美少女文庫 妹の美羽が全部シテあげる!

妹の美羽が全部シテあげる! (美少女文庫)
卑影 ムラサキ
フランス書院

10月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

大学生の主人公には、少し年の離れた妹「美羽」(みう)がいます。
しかし、この美羽…、主人公に対して結構な反抗期であり、あれこれ口煩いのです。
それは、主人公の性欲に関しても口煩く監視してくる始末であり、主人公の我慢も限界に近づいていました。

そんな中、美羽の自慰を偶然目撃してしまってから、ふたりの関係は少しづつ変化していく事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは、美羽だけです。

高村 美羽」(たかむら みう)

美羽は、主人公の妹です。
まだ少女ながらも、胸などの発育はかなりのものであり、女性らしくなっています。
主人公に関しては、かなり勝ち気な言動を取り、主人公を常日頃から監視しています。
思春期の少女らしく色々気難しい所があります。

ストーリー展開


展開的には、主人公の妹である美羽に監視されている主人公が、美羽の自慰を目撃してしまった事から、関係が大きく変わり出す事になる流れですね。

さて、何故に主人公は、妹である美羽に監視されているのか?
これには、ある理由があったのです…。

それは、今現在一人暮らしをしている主人公が、まだ実家にいた頃のお話…。
そこで主人公は、自慰をしていており、その現場を美羽に見られてしまったという事件があったからなんですね(汗)
…確かに、これは気まずいですねぇ。

しかも、間の悪い事にエロゲーの妹モノで自慰をしてた事が、相当に美羽にはダメージを受けてしまったんですね(汗)
まぁ、この年頃の少女は、妙に性に関して嫌悪したり、潔癖な所がありますからねぇ。


この事件で結果、主人公は家を追い出されてしまう形になってしまったのです。

追い出されるってのは、かなりの処分だと思うのですが、それが何故監視という事に繋がるのか?
それからです、美羽が毎日の様に主人公の所に勝手に上がり込み、部屋にある、いわゆるHなアイテムを探しては処分をし始めたのです(汗)

これは、結構厳しいですねぇ、年頃の男子としては。
…私なら、この作品を含め、とんでもない量を処分される事でしょう(汗)

更に困った事にHなアイテムを処分され、抜き打ちでいつ来るか分からないため、主人公としては中々自慰をする事が出来なくなってしまいます。
そんな禁欲生活が既に1か月を過ぎ、そろそろ主人公のムラムラも限界に達しそうになっている状態なんですね。

そんな中、ある日主人公は美羽にいつもの様に口煩く注意される事に。
鬱憤と欲求不満が溜まった主人公は、ついに行動を起こす決意を固めます。

自慰をするためってのが、何とも情けない話ですが(汗)

しかし、この事がきっかけで主人公は偶然にも美羽の自慰を目撃してしまう事態に遭遇してしまいます。
ここから主人公と美羽は、ごく普通の兄妹のそれとはまた異なる関係に発展していく事になる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、美羽との行為が描かれています。

行為的には、自慰、手コキ、フェラ、パイズリ、素股、アナルセックスなどがあります。
他の要素では、バイブやロープなどの小道具を使う場面もあります。

話の展開で、美羽は結果として、主人公の性欲を発散させるみたいな流れになってしまいます。
彼女としては、自慰に対しての口止めとかこんな変態が世の中に迷惑をかけない様にとか、もっともらしい事を言っているのがニヤニヤものですね♪

美羽は、日頃Hな事に関しては嫌悪や潔癖な所がある訳ですが、それは興味への裏返しでもあるんですね。
彼女も年頃の少女、性に対して興味があるのは、もっともな事ですしね。

まぁ、美羽はそれを恥ずかしく思って隠し、よりそれを主人公への攻撃に転嫁している辺りが、しっかりしている様でもまだ成熟しきれていない危うさなどを感じさせますねぇ。
彼女自身も、色々内心で自分の感情を持て余しているのが分かりますね。


この様な美羽の心理描写や、行為中の心情がしっかりと描かれているのは、読み応えがあって良かったです。
主人公と美羽の描写がセットになっているので、また読んでいてキャラクターたちに感情移入もしやすく、より物語に入り込めますね。


時に普段の勝ち気さではなく、本来の彼女でもある儚さすら感じる様な態度を垣間見せたりするのは、主人公だけではなく読み手もグッとくるものがありましたね。
やはり、こういうギャップがあるのは良いですよねぇ♪

この様にHな事はしているものの、じっくり描かれている事もあり、本番行為に至るまでは中盤過ぎ辺りまでと結構時間がかかっています。
それまでも散々手コキやフェラなどで射精している訳ですから、そんなに気にはならないと思いますが。


ちょっとマニアックな要素では、ロープを使った緊縛要素がありますね。
まぁ、あくまでも少し後ろ手で縛ったりするなどの、そこまでエグイものではないですけども、胸の発育などは良いものの、やはりまだ華奢な美羽の身体をロープで縛るってのは、何か倒錯した雰囲気を感じさせますね。

大分時間が経過した後で、ようやく美羽も自身の感情に素直になって来る事で、これまでよりも甘さが出てくる事になります。
最初から何だかんだ好意があるのは、誰が見ても分かる訳ですけども、やはりはっきり彼女の口から「好き」などという言葉が出るのはグッと来ますね♪

ここからの美羽の開花っぷりは、見所でもありますね。
それまでもかなりHだと思いましたが、そんなの序の口でしたな(汗)

挿絵


挿絵は「有子瑶一」さんが手がけています。
美少女文庫ではお馴染みですね。

可愛らしくも、色気を感じさせる絵柄はやはり魅力的です♪
特に美羽の様な、微妙な少女と大人の入り混じった年頃の感じを上手く表現していると思うだけに、個人的にはハマっていると思いますね。

私最初に美羽を見た時、何で猫耳付けているの…?って思ってしまったんですが、髪の毛なんですね、これ(汗)
そう見えてしまうせいか、猫耳少女なイメージも(汗)

でも、そんな感じですよね、特に序盤の彼女って。
猫の様に気まぐれと言うか、コロコロ変化する感じが似ている様な気がありますし。


個人的には、ラストの挿絵が印象深かったですね。
あまり詳細を書く訳にもいきませんが、挿絵と一部文章が重なっているんですね。
勿論、それによって文章が見づらくなっている事はないですので、ご安心を。

この表現は、何かグッと来る感じがあって良かったですね。
文章と挿絵が一緒に目に入れる事で、より引き込まれますね♪
また良いシーンなだけに、印象深いものになっています。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、心情描写なども多く、読み応えのある作品でしたねぇ。

反面、物語、行為の進行などがじっくりと丁寧に描かれているので、少し焦れったさを感じる人もいるかもしれませんが、最近の作品は行為に至るのも結構早い傾向があるだけに、ある意味で新鮮に映りましたね。
展開が遅いってのは、別に悪い事ではないですからねぇ。

しかし、気になったのは、詳細は伏せますが、ある事実について。
この要素、正直必要だったのかなとは思いましたねぇ(汗)

まぁ、気になったのはそれくらいなので、妹ものが好みであれば、中々楽しめるとは思いますよ。


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