ぷちぱら文庫 百花繚乱エリクシル


9月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、真面目過ぎる性格が災いし、帝都から遠く離れた辺境の地へと左遷されてしまう所から物語は始まります。
そこでも主人公は、真面目に自身の仕事に励み、現地の人間の信頼を得ていく事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
マーガレット・デルフィニウム・ミルトス
アンドロメダ・ヘリオトロープ
カトレア・ムーンフラワー
バジル・マリーゴールド
ジャスミン・ヒヤシンス」がいます。

マーガレットは、主人公が派遣(左遷)された地方領主の娘です。
現在は、病身の父に代わり、当主代行を務めています。
明るく気高い精神の持ち主で民からの人気は高いです。

アンドロメダは、主人公の護衛として同行している剣士です。
主人公とは幼なじみの関係でもあり、相棒として古くから彼を支えています。
主人公をあだ名の「ジミー」呼ばわりしてきます(汗)

カトレアは、村で店を経営している女性です。
落ち着いた雰囲気と物腰から、多くの人から慕われています。
年齢不詳だったりと謎の多い所も。

バジルは、教会のシスターです。
舞台となるミルトス領内の教会を治めています。
シスターなのですが、かなり自分の感情に素直な所があり、腹黒な面があります。
しかし、根が善人なので結局空回りをしてしまう事に。

ジャスミンは、村長の孫娘です。
歌が大好きでよく歌っています。
天真爛漫な性格で物怖じせず、好奇心旺盛です。

皆、花の名前が入っているんですねぇ。
ジャスミンの名前なんてまんまですし(汗)

ストーリー展開


展開的には、主人公がミルトス領へ左遷されてしまい、そこで頑張る事で周りの人間から信頼を得ていく事になる流れですね。

何故主人公が左遷なんて事になってしまったのか?
それには、彼の仕事、役職が関係しているんですね。

「巡察使」というのが、彼の役職です。
これは領内の孤児から成績優秀者から選抜される栄誉な地位なんですね。
ですが、実際な所は形だけの立場となっている現状があります。

どうしても孤児出身という事で圧力には弱いんですね。
しかし、主人公はそれでも愚直な程に真面目に仕事をこなし、数年で皇帝の覚えもめでたいエリートにまでなるのです。

まぁ、そうなると余計に主人公を疎ましく感じる輩は出てくる訳ですね。
裏で不正を働いていたりする連中を暴こうとする訳ですから、当然の反応とも言えますが。

そんな中、主人公はとある大貴族の不正を暴いてしまったのです。
相当な影響力を持つ貴族だったために、主人公は辺境のミルトスへ左遷されてしまった訳ですね。


最初は腐る主人公でしたが、気を取り直した彼はミルトスの巡察を行う事になります。
しかし、領主代行のマーガレットなどと知り合い、このミルトスの置かれている現状が予想以上に酷い事を知るんですね。

まぁ、何せ代行のマーガレットは、領主として知っていなければならない事を全く知らなかったりとかなり雑だったんですよね(汗)
それでも彼女なりに一生懸命にやっているのは分かるものの、それだけでは解決にならないと考える主人公はマーガレットと度々衝突する事になります。
しかし、徐々にマーガレットも主人公を認め、ミルトスの人らと協力して、何とか盛り立てようとします。

この後の展開は詳細は省きますが、主人公たちは色々試行錯誤する事になりますね。
結果として、最終的にこの試みは成功に終わり、ミルトスの状況は大きく好転する事となります。


んじゃ、めでたしめでたし…って訳ではなく、ここからが本番なんですね。
ここまでの主人公の行動にすっかりヒロインたちは主人公に好意を抱いているんですね。
そのため、今度は女性陣が主人公の心を射止めようと行動を開始する事になるという流れになっていく訳です。

これでようやく恋愛色が出てくる事になりますねぇ♪
いやぁ、ここまで長かったですね(汗)
プロローグとエピローグを除くと、全6章なのですが、5章から恋愛色が出るので、かなり後ですね。

でも、それまでの展開自体は決してつまらなくはないですし、私も先が気になって一気に読み進めてしまっただけに物語に引き込まれる魅力を持っていますよ♪

Hシーン


Hシーンは、マーガレットとの行為が描かれています。

行為的には、フェラやパイズリなどがあります。
行為自体の種類はさほどないですけども、彼女の主人公への想いが伝わってくるので、そこまで気にならないかなと思います。

それよりも個人的に意外だったのは、行為の相手がマーガレットだけだった事ですね。
こんな主人公を皆で奪い合う様な流れだっただけに、皆Hな誘惑などをしてくるのかと思ってたんですけどね。
でも、そんな事は一切なく、マーガレットのみという事になってた訳です。

純愛系なのは分かっていますけども、初回の行為くらいは皆あるのかと思ったんですよね(汗)
そもそもHシーンだけではなく、マーガレットをメインとしたストーリー展開になったら、一気に他のヒロインの存在感がなくなってたので、完全にマーガレットだけに焦点をあてた構成になっていますね。

まぁ、あまりHシーン自体に過度の期待はしない方がいいかもしれませんね(汗)
甘く愛情を強く感じるのは間違いないんですが、エロとかの意味合いでは物足りなさは若干はあると思います。

挿絵


挿絵は、原作版の画像を使っているので、物語への没入感を妨げませんね。
原画担当の「瀬之本久史」さんの絵柄は印象的なので、すぐ分かりますね。

以前レビューした「愛しい対象の護り方」などでもお馴染みですね。

特に今作では、表紙絵のマーガレットの美しい透明感がとても印象深いですね。
表紙絵で欲しくさせる気持ちにさせるのはさすがですね♪

個人的には、SDキャラとかも好きなので、たまに出てくるSDキャラもお気に入りでしたね。
普段との等身のギャップがコミカルで愛らしく良い味を出していますね。

挿絵数:約30枚

総評


全体的には、キャラクターがイキイキとしていて、熱くも爽やかな展開が魅力的でしたね。

とにかく皆、嫌みがなくて良いキャラクターたちばっかりなんですよねぇ。
そんな彼らが時にぶつかったりしながらも、真っ直ぐ目的に向かって歩んでいく姿には、正直読んでて気恥ずかしく感じる事もあった訳ですが、そんな自分も先が気になってしまって、夢中で読んでしまいました。

Hシーンを犠牲にしている分、ストーリーはガッツリとしたボリュームで読み応えがあるんですが、個別の展開に入るのがもう少し早くても良かったのではないかなとは思いましたけどね。

今回はマーガレットがメインヒロインとした場合の展開を描いているのですが、勿論原作版では他のヒロインたちの話がある訳ですので、それが気になりますねぇ。
原作版を買えって事ですかね、そこはやはり(汗)

原作PC版
百花繚乱エリクシル
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