム感がありましたねぇ。
そのため物足りなさは感じないかと思います。
唯一、他のヒロインとの行為がない程度かなって思いますけども、他のヒロインたちも各文庫化する事になっているので、ここで出てくる訳にはいかないですからね(汗)

飛鳥のキャラクターは、サブタイトルの「Hカップ 純情いやし系優等生」ってある通りですね。
この年頃のキャラクターとしては、かなりの包容力や母性感を感じる事が出来るから。

とにかく主人公の事を何で?って主人公ならずも思う程に最初から好意的なんですね(汗)
好意的って表現は、もう弱い程でいきなり好感度がMaxかと思う程…。

そのために、最初から主人公を受け入れ、むしろそれを望んでいる節すら感じる訳ですね。
献身的で主人公の命令も基本的に素直に受け入れてくれる尽くすタイプですね。

経験自体はないんですけども、主人公に求められる事に凄い喜びを感じ、嬉々として行為をする彼女の姿は可愛らしいですね。
ツゴウノイイ家族 ツゴウノイイ家族

基本的には上記にある様に、主人公の言う事を素直に聞き入れ、奉仕や行為に至る流れが主な飛鳥ですけども、一部シーンでは自分から積極的に行動する所も垣間見えましたね。
他の家族のいる中で、こっそり平常通りを演じながら主人公の肉棒を手コキで射精させたシーンは、普段の受け身な彼女とはまた違った雰囲気といやらしさがあって、特に印象的な場面でした♪

飛鳥みたいな女性は、ある意味男の理想の形でもあるものの、ある意味では男を駄目にしそうなタイプですね(汗)
ある種の怖さも感じるというか…。

それは主人公も同様であり、彼女の前にはやり手の実業家である彼も形無しな所がありましたねぇ。
彼の中の弱い面をさらけ出させてしまう様な力があるというか。
心の奥底にまで踏み込ませてしまう魅力がある不思議な女性ですね、飛鳥は。

個人的には、主人公の事を「叔父様」って呼ぶ彼女が結構好きですね。
まぁ、実際に叔父なのだから、そう呼んで当然なんですけども(汗)
ちょっと新鮮だったんですね、こういう呼ばれ方の主人公って少ないですし。

挿絵


挿絵は、原作版の画像を使っていますので、雰囲気を損なうことなく楽しめますね。
原画担当は「ふさたか式部」さんが手がけています。

今作の原作版の「D:drive.」作品では「ツゴウノイイ彼女」シリーズでもお馴染みですね。

相変わらず柔らかい雰囲気のキャラクターデザインは魅力的ですね♪
変に派手な感じがしないキャラクターがまた独特の雰囲気を感じさせるんですよね。
…一応、褒めているんですよ? 別に地味じゃないですし、落ち着いたというか(汗)

どこか淡々としている感があるんですよね、この人の絵柄って。
その雰囲気が、歪な関係性でもある家族ごっこの様な今の生活の状況を表現しているのかなって思います。
そういう意味では、かなり相性が良いんじゃないかな?

挿絵数:27枚

総評


全体的には、前シリーズの「ツゴウノイイ彼女」と似ている印象もありつつも、また違った作品でしたね。
あっちの主人公は、結構ろくでもない思考の持ち主だっただけに、まだ今作の主人公はまとも…かな…?(汗)

気になったのは主人公のキャラかな、まともって言ったばかりなのに何ですけども(汗)

やり手の実業家みたいなキャラなんですけども、あまり大人っぽい感じは受けなかったんですよね、読んだ印象として。
結構若さを感じたというか…。
って、実際の彼などは何歳なんですかね? 公式HPを見てもヒロインたち含め年齢はなかったのですね、30代ではあると思うんですが…。

そんな大人な彼が、飛鳥の存在に自身のペースを乱されてしまうシーンが多かったのも、若さを感じた要因ですかね。
だからこそ、あまり年の差を感じずに読めたってのはありそうですね。


ちなみに今作では、本編の後に別の結末へ向かうアナザーストーリーも収録されています。
原作版も純愛ルートと愛欲ルートなるふたつがある様です。
ノベル版の本編は純愛ルートで、もう一方のアナザーストーリーは愛欲ルートってなるのかな?

アナザールートの挿絵にも原作版の画像を使っていたので、オリジナルではなくて原作版にある展開でしょうしね。

こちらは若干修羅場って程ではないですけども、本編ではなかったシーンもあり、新鮮さがありましたね
更に主人公視点ではなく、ヒロインである飛鳥の視点で描かれているので、また彼女の内面を知る事ができるのも大きな違いですね。
これを見ると、飛鳥が決して完璧な優等生ではないという事も分かり、見応えがありますね。

本編でもこっちほどではなくても、少しは自分を出した方がより魅力的だったのかなって思いましたけどねぇ。
実際、アナザールートの方が人間味があった様に感じるんですけどね(汗)


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