世界を救うのはハーレム部隊 (ぷちぱら文庫Creative 40) (ぷちぱら文庫 creative 40)
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愛内なの
パラダイム
パラダイム
7月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
今作品は「ぷちぱら文庫 Creative」なので、原作がない純粋なオリジナル作品となっています。
この世界では、「魔人」という存在に脅かされています。
そんな存在である魔人に対抗できる人材を育成する施設が国家によって運営されています。
その施設の名前は「滅魔学園エリシオン」。
その学園に主人公も在籍しており、チーム「ケルベロス」の一員として魔人と戦っています。
しかし、そんな中でもお構いなく主人公の事を好きなケルベロスの女性陣は、主人公にアプローチをかけてくる事になる展開です。
登場ヒロイン
登場するヒロインは…
「アイリスフィール・ルナ」(以下アイリ)
「アノン・バーランダー」(以下アノン)
「ユカ・サバシア」(ユカ)の3人です。
アイリは、主人公の所属するチーム「ケルベロス」のメンバーです。
学園でもトップの能力の持ち主として、活躍しています。
気が強い所があります。
魔人との戦いでは、接近戦を得意としています。
アノンも、主人公の所属するチーム「ケルベロス」のメンバーです。
こちらも勝ち気な所があり、存在を意識しているアイリとは度々衝突する事も。
魔人との戦いでは、遠距離攻撃でチームをサポートします。
ユカも、主人公の所属するチーム「ケルベロス」のメンバーです。
主人公の幼なじみでもあります。
他のふたりとは違い、おっとりした性格をしています。
魔人との戦いでは、回復や防御などのサポートをしています。
ストーリー展開
展開的には、主人公を含めたチーム「ケルベロス」が、魔人との戦いをするものの、好きな主人公の心を射止めたいと女性陣がアプローチを行ってくるという流れですね。
そもそも、この魔人という存在はかなり厄介な存在なんですね。
まず、銃などの武器が一切通用しないという点。
この時点で、殆どの攻撃の有効な手段が封じられてしまった訳ですからねぇ(汗)
しかし、そんな魔人にも有効な攻撃手段が存在しており、「神具」と呼ばれる物です。
神具とは、神気と呼ばれる生命エネルギーを具現化する事で、武器にできる物なんですね。
滅魔学園エリシオンの学生たちは、一定以上の神気を有し、それを具現化できる事で入学を許された、いわばエリートと呼ばれる存在な訳ですね。
なので、学生である主人公もそれをパスしてきているのですが、少し事情が異なります。
それは、主人公は入学試験をかつてない程の神気量などの結果を出してたにも関わらず、神具を扱う事はできなかったのです。
学園でもトップチームであるケルベロスに籍を置いているものの、その実、3人の女性陣を遠巻きからサポートするだけの存在だった訳です。
まぁ、それでもチームはトップクラスの強さを持っており、遠巻きからのサポートだけでも十分戦果をあげているんですけどね。
とは言え、やはりチーム内だけではなく、学園内で肩身が狭いと感じるのは仕方ない所ですよねぇ(汗)
もっともチーム内の女性陣からは、チクリとその事を言われてしまう事はあるものの、それなりに受け入れられている様ですけどね。
そんな中、魔人との戦いを終えたこの日は、何かいつもとは違っており…。
主人公はアイリと一緒に行動する事になるのですが、彼女の様子がいつもと違いました。
不思議がる主人公でしたが、何とアイリから突然告白をされるんですね(汗)
この告白には、主人公も満更ではないんですが、やはり立場の差を感じてしまうんですね。
自分とは違い、エースなアイリという事で、そんな彼女が自分を好きだなんて信じられない訳ですね。
そこで、彼女は自分の気持ちを証明するために、主人公にHな行為を行ってくるという強引な手段に(汗)
学園でも指折りの美少女であるアイリからの行為に舞い上がる主人公ですが、それを知った他のふたりは心中穏やかではいられません。
