あとみっく文庫 勇者よ、カジノ王になってしまうとは情けない

勇者よ、カジノ王になってしまうとは情けない (あとみっく文庫)
倉田シンジ
キルタイムコミュニケーション
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2月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、勇者としての素質を認められ、魔王の復活に備え、旅をしています。
そんな彼は、とある国に貴重なレア装備があると聞きつけ、訪れる事になるのですが、何とその装備は、国のカジノの景品となっていたのです(汗)

そこでカジノで稼いで装備を手に入れようとする主人公でしたが、カジノで大負け、無一文どころか借金に(汗)
その後、主人公は借金を返すために、カジノのオーナーとして働く事になってしまう展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

ソフィー
アリスティア=ラス=ベールセン
ラウラ=ラス=ベールセン」がいます。

ソフィーは、主人公とは幼なじみであり、古くからの付き合いがあります。
騎士の家系の出であり、自身も騎士でしたが、現在は勇者として旅立つ事になった主人公のパーティーに同行しています。
かつては、主人公と普通に話していたのですが、勇者となってからは敬語で話すなど丁寧な対応で接しています。

アリスティアは、ベールセン王国の姫です。
若いものの、その風格などには王族の高貴さを感じさせるものがあります。
また才能豊かな面も持ち合わせています。
しかし、性格はまだ子供っぽい所も垣間見せるなど、相反する面があります。

ラウラは、ベールセン王国の女王であり、アリスティアの母親でもあります。
まだ若く、美しい容姿を持っています。
しかし、おっとりとした緩い性格をしているため、女王らしい威厳はあまりありません(汗)

ストーリー展開


展開的には、勇者である主人公がレア装備を求め、カジノに挑戦するも、借金を負いカジノのオーナーになる羽目に陥ってしまう流れですね。

何故主人公が、カジノに挑戦する羽目になったのか。
それには、カジノの景品に彼が求める勇者の装備一式があったからなんですね(汗)

元々、カジノのあるベールセン王国は、カジノが出来るまでは、これといった物がなく豊かとはいえない国でした。
更に悪い事に、先王が亡くなった事で、より国の財政状況は悪化の一途を辿る事に…。

そんな中、ラウラの娘であるアリスティアが王位継承権の得られる年齢になった事で、彼女は国政に携わる事になりました。
そこからカジノの国有化を進め、結果今ではカジノを大きく成長させ、国の赤字も既に解消するという発展を見せたのです。

そのため、カジノ、ひいては国を豊かにするために、国内で発見された勇者の装備を景品に設定する事で、より集客を狙っていた訳ですね。

主人公としては、近年の魔物の活性化など来たるべき戦いに備えて、装備を得たいと考えているのですが、一方でカジノの全権を握っているアリスティアとしては、そんな理由で装備をあげる事などできないと要求を突っぱねる事態になったのです。
彼女にとっては、いつ来るか分からない脅威よりも、国の繁栄を第一と考えている訳で、互いの価値観が違う訳ですね(汗)

話し合いも平行線となる中で、アリスティアの提案が。
ザックリ言うと、カジノの景品なんだから、カジノで交換に必要なチップを稼いで、交換すればOKと持ちかけられた訳ですね。

主人公は全く賭け事は素人ですが、これを承諾し、頑張るものの、結果としては大惨敗(汗)

装備を得るどころか、借金まで背負う事となり、主人公はアリスティアからカジノのオーナーを命じられる事になってしまう流れとなっています。
しかし、このカジノの装備とか某RPGみたいですねぇ(汗)

Hシーン


Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。

行為的には、手コキやパイズリ、フェラなどがあります。
一部、モンスターと絡みっぽい描写もありますが、そんな激しいものではないです。

上記のモンスターとの絡みって、別に凌辱って訳ではなくて、カジノの見世物の一環の中で、モンスター(スライム)を使った催しをやるんですが、その際にソフィーがスライムにまとわりつかれてしまうってだけです(汗)
一応、スライムに身体を結果弄られてしまう事になるので、一応行為に含めましたが、ちょっとしたお色気シーン程度の扱いですね。

あんまり行為のシチュエーションとしては、カジノ色はなかったですね。
まぁ、カジノ色のあるHシーンって何だって話ですけども(汗)

あ、バニーガールな格好での行為があった程度ですかね。


意外に女王であるラウラの印象が強かったですねぇ、Hでは。
彼女は、娘のアリスティアがいる訳ですが、そんな大きい娘がいるとは思えない程の若々しさを持っています。

まぁ、元々彼女は10代の頃に結婚しているので、まだ30代なのだから、若くても不思議ではないんですけどね。
そんな彼女は、夫をだいぶ前に亡くしているので、身体を持て余している所があります。

