CaRROT NOVELS 顔のない月〈上〉

CaRROT NOVELS 顔のない月〈上〉
画像がないので、パシャリと。
顔のない月〈上〉 (CaRROT NOVELS)
深町 薫
ワニブックス

PCゲームが原作のノベライズ作品です。
こちらの作品は、既に廃刊?となっている「CaRROT NOVELS」というレーベルの作品です。

主人公は大学で民俗学を専攻している大学生です。
夏休みに主人公は養父母の死をきっかけにし、遠縁である「倉木家」を訪れる所から物語は始まります。
しかし、実際には主人公は倉木家に着く前に倒れてしまい、目覚めた時には倉木の館に運ばれてしまいます。
目覚めた主人公は、そこで美しい少女「鈴菜」(すずな)に目を奪われる事に…。

次の日、主人公は鈴菜の母親である「由利子」(ゆりこ)から、倉木家の当主となるために呼ばれたと知る事になります。
そして、鈴菜は許嫁であるとも…。
突如として舞い込んだ話に主人公は戸惑いつつも、一ヶ月間、当主として滞在する事になるという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

倉木 鈴菜」(くらき すずな)
倉木 由利子」(くらき ゆりこ)
沢口 千賀子」(さわぐち ちかこ)
春川 知美」(はるかわ ともみ)
栗原 沙也加」(くりはら さやか)がいます。

鈴菜は、倉木家のお嬢様です。
前当主の遺言により、主人公の許嫁にされてしまっています。
本来、明るい性格なのですが、お嬢様のプライドの高さと許嫁としていきなり現れた主人公の存在も相まって、ツンツンした態度を見せています。
家系のため、巫女でもあります。

由利子は、鈴菜の母親であり、倉木本家の未亡人でもあります。
大奥様が病のために、現在は事実上の倉木を仕切っている存在でもあります。
しっとりとした色気を持ち、独特の雰囲気を感じさせます。

千賀子は、主人公と同じ民俗学のゼミの聴講生です。
教授の助手の様な立場をしています。
言動は、男っぽいものの、均整のとれたスタイルをしています。
主人公たちと一緒に倉木家に同行しています。

知美は、倉木家のお手伝いさんです。
眼鏡をかけ、ちょっと気弱で大人しい性格をしています。
鈴菜とは同じ学校でもあり、親しい関係でもあります。

沙也加は、倉木家のお手伝いさんです。
明るく活動的な性格の持ち主です。
巷で話題の超人気アイドルと似ています。

ストーリー展開


展開的には、主人公が倉木家を訪れ、結果的に当主としてしばらくの間、倉木家に滞在する事になる流れですね。

主人公は、遠縁であるらしい倉木家には、かつて一度来た事があるらしいのですが、彼自身には全くその際の記憶がありません。
そんな彼が何故、今回また倉木家に向かう事になったのかは、彼を育ててくれた養父母が亡くなってしまい、その養父母の遺言に倉木家に行く様にとあったからなんですね。

そして、主人公には他にもある体質?を持っているんですね。

それは、女性の顔を認識できないというもの。
そのままの意味で、主人公は女性の顔が真っ黒で塗りつぶされているかの様に、見えているのです。
これは女性にだけであり、男性相手では問題なく顔が分かる様になっています。

主人公としては、過去の記憶がない事などの原因が、もしかしたら倉木家にあるのではないかという思いを抱いているんですね。
なので、今回倉木家を訪れる決心をした所もあります。


そんな中、倉木家に着いた主人公は、そこの娘である鈴菜と出会う事になるのですが、この出会いは主人公にとって衝撃とも言えるものとなったのです。
何故か、鈴菜の顔をちゃんと顔として認識する事ができたから。

この事は、主人公には相当な衝撃なんですよね、女性の顔を見る事ができるってのは。
主人公は、結構な男前な感じなので、これ以前から女性と関係を持つ事は多々あったみたいで、当然身体の関係もあったのですが、やはり顔が見えてない相手との行為は味気ないですよね(汗)

そのせいもあってか、これまでの主人公は女性に対して淡々としているというか、特別な感情を持ってなかったんですね。
それが鈴菜を見る事が出来て、世界が一変したって訳ですねぇ。

