Harvest novels 青の扉 白の鍵

Harvest novels 青の扉 白の鍵
青の扉白の鍵 (HARVEST NOVELS)

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、スポーツトレーナーを目指す大学生です。
そんな彼でしたが、事故を起こし、入院してしまう事になってしまいます。

そこで主人公は、様々な女性陣たちと知り合う事に。
彼女たちと知り合っていく中で、主人公は生きる意味を教えられる事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

神水流 純」(かみずる ますみ)
橘 史絵」(たちばな ふみえ)
高梨 梨穂」(たかなし りほ)
日下部 緋沙子」(くさかべ ひさこ)
志波 なつき」(しば)がいます。

純は、主人公の事故の原因となってしまった女性です。
それを気にしてか、毎日主人公の見舞いにやってきます。
しかし、寡黙で言葉数が少なく、何を考えているのか掴みにくい所があります。
青の扉 白の鍵

史絵は、主人公同様病院に入院している女性です。
言葉使いなどが丁寧であり、育ちの良さを感じさせる所があります。
しかし、実はかなり芯の強い所があり、決めた事はやり遂げる強さがあります。
青の扉 白の鍵

梨穂は、主人公が入院した病院の看護婦です。
美人ながら、優しく人当たりの良さから患者からの人気も高いです。
青の扉 白の鍵

緋沙子は、主人公の入院した病院に勤める整形外科の女医です。
主人公の担当医でもあります。
クールで理知的な雰囲気同様に、発言などもかなりクールな所があり、手厳しい言動もしばしば。
病院の医療方針に疑問を抱えてもいます。

なつきは、病院で長期入院をしている少女です。
おとなしく内気な性格をしていますが、長い入院生活ゆえかどこか達観したかのような所も。
青の扉 白の鍵

ストーリー展開


展開的には、主人公が事故で入院生活を送る事になった中で、様々な女性陣と知り合い、生き方を見つめ直す事になる流れですね。

こういう説明でも分かるかもしれませんが、結構シリアスなストーリーなんですよね、これ。

主人公は現在、スポーツトレーナーを目指しているんですね。
それには、彼が高校時代に指導を受けたコーチの存在が大きく影響していました。
しかし、ある出来事により、責任を取る形となったコーチは辞職…。

その後、主人公が怪我が原因で選手を終わる事となった彼は、コーチの指導が間違っていなかったと証明するために、スポーツトレーナーの道を目指す事になった訳ですね。

そんな使命感にも似たものを抱くようになった主人公は、勉強に励む事になるのですが、かなり攻撃的というかとがっているんですよね(汗)
やる気のなさそうな授業を行う教授に喧嘩腰だったり、周りの不真面目な生徒らにも噛みついたりと、浮いているんですね。

そんな彼が事故に遭うのは、その後すぐの事でした。
車の運転をしてた彼は、運転中に高校時代に痛めた古傷に気を取られた際に、女性を轢きそうになってしまい、急ハンドルを切った事で事故ったのです。

その相手が純だった訳ですね。

こうして主人公は、病院に入院する羽目になったのです。
入院期間は、6週間。

その入院生活中に、主人公は様々な女性陣と知り合う事になるのですが、彼女たちは何かしらの悩み、問題を抱えているんですね。
最初はそれが分からないのですが、徐々に彼女たちと親しくなる中で明らかになって行く事になります。
大まかにいうと、夢や目標といったものですね。

そんな彼女たちの姿勢を目の当たりにして、主人公は色々と悩み、反省する事になる姿は印象深かったですね。
今までの自分のやって来た事は、夢に向かい頑張っていると納得しようとしているためのものだったのではないかとか、色々自分の姿勢を恥ずかしく思うんですね。
逆に主人公のそんな姿勢を女性陣は勇気づけられたり、励まされていく事になるんですけどね。

お互いの成長を感じる事が出来る展開は、ちょっと青臭くも清々しさを感じる事ができるのではないでしょうか。

しかし、そう簡単に夢を実現する事は容易ではありません。
彼ら彼女らに待ち受ける障害は、厳しいものばかり…。
そんな壁に翻弄されつつも、少しづつでも前向きになろうとするキャラクターは、見所でもありますね。

まぁ、そんな簡単に前には行ける訳ではなく、心が折れてしまい、壊れかけてしまったりと痛々しい姿を見せてたりしますけどね(汗)

Hシーン


Hシーンは、純、史絵、梨穂との行為が描かれています。
それ以外のヒロインたちはありません(汗)
原作版の画像などを見ると、彼女たちにもHシーンはあったので、本来はあるんでしょうね。

行為的には、これといったのがなかったですかね(汗)

まぁ、この作品のストーリーを見れば分かるかと思いますが、かなりストーリー性が強いので、H要素はかなり控えめなんですね。
どうしても明るくHしまくるみたいなノリにはならないので、入るきっかけがないんですよねぇ(汗)

肉体的な快感も勿論ありますけども、精神的な繋がり、結びつきを重視する感じが強いかな。
なので、あんまり性欲を刺激する感じではなかったかなとは思います。

挿絵


挿絵は、ハーヴェストノベルズ恒例の原作版の画像ではなく、ペン画とトーンで仕上げられたものになっています。
なのでクオリティに関しては問題はないかと思います。

むしろ今回、この作品を見て、原作版の画像はやはり色味などが昔の作品だなって感じを受けたのに対して、挿絵では古臭さはさほど感じなかったので、良かったかもしれませんね。
でも、昔のこの色使いも今の作品では、妙に小奇麗なものが多いだけに味がある様に感じますけどね。

話が終わった後、何故か原作版の画像ページが設けられてたのは何でだろ?(汗)
各ヒロイン1ページ毎になっており、上下で2枚の画像ですね。

挿絵数:20枚(上記の原作版の画像は含まず)

総評


全体的には、殆ど病院内だけで展開されるだけに、シリアスで割と重めなテーマの作品だったかなといった印象ですね。
久しぶりですね、こういう雰囲気の作品って。
なので、個人的には新鮮な気持ちで読む事ができましたね。

でも、本当にこういう感じの展開は最近の作品ではなかったなと思いましたね。
主人公やヒロインがあんな事になるって作品はね(汗)

なので、決して明るく楽しいってノリな作品ではありませんね。
ノベルは2001年って時期ですが、こういう作風が流行ってたのかな?

でも、読んでて鬱になる様な作風ではないので、そこまで構えて読む必要もないですので、ご安心を。
何かあえて重くなりすぎずっていうのか、元々淡白なのか判断つかない所もありますが、そっけないあっさりな描写だったりも所々あったりで、重くなり過ぎない感じに結果なっているって感じですかね?(汗)

あまり内容に触れれないので、何とも抽象的な言い回しになっておりますが、しっとりとしたストーリーが好みであれば中々悪くないのではないでしょうか。


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