ぷちぱら文庫 ラブesエム


2月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作版のノベライズ作品です。

主人公は、幼なじみ兼恋人の「あやか」と、美人な姉「彩華」(あやか)に囲まれ、幸せな毎日を送っています。
しかし、そんな彼の心の奥底では、この状況にどこか満たされていないものを抱いていました。

それは、打ち明ける事ができない欲求が理由でした。
「SMがしたい」、それが彼の抱えていた欲求だったのです。

そんな彼でしたが、ある事態をきっかけにして、姉の彩華、恋人のあやかとSMな行為をする事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

鶴谷 あやか」(つるたに)
水城 彩華」(みずしろ あやか)がいます。

あやかは、主人公の一つ下の幼なじみであり、恋人でもあります。
社交的で明るい性格の持ち主であり、勉強より運動が得意です。
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彩華は、主人公のひとつ年上の姉です。
真面目で成績優秀であり、学生会に所属しています。
しかし、それゆえにストレスも溜めこんでしまっています。
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ストーリー展開


展開的には、主人公がSMに対して強い欲望を抱いていたのですが、それがある出来事をきっかけにして、女性陣とSMをする様になっていく流れですね。

主人公は、今現在、幼なじみのあやかと恋人同士の関係でもあります。
そのため、既にふたりは初体験もとうに済ませ、Hも普通に行える様な状態です。

そんな中でも、主人公はどこか物足りなさを覚えているんですね。
それが主人公の中に燻ぶっているSMに対する欲望でした。
ですが、その事をあやかに明かす事ができていない状況が続いています。

まぁ、恋人同士でも中々SMをしたいって事をぶっちゃける事は難しいってのはありますよねぇ(汗)
そんな事言ったら、相手に嫌われてしまうんじゃないかとか思ってしまいますしね。

もっとも、黙っててもあやかにもどこか主人公が上の空ではないですが、気持ちが入っていないのではないかと感じている所があるんですけどね。
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恋人には言えなくても、主人公は自室の中にはSM系のグッズなどのコレクションだらけ…。
書籍だけではなく、何と中にはボンテージ衣装などまで所持しているんですね(汗)

勿論、衣装は女性用ですよ、念のため(汗)

しかし、主人公は気づいてしまいます。
部屋の中の物の配置がいつもとちょっとづつ違う事に…。

そこで主人公は、罠を張る事を思いつき、犯人の正体を暴く事となるのですが、そこから主人公、姉彩華、恋人あやかを巻き込んだ付き合いが始まる事になる流れですね。


ここからまず初めに、主人公と彩華の関係性に大きな変化が生じる事になります。
どういう事かというと、ふたりはSMプレイをする様になるんですね、ザックリ言うと。

主人公にとっても、彼女の存在は大きな存在となりうるものでした。
彼の考えとしては、SMを行う相手は、信頼関係は重要だけども恋人である必要はなく、恋愛感情とはまた別であるというものがあります。
そのため、SMプレイをできる相手は、恋人のあやかでなくて良いとも考えているんですね。

勿論、恋人とSMプレイが出来ればと…、と考えはしていますけどね。

その後、恋人のあやかも巻きこんで行く事になる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、あやかと彩華との行為が描かれています。
そういや、ふたりとも同じ名前の読み方なんですね。

行為的には、フェラやアナルセックス、パイズリなどがあります。
他にバイブやローターなどの小道具やSMグッズを使用する展開や剃毛、浣腸などのマニアックなものもあります。

やはり作品のテーマとしてSMがある分、SM関係の行為などが多いのが特徴でもありますね。
主人公はSで、ヒロインはMという感じですね。

単純な行為だけではなく、言葉で追い込んでいく感じが個人的には結構良かった?ですねぇ。

勿論、全編にわたってネチネチ小姑みたいにやっている訳ではなく、効果的なタイミングで言ったりしていますし、褒める際は褒めているので、罵倒とかしているだけって訳ではないですよ、念のため(汗)
責めるだけがSではないでしょうしね、その辺。

個人的に、涎の描写が結構印象的でしたねぇ。
これは別に涎の垂れる様を延々描写しているって訳ではなくて、ヒロインたちが涎を垂らしてしまうのを嫌がる場面があるんですね。

その原因は、彩華はフェラ、あやかはギャグボールをしているため、口元から涎が垂れてしまうんですが、それが彼女たちには嫌なんですね。
でも、主人公はそれを許さない訳です、我慢するな、垂らせって(汗)

こういった描写をしている作品って、あまり見た記憶がないので、ちょっと新鮮だったんですよねぇ。

その他にも、湯船の中でフェラをさせる場面も印象的でした。
湯船の中なので、当然フェラをすると水中に潜って、フェラをする事になります。
主人公が頭が上がってこない様に、上から頭を抑えるってのも、凄い光景ですね(汗)