更に何故か、鈴菜の顔を見る事が出来てからは、これまで見る事のできなかった女性たちの顔までも認識できる様になったのです。
なので、友人の様な存在の千賀子も顔を見れる様になった訳ですね。


顔を見れる様にはなった訳ですが、主人公は倉木家で鈴菜の母親である由利子から、鈴菜が自身の許嫁であると知らされる事になります。
まさかいきなりこんな事を言われるとは思ってもみなかった主人公は、この話に戸惑う事に。

いくら鈴菜が美少女でも、急に結婚となれば、当然の反応ですよね(汗)

返事に困る主人公に由利子は、とりあえず一ヶ月の間、屋敷に滞在する事になります。


ここから主人公は、倉木家に滞在する訳ですが、肝心の許嫁であるらしい鈴菜からは最初の出会いの印象がよろしくないので、スタートは上々とは言えない始まりですね(汗)
また主人公も、今までとは違って結構子供っぽい反応で言い返しちゃうんですよねぇ。

あれですかね、顔が見える様になって、意識する様になったんですかね?(汗)
今頃、思春期が始まったというか(汗)


そんな鈴菜との微笑ましいやり取りもある中で、倉木家には何やら秘密が多い様で…。
如何にも胡散臭げな男連中の存在や、良く分からない儀式、思わせぶりな発言など怪しさ大爆発な要素がドンドン出てくる事になります。

上巻では、鈴菜がメインであるのは確かですが、その他に沙也香にも焦点を合わせたストーリー展開を見せる事になるのが大きな特徴ですねぇ。
正直、最初は沙也香の存在はサブキャラであまり本筋には絡まないのではないかと思ってましたが、確かにある意味その通りでしたが、違った意味では倉木家という暗部を明るみにさせた貴重な存在でもありましたねぇ。

Hシーン


Hシーンは、鈴菜、沙也香の行為が描かれています。
一部、主人公以外とのヒロインの行為も含まれています。

行為的には、自慰、フェラなどがあります。
他には、バイブや絵筆を使ったマニアックな行為などもあります。

こういうミステリアスな雰囲気の作品ゆえに、H度という意味ではそれ程高くはないのが正直な所でしょうか。
ですが、ある意味幻想的とも言える様な、現実味が希薄な雰囲気の中での行為は見所ですね。

そのためあまり生々しさといった直接的なエロさと言うよりも、綺麗さなどを含んだ神聖的なものを感じさせる行為かなと思います。
まぁ、全部の行為がそういった雰囲気ではなく、中には生々しく下品な行為なども含まれるのですけどね。

鈴菜との序盤の行為は、どちらかと言うと、とある理由による愛情からの行為ではなかったのですが、次第に甘さが含まれるようになりますね。
鈴菜に勉強を教える際に、彼女に学校のセーラー服をわざわざ着せたりする展開は、何かほのぼのしてましたねぇ。
口ではブツブツ言いつつも、着替えてくれる辺り、鈴菜も主人公に対しての感情が確実に変わってきているのが分かりますね。

挿絵


挿絵は原作版の絵柄ではなく、鉛筆線でラフな手描きとなっています。
もしくは、原画のラフ絵なのかもしれませんね。

やはり「CARNELIAN」さんの描くキャラクターは魅力的ですねぇ♪
きっちりと仕上げられた絵も美麗ですが、鉛筆線でサラサラと軽やかに描かれた描線も味があって良いですねぇ。
この作品の雰囲気との相性も良いのではないでしょうか。

ヒロインたちの表情もしっかり描き込まれており、十分魅力的です。

見開き2ページを使った贅沢な挿絵も結構多いのが印象的でしたね。
あまりこれだけの数、見開きでってのは他作品では少ないと思います。
普通の1枚絵の方が少なかったくらいですからねぇ。

顔のない月 顔のない月 顔のない月

挿絵数:10枚(見開き7枚?)

総評


全体的には、ぶっちゃけ何も分からず仕舞いなまま終わっているって感じですかね(汗)
沙也香の件に関しては、しっかりと解決するまで描かれているんですけどね、あくまでも本筋に関しては分からないって事です。

まぁ、そもそも上巻ですからねぇ(汗)
今後色々分かってくる…はず(汗)

こういう隔離されている訳ではないですが、外部とは違って、一般的な常識などが通用しない独特の風習などが支配している世界観な作品が好みであれば、より楽しめるかと思います。

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