そんな彼女に何故か主人公は気に入られてしまい、彼女と関係を持つんですが、中々可愛らしい所がありましたね♪
おっとり系な性格なので、母性を感じるお姉さん的な感じもあって、個人的には中々魅力的に感じました。

唯一の経験者という事もあり、Hに関してはラウラが他のヒロインよりも目立っていた印象ですね。


勿論、ソフィーやアリスティアも魅力的ですけどね、念のため(汗)
キャラデザインも含めると、個人的にはソフィーが一番お気に入りでしたし♪

勇者になった主人公には、敬語で接するソフィーが、感情が高ぶると以前の口調に戻ってみたりする所も可愛らしいなぁ。
生真面目な性格なだけに、周りの適当なノリに巻き込まれてしまう姿は、しっかり者なだけにギャップの魅力も感じます。


アリスティアは、ちょっとワガママというか、勝ち気な面が目立つんですが、そこまでツンケンしている訳でもないので、取っつきにくさはあまりないと思います。
終盤になると、少しデレが入ってきますし、そうなるとより可愛らしさが出ますね。

もっとも、他のヒロインより主人公と接する機会が少ないために、進展が終盤近くまでありませんし、Hに至るのも当然終盤までないので、Hシーンでの存在感は正直薄いかなという所ですね。


終盤では、全員とのハーレム展開が…って言いたい所ですが、ないです(汗)
基本的には、個々のヒロインとのふたりっきりでの行為が主ですね。
一部シーンでは、ふたりのヒロインと一緒ってのもありましたが、基本はふたりっきりですね。

挿絵


挿絵は「かん奈」さんが手がけています。
あとみっく文庫では「乙女騎士団が隊の存続のために枕営業するようです」や「インキュバスになったので、今すぐ女の子とエッチしないとダメみたい。」がありますね。

個人的には、キリっとした凛々しい絵柄のイメージがあったんですが、そんな感じもありつつも、可愛らしさもある絵柄ですね。

どのヒロインも魅力的なデザインなんですが、やはり上記にもある様にソフィーがお気に入りですね♪
元騎士らしく凛々しさもあるんですが、衣装や状況によっては恥ずかしさを感じさせる表情など、女性的な魅力を感じます。
またポニーテールってのも良いですねぇ♪

アリスティアもお嬢様ってか、お姫様な高貴さを感じる美しさも彼女のキャラクターを引き出していますね。
表情にきつさがあまりないので、ツンツンした印象を受けないと思います。

ですが、個人的に違和感を少し感じたのが、女王であるラウラですね。
彼女は結構おっとりしたキャラクターだったり、優しさを感じさせる物腰なんですけども、挿絵を見ると結構キビキビしている様な活発そうな印象があったんですね。

確かに彼女もアリスティアの母親であるだけに、鋭い所があったりするなど、ただの優しい女性ってだけではないんですから、おかしくはないかなとは思いますけども(汗)

まぁ、あくまで私が思ったってだけですけどね(汗)

カジノらしくバニーガールの衣装もあるんですが、残念な事にソフィーだけでした。
王族のアリスティアやラウラにも着てもらいたかったですね、欲を言えば。
アリスティアのバニー姿は、表紙絵にあるだけに期待してたんですけどねぇ(汗)

挿絵数:10枚

総評


全体的には、タイトル通りな展開でしたねぇ。
一応、本業の勇者らしく魔物退治なんてシーンもありますが、それも全体としてはわずかなので、実質カジノオーナーです(汗)
もっとも、あんまり経営描写はなくもないんですが、そんなにオーナー感はなかったかな?

Hシーンもハーレム展開もなかったり、メインヒロイン的なアリスティアとの行為も終盤までなかったりと、ちょっと物足りなさがありましたね。
キャラクターは、中々魅力的なだけにちょっとインパクトのある展開も欲しかった気がします。
中盤は、似たような展開だったしねぇ。


さて、今作のタイトルを見て、思った人もいるかもしれませんが、同著者作品に「勇者よ、宿屋の店主になってしまうとは情けない」という作品があるんですが、どうも同じ世界観となっている様ですね。
それから、大分年月が経過している世界の様ですが。

共通している要素は、実質それくらいなものですので、宿屋の店主~を読んでいなくても今作は楽しめる作品になっているので、そこはご安心を。
しかし、この世界の勇者は何かしらの経営者になる決まりでもあるんですかねぇ(汗)

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