勿論、溺れ死ぬ様な状況になるまでやる訳ではなく、無理はさせませんし、何よりヒロインも進んでその後はやりますから、ご安心を。
まぁ、水中フェラの様子を挿絵で見ると、やはり心配にはなりますが(汗)
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キャラクター(ヒロイン)のSMに関する立ち位置の違いもまた見所のひとつかなと思いますね。
姉の彩華は、自分自身がSMに対してかなり積極的な所がありますし、自分でそれを望んでいます。
彼女にとっては、SMで普段優等生としての自分と訣別できる、この関係性は彼女の日頃のストレス解消にも繋がっている訳です。
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一方で、あやかの方は、また彩華とは違った、普通の感覚に近いキャラでしょうか。
彼女の場合は、主人公の秘密を知ってしまった所から始まるので、受け入れていった形ですね。
そのため、彩華とは違い、当初は受け答えなどにまだその辺りの曖昧さなどが垣間見えます。
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まぁ、それも主人公の指導もあり、徐々にらしくなっていく事になりますけども、あやかは受け身な所がありますので、やはりSMって点では、彩華に分があるかな。


ストーリーの方で触れましたが、主人公は、SMと恋愛は別物みたいな考えがあります。
ですが、やはり人間そう簡単には割り切れないものですし、ましてやまだ学生の主人公です。
そんな考えも、場の状況などによって、崩れてしまう辺りが人間味があって、個人的には良いですけどね。

プレイ内容的には、どちらもどちらで濃いめなシチュエーションはあるんですが、幾分彩華の方が行為がより過激になっている感がありましたね。
勿論、あやかの方が軽いって訳ではないんですけどね、結構身体を張って頑張っておりますし。
でも、スタート位置がふたりは違いますからねぇ、そのアドバンテージってのは結構大きいかなって気はします。


終盤では、ふたり一緒の行為になりますが、本当に終盤もいいとこなので、実質無い様なものかな(汗)
これに関しては、オマケ程度と考えて良いかと思います。
原作版では、ふたり一緒のルート的なのがあるんでしょうかね?

挿絵


挿絵は、原作版の画像を使用しています。
原画担当は「珈琲貴族」さんが手がけています。

ぷちぱら文庫では、「マーブル★ブルマ」や「フリフレ 着信アリ エッチときどき恋。」などの挿絵でもお馴染みですね。

やはり珈琲貴族さんの描くキャラクターは、しっとりとした雰囲気や艶気を感じさせますねぇ。
萌系な絵柄に慣れていると、地味に見えるかもしれませんが、この絵柄だからこそ引き立ついやらしさは確実にあると思います♪

この絵柄なので、どんな行為でも嫌な生々しさは感じずに楽しむ事が出来るかと思います。

個人的には、活発で元気なあやかの方が好みでしたねぇ。
何というか、染まり切っていない感が程よくて、苦手な私も楽しめましたね。
勿論、彩華も悪くないんですが、彼女はちょっと重いかな、あやかに比べると幾分(汗)

後は眼鏡を取って欲しかったかな、場面によっては。
中でも風呂場でもかけているのには、違和感がありましたね(汗)
更に水中フェラでしょう、さすがにこの時は外しても良かったかなって。

後は、体操服にブルマだったり、水着だったり、ボンテージなどの衣装での行為があるのも魅力ですね。
1シーン程度だったので、もっと見たかったかな、欲を言えば(汗)
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挿絵数:29枚

総評


全体的には、私自身、正直SMに関して興味が薄いのですが、中々興味深い作品だったかなと思います。
行為そのものってよりかは、それを行っている精神性とでも言うのか分かりませんが、ふたりのヒロインの差が中々見所だったなと。

まぁ、それが興奮に繋がるかというと、それはまた別の話ですし、何より主人公以外のヒロインの描写がちょっと弱かったのも残念でしたね。
もっと個々のヒロインの描写までしっかり描かれていると、より物語に深みが増したのではないかなと。

淡々と行為を行っている様にも感じたんですよね、読んでいると。
勿論、作中では主人公とヒロインらは、行為を行うたびに仲が深まっている描写はあるんですが、もっと表面的にそれが出ても良かったんじゃないかなって。
その辺りを描くには、どうしてもページ数の制約とかもあるので、難しいのかな(汗)

作品のカラーとして、派手な感じではなく、落ち着いたトーンで進行するイメージがあっただけに、もっと行為以上にその精神的な繋がりなどを見たかったかなとは感じましたね。
主人公が作中で語ってます、SMは性交渉とは違うと、プレイによっては射精も挿入も不必要だと。
まぁ、そんな事言っても、結局興奮しちゃってHまでやっているのだから、何とも(汗)

行為描写は結構多めだったので、1パート程度でも射精もなにもない、そういった描写のシーンがあったら、また普段の行為有りなプレイがより引き立ち、際立ったのかもしれませんね。


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