そう、他のアノン、ユカのふたりもまた主人公に好意を持っていたからなんですね。
そこから他のふたりも、主人公にアプローチを始め出し、次々とHな事になる訳ですね。
Hシーン
Hシーンは、全ヒロインとの行為が描かれています。
行為的には、パイズリ、フェラ、手コキ、尻コキ、素股などがあります。
後は、中出し要素がありますかね。
元々、全ヒロインが主人公に好意を持っているので、ひとりと関係を持てば、その後の面々と…となるのはお約束ですね。
全員と関係を持った後にストーリーが進んで、主人公との行為で神気がアップすると分かった事で、戦いのためにHをする様にもなります。
まぁ、こう聞くと義務的な感じに思えるかもしれませんが、元々好意を持っている相手なのですから、別にそんな感じはないですね。
むしろ、それを理由、建前にしている様な節すら感じる様な(汗)
この著者作品のヒロインなので、予想通り皆Hに対して貪欲な肉食系ヒロインですな(汗)
どちらかと言えば勝ち気な性格であるアイリ、アノンは、まぁ分かるんですが、おっとり系なユカもでしたな(汗)
まぁ、この著者さんの幼なじみは、大体ぶっ飛んでいるし、当然かも(汗)
そんな彼女たちなので、かなり積極的で大胆な姿を見せてくれますね。
戦いの後は神気を消耗する事で、性欲が刺激される所があるらしいので、そういうのも含まれての肉食っぷりなんでしょうかね。
…それがなくても、肉食ですが(汗)
個人的に、印象的なのはやはりコスチュームでしたね。
いわゆるバトルスーツ的なコスチュームを着用して、魔人と戦っている訳ですので、そういうコスチュームが好きな人には嬉しいのではないでしょうか。
実際、全裸での行為よりも、スーツを半脱ぎ程度の状態での行為が多いので、個人的には良かったですね♪
挿絵
挿絵は「能都くるみ」さんが手がけています。
「幼なじみと入れ替わった俺は好き放題する」も、同じ著者さんとの組み合わせでしたね。
やはり可愛らしいヒロインたちを魅力的に描いていますね♪
Hシーンでも書きましたが、やはりバトルスーツ姿のヒロインは、見所ですね。
何か最近、対魔忍といい、バトルスーツヒロインが重なっていますなぁ。
また皆、巨乳なので、スーツで身体のラインがくっきり出ているのが、何とも健康的な色気を感じさせてくれますね。
何であんなにいやらしく見えるんだろうなぁ…。
ちょっと残念だったのは、最初それぞれのヒロインとの1対1での初めての行為になるんですが、何故かユカとの行為だけは挿絵がなかった事ですね。
他の2人は挿絵があったんだけども、何でないんだろう(汗)
しかし、こんな可愛らしい娘たちが、あんなに良い意味で下品な姿を見せるとはイメージできませんなぁ(汗)
だからこそ、いやらしいんですけどね♪
挿絵数:10枚
総評
全体的には、ハーレムらしいハーレムだった訳ですが、ちょっと微妙な所も個人的には若干あったかな(汗)
バトル要素というか、設定ですかね、気になったのは。
当然ハーレム物ですから、そこまでバトル要素を気にしている訳ではないんですけども、正直物足りなかったかな(汗)
読んでて魔人の脅威もあまり感じなかったですし、強い魔人である最上位な魔人も出てくるんですけども、普通に言葉を話してきたのは個人的にはちょっと萎えるんですよね(汗)
そんな事もあってか、全体的にシリアスさはさほど感じずに比較的緩いんですね。
それはいいんですけども、それならばアイリは魔人に身内を殺されているみたいなシンドイ設定は必要なかったと思うなぁ。
全体のまったり気味な雰囲気とのギャップを感じるんですよね、何か。
なので、個人的にはどっちつかずの半端な感じの印象で、ストーリーは正直微妙に感じましたね(汗)
キャラクターは皆、可愛らしいだけに勿体ない気がするんですよね。
まぁ、イチャイチャするってだけで見れば、悪くはないんですけどね、あくまでも話はHに持って行くためのものですかね(汗)
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